紅葉の大菩薩嶺! そして料理! でも反省も多し…
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 596m
- 下り
- 599m
コースタイム
天候 | 快晴(ただし山頂は午後に時々曇り) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
バス「上日川峠」まで30分ほど |
コース状況/ 危険箇所等 |
雷岩から大菩薩峠への稜線はすこし足場が不安定(といっても心配するほどではない) 大菩薩峠周辺は人も多いのでコースは分かりやすいが、介川荘から熊沢山方向は急に人が少なくなるのでコースに注意 |
その他周辺情報 | 甲斐大和駅までの道中にやまと天目温泉があります(日本有数のアルカリ泉だとか…ぬるぬるな泉質) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ポール
|
---|---|
備考 | マッチ(自分は大丈夫だったが周りでバーナーに火がつかず困っている人がいた) 熊よけスプレー(熊には遭遇しなかったが秋山はあると安心できそう) |
感想
中々書く時間がとれず1週間あいてしまったが、先日登った大菩薩の記録。紅葉シーズンの始まりだったので景色は素晴らしいし、天気にも恵まれて歩いててとても楽しい山行になった。が、色々と反省点もあるので記録を残しておく。
都内から大菩薩峠へ行こうとすると、バスとの接続の関係でほぼ始発の電車に乗らないと先ず間に合わない。そんな訳で、眠い中新宿駅から始発の京王線で一路高尾、そこから甲斐大和駅へ…なんだけれども、さすが紅葉シーズン、都内の電車と遜色ないくらい混んでいる…。そして殆どが登山者。
甲斐大和駅から上日川峠へはバス。この時期は臨時増発がある。が、バスはすし詰め。行きは問題なく座席に座れたが…この煽りは帰りに受けることに。
上日川峠のロッヂ長兵衛できのこ汁を頂、体操をしていざ大菩薩の山へ。昨日までの雨で足元が若干ぬかるんでいたが、葉がまさに色づき始めている中あるけるのでそんなことも気にならない。時々どんぐりが頭にぶつかるのもご愛嬌と言った感じ。なお、福ちゃん荘までは舗装された道と登山道が並走するが、ぜひ登山道を歩いて欲しい。景色も感じる空気も全然違うと思うので。
福ちゃん荘からは分岐を唐松尾根方向へ。本当は大菩薩嶺から小金沢山へ一気に行こうと考えていたのでこのルート。まぁそうでなくてもぜひ唐松尾根を歩いて欲しい。振り返れば富士山、そして南アルプスの山々を臨むことができる。こんなに良い見晴らしに会えるとは思わなかった。天気も相まって、初冠雪の富士山が映える。
雷岩までの道中は少しずつ傾斜がついてくるが、特にこれといった難所もない。雷岩は多くの人が風景を楽しみながら食事や休憩をとっていた。日本百名山のひとつ、大菩薩嶺はここから徒歩10分。ついカメラマンを買って出ること3回。
雷岩から今度は大菩薩峠を目指す。ここの稜線は噂に聞いていたが、景色もさることながら歩いていて楽しい。横に富士山を眺めながら「正に山の稜線」といった道を歩く。
途中、賽の河原で昼食を取る。今回、山登りの前に鍋とバーナーを手に入れていたので、早速山での料理を試みる。今回は↓のレシピを参考にチーズリゾットを作った。
捨て汁なしあったか山ごはんチーズリゾット
http://cookpad.com/recipe/2849758
登る前にある程度下準備をしてあるので簡単にできた。山で作る料理は楽しさ倍増、旨さは3倍といったところ。またやってみたい。次回はシチューとか。
が、料理を楽しんだり休憩でのんびりしすぎたせいで、時間が想定以上に過ぎてしまった。その上道中をゆっくりしすぎたせいで、全体行程も遅れてしまった。行程の立て方と、料理を行う場合の山登りというものについては、今回甘く捉えすぎていたと思う。今後反省を活かして、無理なく楽しく山登りや山料理をできるようにしたい。
結局行程や、天気、体力を考えて熊沢山を超えたあたりで下山。
下山中、何か草むらにいると気がつく。一応熊よけ代わりに小さい鈴をもってきているが、野生動物と遭遇した場合の知識が全く無く「もし熊だったらどうしよう」と不安に苛まれる。そして周りに誰も居ないことに気が付き、一人登山の怖さに怯える。疲れもあって異常にビクビクしていた。
結局何かいる気配の正体は鹿でした。某ローカル番組のジャングル企画ばりにパニクっていて結果が鹿だったので、安心したとともになんかよくわからない気分になった。
行程もそうだが、今までは人の多い山ばかりに行っていた。一人での山登りの場合、野生動物に合いやすくなるし何かあっても自分でしっかりと責任を取る必要がある。そしてそれに対応する知識をつけておく必要がある。今回、野生動物との遭遇回避努力が不足していたのと、遭遇時の知識がなかったのは本当に深く反省。周りに山登りを趣味にしている知り合いがほぼ皆無…という哀しい状況なので山行が一人なのは仕方がないが、今後対策を打つとともに知識を付ける必要がありそうだ。結局のところ誰かと登るのが一番なんだがどこかにあてがないものか…。コミュ障という問題も(ry
で、ヘトヘトになって帰りのバスに乗るとこれまた満席…バスの最前列床に座るという貴重な経験をして山行を終えるのでした。
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