武利岳 武利川 中ノ沢
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 1,042m
- 下り
- 1,060m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨 ときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下山後は留辺蘂方面に少し走ると「つるつる温泉」(塩別)がございます。 湯船は立派!!露天風呂もあって温まりますよ。 |
写真
感想
本当は大雪山での沢巡りを予定したのだが、雨天のため断念。
山行承認も受けられたので北大雪に転向しての記録だがやはり雨は雨。
二日間の沢巡りを1日に縮小した8月11日の山行の記録。(本当は中ノ川〜武利岳〜ムルイ沢〜ニセイチャロマップ〜武利岳〜夏尾根の予定だった)
悪天候を告げる天気予報ではあったが、朝三時の音更での待ち合わせでは意外とお天気は良く、入渓までは稜線もはっきりと見えて「意外と行けるんじゃない?」と期待も高まる。
しかし、中ノ川下部は倒木流木の嵐で、自然相手に大変申し訳ない言い方だが汚い渓相が続く。
流木に足を取られたり乗り越えたりするのに手を焼くのか自分でも分からないのだが非常に体が重い。体力のなさをヒシヒシと感じつつ遡行する。
F1はロープを出してみたが、結構手がかりがあって問題なくパス。
1120二股からやっと流木の大群も姿を消して美しい渓相が見えてくる。
小さな小滝を何カ所か超えると次には三段の滝が待っていた。
三段の滝の一番上の滝は左を高巻いて降りたのだが、滝の上部は一枚のぬるぬるとした一枚岩で細かく探せばクラックだのポケットとか足手がかりあるのだが、おっかないのでハーケンで支点を作ってロープで確保。
やり過ごして二股を右に進路をとる。その後はコンパスで頂上を目指して進路をとり続ける。
1500メートル付近で水がほとんど涸れてしまう。
途中で降り出した雨はここら辺で本降りに近くなる。
あとは濡れた草に足を取られながら300メートルを登るのだが、ずるずると滑る足下に体力消耗。
やっとの思いで武利岳への北の稜線にある山道に着いたときにはぼろぼろ。
沢靴のフリクションを効かせようと足を斜面にフラットに置くのではなく、親指をねじ込むようにすると良いことを教えてもらって気がつく。が、既に体力はぼろぼろ。
ガスで視界のない稜線をへろへろと頂上に着き、とても寒そうな同行者の様子もあってとっとと下る。
途中、鎖を垂らすのに張ってある針金に曇っためがねで気がつかず、足を取られて顔面を強打。
私しめのクールな顔が非常に不細工になってしまった。ヘルメットを被っていて良かった。
大雪方面がガスにかすみながらもわずかの時間ちょっとだけ見えて満足。
1100メートル付近の山道が折れ曲がる前から下の沢型を目指して下降し始める。北大雪特有のイラクサの大集落にちょっとだけいらいら。
車をおいた土場の下で中ノ川に出会って無事に下山。
今年二回目の沢登りで沢以外で痛い思いもしたが、まあ、楽しかったかな?
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