記録ID: 74621
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
雁峠、燕山、古礼山、水晶山、雁坂峠 雁坂トンネル料金所駐車場起点周回コース {山梨県山梨市、埼玉県秩父市}
2010年05月04日(火) [日帰り]
コースタイム
雁坂トンネル料金所駐車場(雁坂峠登山口ゲート、35.861939,138.764732)09:15 -(自転車)- 09:22雁峠登山口(35.848868,138.760419)09:25 - 09:40林道終点ゲート(35.844778,138.765231)09:40 - 09:41作業所09:41 - 10:04作業納屋(35.846043, 138.781448)10:05 - 10:49林道から本格的な山道に移行する地点周辺(熊出没看板)10:49 - 11:25雁峠(35.865023, 138.811056)11:48 - 12:18燕山(35.86964, 138.805722)12:18 - 13:08古礼山(35.875428, 138.791972)13:15 - 13:59水晶山(35.882027, 138.793111)14:16 - 14:42雁坂峠(35.892818, 138.789554)14:55 - 16:21林道終点(橋、35.873401, 138.769722)16:21 - 16:50雁坂トンネル料金所駐車場(雁坂峠登山口ゲート)17:00 -(車)- 17:05雁峠登山口(自転車回収)
天候 | 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
電車の場合はJR塩山駅からバス・タクシーとなりますが、詳細は他に豊富に紹介されていますので割愛します。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況: 雁峠登山口から約1km舗装路を歩くと、先に進むのが躊躇される警告板付ゲートが現れるが、ここを越えないと雁峠には行けない。ほどなく作業場があり、道が分かれるが、左方向に進む。ここから先、雁峠まで枝分かれする林道が幾つかあるが、どれも一番しっかりした川沿いの道を進めばよい。迷うことはないと思うが、何箇所か林道が流失してどこを歩いたらいいのか判りづらい場所がある。だんだんと登りが急になるが、最後まで顎が出てしまうような急登はなかった。峠の1分位手前に水場があるが、尾根上には水場はないので、要給水。今回は撮影等に時間を喰ったが、次回また来る機会があれば、登山口から雁峠まで2時間を切ることを目標としたい。雁峠小屋は緊急避難のみの施設(ビールは売っていない)。 因みに周辺には15分も歩けば施設が充実した笠取小屋がある。雁峠から雁坂峠は迷うような道ではない。最初の燕山への登りは少々シンドイがあとは楽勝。楽しい縦走路である。巻道を行くか行かないかが唯一の判断を求められる箇所だが、雪の状況にもよるが巻き道は北側を巻くので、GWではまだ利用しない方が賢明。雁坂小屋には立ち寄らなかったので、小屋への分岐を分けてからほどなくして雁坂峠に到着。歴史もあり立派な峠であることは否定しないが、日本三大峠というタイトルには少々抵抗を感じた。それと不思議なのは、甲州と秩父を結ぶのならもっと標高が低い雁峠があるのに、なぜこちらが主峠となったのか。秩父側の険しさが違うのか。雁坂峠からの下りは場所によってはかなり傾斜がキツイ。本当に昔の旅人はこんな険しい道を荷物を背負って足袋とわらじで行き来していたのか。アンブリーバブル。ところが当日私の登山靴はソールが、ちょうど古礼山に登りついたころに不思議なことに左右ほぼ同じタイミングで剥がれだし、たまたま持参していたストラップバンドで仮固定したものの、雁坂峠を下る頃には完全に剥がれてしまい、図らずも不安定な足元で昔の旅人をイメージしながら歩くはめとなった。雁坂峠からの下りも迷う様な箇所はなく、何とか無事に料金所駐車場まで辿り着いた。後は車で自転車を回収してから、温泉都市甲府が誇るモール温泉の一つ、黄金温泉で汗を流して家路についた。同温泉はB級度炸裂で温泉マニアには有名。お湯は力感あふれるA級モール泉だ。 駐車について: ☆ この周回ルートは雁峠登山口、雁坂峠登山口(どちらも国道140号沿い)が若干離れているので、車利用の場合は自転車を持っていくと便利。登山口界隈で30分ほどセーブできますし、何より退屈な舗装路歩きをミニマイズすることができます。舗装路を約2km下るだけですから、特別な自転車は不要です。トランクに放り込める折りたたみ式、ママチャリ、キックスクーターやローラースケート、転がる物なら何でもOK(?)。 ☆ まずは雁坂トンネル料金所駐車場(=雁坂峠登山口)に向かいます。ここには山梨県道路公社運営の広い無料駐車場が国道を挟んだ両側にあります。秩父方向に向かって右側の駐車場の一番奥のエリアに駐車します。理由は雁坂峠登山口ゲートに近く、また奥まっているのでより安心して車を停められるからです。但しトイレ(キレイです)は左側駐車場にあります。大きな駐車場であり、かつ国道の往来があるので、両側の駐車場間は車で移動した方が安全です。尚、甲府側から来る場合、どちらの駐車場も料金所の手間となるのでトンネル料金を払う必要はありません。逆に秩父方面からだと、往復分をしっかり取られますが、実際に雁坂トンネルを往復利用するので止むを得ないでしょう。 ☆ 駐車が完了したら、自転車を出して雁峠登山口に向かいます。ただ間違っても国道140号線を進まないで下さい。国道は遠回りなだけでなく、特にトンネル内及び橋上の走行が危険です。ここからは国道を通らなくても雁峠登山口に行ける道(林道、但し全線舗装)があるのです。しかも一般車通行止なので自転車は安心して走れます。雁坂峠に向かうがごとく駐車場奥のゲートを越えると、すぐにT字路に出ます。雁峠入口へはここを右に進みます(雁坂峠へは左折する)。トンネルを乗り越えるため最初の数十メートルは登坂ですが、後は林道出口まで下り。途中いくつか枝道があるが、道なりに真直ぐ進めばOK。 駐車場から僅か5分程で林道出口(国道140号線)に着きます。雁峠登山口は更に国道140号線を350mだけ甲府方面に進んだ左側です(小さな橋を越えてスグ)。登山口周辺に駐輪してもいいですが、雁峠への道は登山口から更に1kmほど舗装林道歩きとなるので、登坂に自信があるのであれば1km先のゲートまで林道を自転車で進んでもいいと思います(ゲートまでだったら下山後、車で自転車の回収が可能)。如才なきことですが、一台に複数名乗車の場合は、同行者を雁峠登山口で先に降ろしてから車を駐車しに行き、ドライバーのみ自転車で雁峠登山口に戻ってくる段取りとなります。 ☆ 下山後は車で自転車を回収すればオペレーション完了です。 ☆ 車2台以上でのグループ山行でしたら、自転車ではなく車を両登山口に分散駐車するのがベスト。その場合、もう片方の車を駐車する場所は以下の2か所が考えられます。(A)上記の林道出口の地点にあるスペース。写真参照。ここは駐車場ではないが、役所設置の案内板などがあることなどから公道の一部(私有地ではない)であると思われ、駐車は問題ないと判断している(勿論駐禁ではないし、迷惑がかかる場所でもない)。どういう目的でこのスペースがあるのかは不明だが、恐らく林道建設時の資材置場だったのではと推測している。(B)雁峠登山口から更に林道を進み、ゲート直前の路肩スペースに駐車することも可能。林道は1車線ながら、大きめな待避スペースがあるので、ここに一台は停められます。尚、業者の車がゲートを越えて通行するので、間違ってもゲート前にデーンと駐車するようなマネはしないで下さい。怒ったオヤジが車をユニックで吊り上げてどこかに持って行っちゃうかもしれません。 何れにしても雁峠登山口のところには駐車スペースはありません。一番近いのは350m離れた(A)の地点です。 ☆ 逆行程(雁坂峠から雁峠へと時計回りする)でも同じようなことは出来ますが、雁坂峠登山口の方が雁峠登山口よりも標高が高いので、自転車の部分が登り坂となります。ただ、その分、歩く部分での登り標高差は減りますが。。。車2台だったら、標高差の面だけを考えれば雁坂峠先行の方が有利。 ☆ 自転車活用の場合、道の駅みとみには車を停めないこと。どちらの登山口からも距離があり、自転車を二台用意しない限り一度は長い道路歩きが生じるので、時間短縮効果が薄くなってします。 ☆ 2km程度の舗装路歩きを避けるために、わざわざチャリンコなんか持っていけるか、というのであればそれはそれでいいのですが、私の場合は以前道の駅から雁峠入口まで往復したことがあって、片道1km強ながら本当に長く、つまらなく感じたので、皆様には自転車の有効活用をお勧めしている次第。。。 チャリなしの場合は道の駅か料金所駐車場利用が現実的ですが、歩きの場合も雁坂峠登山口からの道のりは国道ではなく上記林道をお使い下さい(道標もそうなっている)。 |
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