水郡線で行く茨城のジャンダルム生瀬富士と上から見る袋田の滝、月居山



- GPS
- 05:05
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 734m
- 下り
- 735m
コースタイム
天候 | 晴ときどき曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新宿06:34(JR山手線) 日暮里06:55/07:06発(JR常磐線) 水戸09:01/09:23発(JR水郡線) 袋田10:33 復路: 袋田15:57(JR水郡線) 水戸17:14 (水戸駅で夕食) 水戸駅北口19:10(JRバス関東「みと号」)※SUICA利用可 東京駅日本橋口21:00(定刻は21:24) |
写真
感想
先週に引き続き「JRE BANKの優待券を使い切る企画」第2弾は、茨城のジャンダルムこと生瀬富士と有名な袋田の滝を上から見ることができる月居山に行くことにした。
月居山は以前NHKの吉田類の「にっぽん百低山」(NHK総合に戻してほしい。)で見たことがあり、その存在を知っていた。
月居山を調べると途中に袋田の滝を上から見ることができるスポットがあり、さらに茨城のジャンダルムと呼ばれる生瀬富士があることを知った。
袋田の滝周辺はちょうど紅葉シーズンらしいので、このタイミング行ってみることにしたのだ。
一緒に行く先週岩櫃山に一緒に登った友人は今回は豆柴ちゃんはホテルに預け、行きは特急ひたちで水戸駅まで行くとのこと。
満席で取れなかったと聞いていたが前日に空きが出て取れたとの連絡があったので、えきねっとで見てみたが、10両編成の内空きが通路側2席しかない。
紅葉シーズンの常磐線方面はかなり人気があるようだ。
特急料金を払って窓側に座れないのは嫌だし、水戸駅で水郡線に乗換える時間が4分しかないので結局普通列車で行くことにした。
日暮里駅で常磐線に乗ったが、土浦駅までは15両編成、その後は切り離され10両編成だったが、充分に座れるほど余裕があった。
ボックス席の窓側に座れたので、少し朝は早かったが特急ひたちの通路側にしなくて良かったなと思う。
石岡駅手前の高浜駅からは水田の向こうに筑波山がスマートに聳えているのが良く見えた。
水戸駅で乗換え時間が20分ほどあったが、トイレに並んでいたら水郡線に乗るのがぎりぎりになってしまった。
水郡線は4両編成だったがほぼ座席がないくらい大混雑でびっくり。
特急ひたちで到着した人たちはほぼ座れなかったようだ。
この点からしても普通列車で来て良かったかなと思った。
この時季の袋田の滝は大人気のようで、普段は無人駅らしい袋田駅にも2人駅員さんが配置されていた。
列車から降りた人でいったん改札は大混雑となったが、ほとんどの人がSUICA非対応と知っていて切符を持っていたようで、混雑はあっという間に解消された。
友人はSUICAで乗ってきてしまったらしいが、その精算もスムーズだったようだ。
ほとんどの人が駅前で待機していた袋田の滝行きのバスに乗り込んでいったので、駅前もあっという間に人がいなくなった。
駅から歩いていく人はほぼ全員生瀬富士へ向かうようだ。
今日は冬型の気圧配置とのことだったが、そんなに風も強くなく、気持ちの良い晴天で、袋田の滝の下流になる滝川沿いも紅葉が青空に映えていた。
生瀬富士も先週の岩櫃山同様礫岩の山だが、こちらは海底火山由来のものになるらしい。
山頂に近づくと思っていた以上に傾斜がきつく、トラロープがぶら下がっている。
トラロープは岩にこすれて部分的に細くなっているところもあったので、基本は岩に直接三点確保で登った方がいいなと思った。
到着した山頂は狭く、ところどころ岩場になっていたのでこれがジャンダルムかな、写真の撮り様によってはこれでジャンダルムに見えるかも、と思っていたのだが、さらに奥が「茨城のジャンダルム」だった。
思っていた以上にちゃんとジャンダルムで高度感もあり展望も良く気分が良い。
低山でもこんな面白い山がたくさんあるものだ。
少し風も出てきて、那須岳には雪雲がかかり雪が降っているようだった。
ただ、陽射しがあるのでそんなに寒くなく少しゆっくり昼食を摂った。
生瀬富士から一度かなり高度を下げ登り返したところが立神山。
振り返ると生瀬富士のジャンダルムのところがよく見えている。
そして立神山から下って行った地図で「かずま」とある辺りの紅葉がちょうど見頃で、こんなに紅い紅葉は久しぶりだなと思うほど見事だった。
そしてちょっと登り返したところが袋田の滝を上から見ることのできる「滝のぞき」だった。
すごい崖になっているのだが、うまい具合に木が生えているのでそれに身体を預けるとかなり覗き込むことができる。
何段にもなっている袋田の滝が一望でき、滝を見るための橋や滝を見る舞台までよく見える。
袋田の滝は有料らしいが、無料で上から一望できて得した気分だ。
袋田の滝周辺の山肌も紅葉していて、これは混むわけだなと思う。
生瀬滝上流部になるところで渡渉箇所があった。
ローカットで来てしまったが水量がそんなでもなかったので何とか濡れずに済んだ。
月居山は月居城があったようで、途中観音堂もあるが、展望の良い山ではなかった。
「にっぽん百低山」では月居山しか紹介していなかったが、生瀬富士もセットで歩いて良かったなと思う。
低山ながらあの稜線歩き的な解放感も楽しめたし、袋田の滝も上から眺めることができた。
水郡線は1時間に1本しかないが、15:57発に乗れそうだったので、速足で袋田駅に戻った。
途中路線バスに追い越されたので、調べていればバスで戻れたかもしれないが、友人は駅から駅までループ状に歩けたと大満足。
時間的にもう空いているかと思っていたが、水郡線はまた大混雑だった。
「クラブツーリズム」のバッチを付けている人たちもいたが、ツアーなのにバスに乗らないのは、水郡線に乗るというのも売りになっているツアーだったのだろうか。
水戸駅で降りるのは初めて。
せっかくなので駅前の水戸黄門像などを見て、友人が調べておいてくれた水戸名物のお店を数軒見に水戸東照宮辺りまで歩いたが、結局広くてきれいな座席で食べたいという自分の意向をくんでくれ、駅ビルのとんかつ和幸で夕食を摂った。
帰りも常磐線で帰るつもりだったが、乗換え検索で東京駅までの高速バス「みと号」(JRバス関東)があることを発見。
普通列車とほぼ同じ値段で渋滞がなければ時間も同じくらいだ。
常磐線だと土浦乗換えしかない時間帯だったのでこの「みと号」に乗ってみることにした。
チケットはどうするのかと思ったが、路線バスと同じように乗車する時にSUICAで払うだけで便利だ。
Wi-Fiや電源もあり、特急の座席と同じ感覚で普通列車とほぼ同じ値段なのだから、渋滞がなければこちらの方がいいかもしれない。
時間帯もあっただろうが、常磐道の渋滞もなく東京駅に定刻よりも20分も早く着いた。
茨城方面の山は今までなかなか足が延びなかったが、奥久慈男体山や八溝山、高鈴山など気になる山が数箇所あるので、帰りにこの高速バスを使うのはありだなと思った。
コメント
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ちょうど紅葉見頃だったようで、良い時期に行って来られましたね🎵
私が行った頃よりも格段に綺麗で!
紅葉も驚きましたが、袋田駅の人の多さにも驚きました💦
いい時期だと人が多いのがちょっと痛いところでもあったりしますよね…💦
また、茨城に行くのは結構大変で…距離の割には時間がかかるので…💦
私の場合は行くのに大変な思いをしたので、忘れた頃にまた行ければなと思います(笑)
茨城は確かに距離の割には時間がかかる気がしますねー。
今まで筑波山しか行ったことがなかったので、八溝山辺りも行ってみたいなと思っています。
茨城方面は高速バスが意外と便利そうですね。
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