多度山(リハビリ登山89)イヌナシ自生地+瀬音の森・仮称第一ベンチ


- GPS
- 02:20
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 179m
- 下り
- 179m
コースタイム
- 山行
- 1:10
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 2:19
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回はイヌナシの実の撮り比べです。(私の iPhone は相変わらずイヌナシの実にピントがうまく合わないため、上層の枝を逆光で撮影した写真を比較します)
前回の名駅高層ビル群は、スマホ、コンデジともに性能の限界を超えていたため、結果的に五十歩百歩だったわけですが、今回は写りの違い(というよりコンセプトの違い?)が顕著に現れました。
まずは、それぞれの撮って出し画像です。
●比較(S-1)(iPhone SE3)撮って出し
●比較(C-1)(RICOH GX100)撮って出し
こうして並べて見ると、青空の色が著しく違うことが一目瞭然です。
iPhone が創り出す(「写し出す」ではない点に注意)素晴らしい青空に比べ、コンデジの青空はずいぶん見劣りします。誰もが「 iPhone の方がきれい」と言うでしょうから、iPhone の圧勝?
続いて、それぞれの写真を部分的にトリミングして、同じ画角で強拡大してみます。
●比較(S-2)(iPhone SE3)部分トリミング
●比較(C-2)(RICOH GX100)部分トリミング+レベル調整
iPhone はかなり強い画像処理をしていることが分かります。明らかにシャープネス過剰ですし、青空は塗ったような色で、昨今流行のレタッチソフトのような処理をスマホ内部で行っていると推定されます。(スマホの小さな画面で見映えを良くするための処理でしょうから、拡大してアラ探しするほうが間違っていると言えなくもないですが…)
コンデジの場合、画像の明暗レベルを適切に調整すると空の色が締まります。夕方の斜光線の時間帯なので、じつはこちらのほうがニュートラルな発色(のはず)です。
ついでながら「冬山の抜けるような青空」の写真を探していたところ、2016年の元旦に上高地で撮影した、買って間もないころの iPhone 6s と、コンデジとで撮り比べた写真が出てきました。
●参考(S-3)(iPhone 6s)撮って出し
●参考(C-3)(RICOH GX100)撮って出し+トリミング+レベル調整
古い iPhone 6s でもすでに素晴らしい青空ですが、やはり塗ったようなイメージです。画像エンジンはそんなに変わってないのかな? 夕方のイヌナシ自生地も、真冬の上高地も、どちらも(良く似た)素晴らしい青空…^^;
それに対し、コンデジのほうは、ちゃんと「抜けるような青空」を写し出していると(私は)思います。
思い返せば、iPhone 6s を買った当初、この2枚を見比べて「スマホの写真はやっぱり話にならない」ということで、遠出する際はいままで通りコンデジを持ち歩いていました。それが、コロナ禍や入院生活を経て、リハビリ公園散歩の道すがら、目についたものをスマホで撮っているうちに、いつのまにかコンデジの出番は皆無になっていました。
多度山に通うようになって、遠景のアップ(とか、クモの巣とか…)の写りがどうにも気に入らなくて、たまにコンデジを持っていくようになったわけですが、やはりスマホのカメラのほうが圧倒的に手軽で便利なので、結局はスマホ中心になってしまいます。
メーカー側も、画像エンジンのレタッチ性能を練り上げ、さらに iPhone 13〜16などではレンズを3つも搭載して画角の狭さをカバーするなど、これまでの常識を覆す方法で高画質化に努めているようです。ここまでやるのは、それだけ十分な需要が見込めるからでしょうし、本気でコンデジ市場を乗っ取るつもりなのだろうと思います。(私は iPhone 13〜16はまったく使ったことがないので、憶測や妄想が含まれています)
古くさいカメラ趣味人の私としては、「だからと言って、写真をベースにした塗り絵でいいの?」と思うのですが、現在の主流は「どうせレタッチソフトで映える写真にするんだし、別にそれで構わないじゃん」といったところかと思います。
マニアックな写真の話はこれ以上は控えますが、結局のところ、やっぱり一眼レフを出すしかないか…ということになりそうです。
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