常念岳(一ノ沢ルート)


- GPS
- 28:00
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,554m
- 下り
- 1,552m
コースタイム
大滝ベンチ9:20-10:00烏帽子沢-10:55笠原沢(早い昼食)11:40-胸突八丁-
13:00最後の水場13:10-13:15第1ベンチ13:20-13:30第2(?)ベンチ-13:50常念乗越
2日目 4:30常念小屋-5:55常念岳頂上6:25-常念小屋7:25(朝食)8:30常念小屋
-9:00最後の水場9:05-10:00笠原沢10:10-10:40烏帽子沢-11:00大滝ベンチ-
12:10一ノ沢登山口13:00-13:30タクシー会社
天候 | 8月21日晴れのち曇り上部はガス 8月22日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
片道5300円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特に無し。登山ポストは登山相談所(?)で半強制的に書かされます。 |
写真
感想
やっととれた夏休み。
最初は無謀にも槍ヶ岳に登りたいと思っていましたが同行者の反対もあり
ここはひとつあせらず徐々にステップアップすることを考えて、その槍ヶ岳
の眺望がすばらしいと聞く常念岳に登ることにしました。
本当は蝶ヶ岳にも足を伸ばし、縦走してみたかったのですが日程が1泊の工程
しかとれなかった為、自分たちの体力・技量では無理と判断し、一ノ沢登山口
を往復することにしました。
ネットで調べると一ノ沢登山口の駐車場はあまり広くなく、ピーク時には道路
に路上駐車の列が長く続くという話があった為、麓のタクシー会社に車を預け
てそこからタクシーで登山口まで送ってもらいました。タクシー代はかかりま
したが車上荒らしの心配もいらないので、安心して登山を楽しむことができま
した。
登山口では管理人の方(?)が登山届の提出を呼びかけています。
私たちも初めて(!)登山届を書きました。登山口のトイレも立派です。
そこで身支度を整え、山奥から引いている水場で水を汲み出発です。
最初は勾配もなだらかで、緑の森の中をてくてく歩いていきます。
鳥のさえずりと沢音を聞きながら気分よく歩けます。
そうこうするうちに最初のチェックポイントにしていた王滝ベンチに到着。
この登山コースは以降のチェックポイントでも最後の水場まで至る所で沢の水
が汲めて、汗かきの私には大変助かりました。
烏帽子沢以降は徐々に勾配がきつくなり、階段も登場します。
私たちはいつものことながら、沢山の人に抜かれますがマイペースで焦らず
着実に歩を進め、途中では笠原沢で昼食をとりました。
笠原を出発するころには日がかげりだし、ガスが出てきました。
行く手には黒っぽい雲もあり、雨が降らなければいいなぁと思いながら歩き
ましたが、視界が極端に悪くなることもなく、また雨にも降られずに済みました。
やっとのことで常念乗越に到着。
しかしながら槍&穂高はガスの中でした。 ガッカリ。 明日に期待です。
山小屋についてですが・・・。
お盆休みを外したので混んでないだろうな〜。(いやそうであって欲しい)
そんな思いは無残にも打ち砕かれ「本日は非常に込み合っていますので1畳に2人
でお願いします」とのこと。(ひぇ〜)
案内された部屋は普段は談話室に使用されているであろう部屋(写真がいっぱい
貼ってありました)で、そこに30人近くが雑魚寝状態でした。
まぁしょうがないかぁ〜。1泊の辛抱だ。と思っている私をよそに同行者は
我慢できない様子。 その同行者をなんとかなだめながら眠りについたのでした。
(正確には目を閉じたという表現が適切かも・・・。)
2日目
3時頃に目が覚め外に出てみると満天の星空。そして輝く月。これは期待出来そう
す。4時に同行者を起こし4:30に小屋を出発。その日にまた一ノ沢に戻る予定
だったので、必要最低限の装備のみのほぼ空身で山頂へ向かいました。
すぐに明るくなりだし、あっという間に日の出です。頂上に向かう途中の斜面
でご来光を仰ぎました。日の出る空と空の境目がとてもきれいでした。
そしてどうにかこうにか山頂へ到着。そこにはまさに360度の大展望が待っていて
くれました。(苦労して登った甲斐があった〜)
驚いたのは、はる彼方に富士山が見えたことと、向かいの槍穂高の山小屋が確認で
きたこと。富士山はシルエットだけですが超感激でした。
山頂で他の登山者の方々と写真を撮りあい、心行くまで大展望を堪能したあと
名残惜しくも小屋へ戻りました。
その後、小屋で朝食を頂いた後、下山の途へ。下山後のタクシーの予約は小屋で
もしてくれるようですが、有料のようでしたので自分の携帯から直接電話しまし
た。(ドコモでしたら普通に通じます)
足の遅い私達なので、その分遅めに予約したのですが、なんとほぼコースタイム
通りに一ノ沢登山口に到着! 時間があったのでそこで昼食をとり、頼んでおいた
タクシーで麓へ戻りました。
山小屋の大混雑には閉口しましたが、大パノラマを十分に満喫でき、忘れられない
山行となりました。
いつの日か大パノラマで見たその場所に行ってみたいと思います。
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