既に冬支度・・・「磐梯山&西吾妻山」
コースタイム
パノラマゴンドラ山頂駅10:37→12:10西大巓→12:55西吾妻山→13:13天狗岩→13:31西吾妻小屋→14:10西大巓14:25→15:27山頂駅
【11月2日】磐梯山
八方台登山口7:11→8:36お花畑分岐→9:19山頂9:25→9:46弘法清水・阿部小屋10:30→11:28登山口
天候 | 11月1日:晴れ 11月2日:雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
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コース状況/ 危険箇所等 |
・2日は雨だったが、気温も低く、磐梯山の弘法清水より上では、31日に降った雪が凍っていた。これからはアイゼン必携。 |
その他周辺情報 | ◆裏磐梯ハッピートラベルチケット利用で、裏磐梯の民宿に宿泊 ・10月15日、10:00 発売スタート、コンビニの端末で。 ・2500円で5000円の宿泊券として使える(一人1泊1枚) ・3月22日まで有効 ・宿泊予約時に、このチケットを使えるかどうか確認の事 ◆野口英世記念館:HP参照 |
写真
感想
・今秋、3回目の東北の山。
・磐梯山も吾妻山も登ったことがあるけれど、単独で、のんびりと再登してみたくなった。両山共に3人の息子たちが幼い頃に登ったので、その世話で、景色など、あまり記憶に残ってない。40年ぶりの再訪だ。
・天気予報では、1日は晴れだが、2日は雨と強風。
・そこで、短時間で登れるコースのある磐梯山を2日に回し、1日は、西吾妻山に登ることにした。
・公共交通機関では、各登山口までの足が不便なので、猪苗代駅からレンタカー利用。周回コースかピストンにならざるを得ないが、仕方がない。せめて、40年前とは違うルートから。
・31日は、この冬一番の冷え込みでまとまった降雪があったとの事。ゴンドラを山頂駅で降り、スキー場を抜け出る頃から登山道に雪。
・枯れ木は雪の鞘をまとい、杭には立派なエビノシッポ、常緑樹は既に樹氷を形成しつつある。東北の山々は一気に冬支度に入ったようだ。
・蒼穹に白い雪と岩の茶・・・、体の中の塵芥が浄化されていくような清冽な美しさ。
・その先の景色は、その向こうの広がりは・・・と期待して歩いている内に、とうとうノンストップで天狗岩まで来てしまった。振り返ると、西吾妻山がどっしりとおおらかに横たわっていた。
・今日は、檜原湖北端の早稲沢の民宿泊。客は私一人。源泉かけ流しの温泉に入り、おかみさん手作りの夕食を頂ながら、原発の事、おかしな方向にそれだした政治の事など、遅くまで話し込んでしまった。
・2日は朝から雨。4時間弱で往復できる八方台登山口から磐梯山へ。
・弘法清水から山頂までは、積もった雪が凍り、その上を雨水が流れ落ちるので、つるつるに滑る。下山時は持参したチェーンスパイクを装着。
・弘法清水の岡部小屋で、なめこ汁を頂ながら、30分ほど雨宿りした。
・八方台登山口の東屋で、先に下山していたパーティーと話し込む。男性の方は倉岡裕之さんといって、三浦雄一郎さんのエベレスト登山や、西田敏行主演の植村直巳物語の撮影をサポートしたというプロガイド! なんとエベレストを始め、世界の高峰をガイドするという! あ〜あ、もっと若い時に出会いたかったな!
・レンタカーは16時30分までに返せばよいので、野口英世記念館に立ち寄った。左手の大火傷という不幸をバネに、不退転の決意で医学研究の道を進んだ天才の足跡を、極め付きの凡才が辿るような見学だったけれど、
心打たれるものがあった。
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