袴腰山と立木山



- GPS
- 05:00
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 480m
- 下り
- 519m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
久し振りに地元の袴腰から立木さんを歩いて来た。もう何年ぶりになるだろうか?何時も外に出るとみえる山並みだが、中々足が向かないのだ。
今回はグループのハイクなのでやっと足を向ける時が来た。何時もは立木さんから袴腰であるが、今回は袴腰からにするので、南郷中学バス停から歩くことにした。そこでバス停と変電所との位置関係をよく知らないので、近場にも拘らず数日前にバス停からの道を探索した結果、公園を通って階段を下りれば変電所入口は直ぐであることが判った。
当日は9名の仲間とワイワイ言いながら変電所脇から山道に入ると、すぐに送電線鉄塔だ。さもありなん、変電所なのだから送電線が彼方此方から集まって、また出て行く所であるのだ。鉄塔の周辺は何処も彼処も木々は綺麗に刈はらわれて、景色がいいのも最高だ。でも、今日はあいにくの天候で、何時雨が降ってもおかしくない様子なのが気にかかるところだ。鉄塔からの景色は変電所を隔てて、大平山の山頂は雲がかかりかけていて、琵琶湖は見えない上に周囲の目立つ工場の煙突なども見えないままだ。
11月にしては気温が高く暑いくらいだが、緩い傾斜の長く続く尾根歩きは何とも快適だ。長い山頂の一角に上がると平坦な深い樹林の中を細い踏み跡たよりの木々の道は、蜘蛛の巣が多く閉口する。それでも難なく袴腰山頂に到着した。周囲を多くに木々で覆われていて、何も見えないのはやはり残念だ。ゆっくり休憩をしようと思えなくて、直ぐに出発だ。
尾根の南方向が少しでも見えるとみんなが景色にワイワイだ。だがどこかしこかを明確にできない景色にやや不満も。そんなことをしながら、アップダウンをしていると、341mPに到着した。此処からは北方向の瀬田川の流れが見えるので、ランチとしてゆっくりと休憩だ。湿度がやや高いからなのか、琵琶湖が見えないのが残念であるが、京滋バイパスの高架も見えて、石山界隈の光景に納得しながらだ。
休憩後はほぼ同様な尾根を進んでいると、どうも変だな?と思ってGPSを確認すると、すぐ右上に立木山がある。これはトラバース道に迷い込んだようだ。右の急傾斜を登ると立木山頂の三角点があった。そこから立木観音は林道風の道に出て、そのまま進むと鐘楼や本堂裏に出た。平日の立木観音は静かであったが、庭の石などのメンテナンスに若い衆が張り切っていた。
庭の真ん中には弘法大師が鹿に乗っている銅像があったが、これはこの立木さんの謂れでもあるし、すぐ下の鹿跳(ししとび)橋の謂れでもある、象徴なのだ。お茶所での休憩などして、帰りの時間調整をしてから南郷温泉へのバス停へ北参道を歩いた。途中の展望台からは太神山群を大きく切りとっって、新名神の道路工事が進んでいる。痛々しい程に削られている山並みを見ると何故か辛ささえ感じてしまう。
そんなことを見ながら、バス停に到着するとバスは間もなく来て、石山駅は直ぐであった。何も反省することはないということを反省しようと大人数で居酒屋になだれこんだ。
”鐘華ハイク 9名”
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