妙円寺詣り 薩摩街道を往く
- GPS
- 04:53
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 282m
- 下り
- 207m
コースタイム
- 山行
- 4:14
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 4:54
天候 | 快晴(暑すぎるくらい) |
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過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
集院駅からは電車とバスを乗り継ぎました、 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前半に水上坂がありますが、後はほとんどフラットです。 中間点当りに『チェスト館』があって、昼食をとるのにに便利です。 |
その他周辺情報 | 電車で帰りだったので温泉行けず。 近くには『花水木』などの温泉があるんですよ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
GPS
携帯
タオル
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感想
島津氏十七代当主 島津義弘は、1600年、関ヶ原の合戦で西軍に味方し、徳川家康の率いる東軍と戦ったが、勇戦奮闘も空しく敗れ、戦陣を退くに当たって、敵に背中を見せてはならじと、勇敢にも敵陣の中央突破を決行し、郷国薩摩に生還した。
鹿児島城下の武士達は、義弘の仁徳を慕い、関ヶ原の戦いでの苦難を偲び、いつからともなく関ヶ原決戦の前夜の旧歴九月十四日、鹿児島・伊集院間を歩いて、義弘公の菩提寺(妙円寺)に参詣したという。
徳重神社は、明治2年に廃仏毀釈で廃寺となった妙円寺の跡地に明治4年に建てられた神社である。
なお、現在、妙円寺はこの徳重神社の西側 約150mのところに復興されている。
妙円寺詣りには昨年に引き続き3度目である。
照国神社でお詣りを済ませると早速出発。国道3号を西へ向かう。片道約20Kmの始まりである。
約3キロほど進むと、早くもこのルート最大の山場がやってくる。水上坂(ミッカン坂)である、歩行距離2Kmの間に100mくらい高度を上げるのであるが、これが結構キツイ。汗が噴き出るのである。ここを過ぎると、後は楽勝。ただただ平らかな道を約15km歩くことになる。
沿道の方々が、給水のボランティアの対応をして下さる。有り難い。乾いた体に水を注ぎこむ。そして力が甦る。ちぇすと〜ぉ!!
出発から約12Km「チェスト館」に差し掛かる。予定ではここで昼食である。だが、まだ10時。早い、いや、早すぎる。思案の末、やはりここでちょっとお腹を満たすこととした。食事処は「チェスト館」の中、メニューは『そば』。ただのそばではない。手打ちヤマカケそばである。実にうまい。ヤマカケが自然薯である。これが特に良い。
赤そばの花を見て、2Km位くらいむと、歩道脇に『旧薩摩海道入口』(昔の妙円寺詣りの面影が残っています)の看板。これは先日、地元新聞で紹介があった。「旧薩摩街道出水筋」約2km、大半は未舗装で、幅2m程度。途中に茶屋跡地がある。県道より1km近く近道になる。篤姫も西郷隆盛も通ったはずの道とのこと、これは通らねば……。決して近道になるからではないですからね。昔をしのんで、昔をしのぶんですからね。
旧街道から県道に合流すると、残りはもう4Kmを切る。
伊集院の街中では給水ボランティアがなんと4か所も。お漬物おいしくいただきました。
出発から約5時間、やっと徳重神社に着きました。
そして、九州四十九院薬師巡礼 第26番 法智山 妙円寺。ここにもちゃんとお詣りしましたよ。
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