旧中山道 横川〜碓氷峠〜軽井沢

2015年10月31日(土) [日帰り]

• GPS: 07:33
• 距離: 21.7km
• 登り: 1,065m
• 下り: 493m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:17
• 休憩: 0:17
• 合計: 7:34

8:10 スタート地点
10:15 10:16 旧中山道口
11:17 11:17 峠の小屋(東屋)
12:19 12:19 山中茶屋跡
13:54 14:06 旧碓氷峠
15:16 15:20 旧軽井沢(中山道軽井沢宿)
15:44 軽井沢駅

アクセス

利用交通機関：

電車

行：信越線 横川駅
帰：北陸新幹線 軽井沢駅

コース状況／危険箇所等

全般に難しかったり危険な個所はありません。
街道だった道でもあり、幅が広くよく整備されてます。

数か所落石注意のサインがありますが、行動中に落石を見ることはなかったです。
また途中、野生のニホンザルの生息地と重なる部分が1か所あります。

写真

10/31 8:18

横川駅からスタート
すぐ裏の山は地図によると御岳だそう

10/31 8:26

信越線跡、今はトロッコ列車の線路沿いの舗装された遊歩道（アプトの道と言うそう）を進みます。
説明なかったから分からないけど昔の駅舎かな？

10/31 8:28

トロッコ鉄道、休日なのにお休みなんでしょうか？

10/31 8:28

道沿いのお宅の植木、ツバキなのかな？

10/31 8:30

一寸道を外れて碓氷峠の関所跡へ。旧中山道までの道を教えていただきました。

10/31 8:46

可愛らしい菊が

10/31 8:50

上越自動車道の下をくぐります。すごいアーチ

10/31 8:56

平行する中山道ではなく、アプトの道を選んだのはこれを見たかったから

10/31 8:56

信越線が電化する際につくられた、旧丸山変電所です。

10/31 8:58

中は公開していません。良く見えない。

10/31 8:59

10/31 8:59

関所でもらった手形を、ザックにしまう前に。

10/31 9:14

霧積川に掛かる鉄橋

10/31 9:15

アプトの道とトロッコ鉄道

10/31 9:17

左にポッコリと見えるのがこれから行く刎石山らしい

10/31 9:20

左奥にみるのが峠の湯、現在休業中で12/1の再オープンに向けて工事中でした。実は変電所の辺りからちょっとお腹の調子がアレなのでここのトイレを借りようとしたのですが、

10/31 9:26

トイレも工事中で使用できず、隣の交流館で借りてくれと言われたのですが、そちらには人が誰もいません。

10/31 9:58

この先も含めトイレの当てはなさそうなので、スタッフの人が戻るまで待つことに30分もロスしてしまいました。
角度的に妙義ではないと思うけど奇岩の山が多いですね

10/31 10:02

リスタートです。峠の湯の入口に出て、ここから中山道を進みます。

10/31 10:04

ここが坂本宿跡といっても、あるのはこの碑だけ。

10/31 10:05

その隣の八幡宮

10/31 10:05

街道沿いにお店の痕跡が多数。でもなぜ？

10/31 10:07

現碓氷峠の入口

10/31 10:09

廃ガススタンド、有名な街道沿いなのにこの侘しさ

10/31 10:12

下を通っているのは先ほどのアプトの道、こちらをそのまま行くと碓井湖と眼鏡橋と、関所でもらった案内にありました。
いくつもトンネルをくぐって熊の平まで行くそうでちょっと心惹かれます。

10/31 10:14

名物力餅のお店が1件だけ、店頭販売していなさそうなので購入せず。

10/31 10:19

ゲートと豪雨時には閉鎖しますの注意書き。初めてみました。

10/31 10:23

着きました。旧中山道の入口です。

10/31 10:23

最初はやや急登

10/31 10:24

途中この看板を何回か見かけました。「えんそく」ではなく「とおあし」と読むらしいです。

10/31 10:29

道は広く歩き易かったです。

10/31 10:34

10/31 10:40

急登（ってほどでもないですが）は続く

10/31 10:44

落石注意のサイン

10/31 10:47

上を見るとこんな感じ。大丈夫そう？

10/31 10:51

柱状節理、縦に並ぶ火成岩の重なりのことらしいです。
立札風の案内板

10/31 10:52

足元になぜかケルン

10/31 10:53

刎石坂の説明、どうやらここら辺りが一番の難所だったらしい。

10/31 10:54

ここだけ柵が壊れてます。

10/31 10:56

10/31 10:57

こういうの虫コブっていうんでしたっけ？

10/31 10:58

ここら辺りは岩場ぎみ。歩くに困ることはありませんでしたが。

10/31 10:59

道々に旧跡とその説明が多いです。さすが旧中山道

10/31 11:01

坂本宿を見下ろせる「覗」。でもあまり覗けてないかな？

10/31 11:02

風穴かな？なにか住んでそう。

10/31 11:03

先ほどの案内板にあった馬頭観音。旅の無事をお祈りしましょう。

10/31 11:03

10/31 11:05

10/31 11:06

ここにも風穴

10/31 11:09

10/31 11:13

茶屋があったらしい石積みだそうです。

10/31 11:14

ここにも関所があったらしい。今は東屋があって、

10/31 11:15

休むんべえや

10/31 11:20

道に積もる枯葉の量が、一応秋らしさなのでしょうか？

10/31 11:28

また虫コブ？ちょっとグロいですね。この木は上から下までこうでした。

10/31 11:33

一寸暗めですが黄金色

10/31 11:34

10/31 11:36

堀り切り。天然ではなく人が作った谷とそこに掛かる道らしい。

10/31 11:38

南側の馬頭観音

10/31 11:39

また落石注意の指示

10/31 11:40

北側の馬頭観音

10/31 11:41

いつの間にやら刎石山を越えてきたらしい。
それらしいピークってあったけ？

10/31 11:41

甲高い鳴き声がすると思ったら道の脇に猿が2匹待ち構えています。
しばらくにらみあってたら彼方からどいてくれました。

10/31 11:44

一里塚の案内。これを撮影していたせいですぐ足元に猿がいることに気付かず、一瞬ヤバい雰囲気になりかけました。
歯をむかれましたよ。

10/31 11:47

子ザルかな、遠目にする分には可愛いです。

10/31 12:06

10/31 12:11

チョットだけ見晴しのいい箇所。先に見える山は．．．分かりません。

10/31 12:22

10/31 12:23

これは江戸時代のものではないですよね。このあたりに別荘地でもあったのかな？

10/31 12:27

自分が良くいく奥武蔵と違ってここは、杉ではなく松がメインです。
松の枯葉が堆積した道は天然の絨毯ですね、すごく歩き易い。

10/31 12:30

崩落個所。ちょっと怖い

10/31 12:35

てことはこれからは坂が続くということか

10/31 12:36

やはり、でもないですがここから子持山までだらだらとした坂道が続きます。

10/31 12:37

コテージだったものかな

10/31 12:38

同じくバスだったもの。なぜかこんなところに

10/31 12:44

しばらく直線の登り坂が続いて

10/31 12:45

この上が子持山の頂上らしい、登りませんが
とりあえず、ここで遅めのお昼。
水の用意を忘れたせいで、ポカリとサンドイッチ。

10/31 12:46

反対側に陣馬が原の説明の立札。ここで道は旧中山道と安政の遠足に使われた道に分かれます。自分は「遠足」コースを選択。

10/31 13:03

ここら辺りはそれなりに色づいてますね。

10/31 13:24

10/31 13:29

また分岐

10/31 13:32

このゲートの先は霧積温泉。温泉には心惹かれますが、本日の行き先は反対側です。

10/31 13:50

枯葉道

10/31 13:53

10/31 13:56

仁王門跡

10/31 13:57

思フ石。歌碑らしいですが何の為に建立されたんだろう。

10/31 14:02

こちらにも力餅屋がありました。

10/31 14:02

安政の遠足の終点になる熊野神社

10/31 14:06

この神社は本社が長野、群馬の境界線上にあります。お参りしましょう。

10/31 14:04

真ん中の本社だけではなく、各県サイドにもお社があります。こちらは群馬

10/31 14:04

こちらは、長野。軽井沢が近いせいかおしゃれな人が多いっすね。

10/31 14:06

境内の赤味

10/31 14:14

少し下り、力餅屋敷地内の駐車場を抜けて見晴小屋方面に向かいます。トイレがあるのは助かります。

10/31 14:18

碓井峠遊歩道の入口。ここから旧軽井沢へ

10/31 14:21

10/31 14:33

ここは広角で撮らなくても、こんな風に魚眼レンズ風に見える天然の錯視ポイントといったところ。

10/31 14:36

結構な赤味です。

10/31 14:39

10/31 14:43

いかにもな風景が続きます。うまくは言えませんが浮世離れした感じがちょっとします。

10/31 14:43

10/31 14:45

10/31 14:54

立派なつり橋

10/31 14:54

人ひとりが渡ったぐらいでは揺れません。

10/31 14:56

10/31 15:04

10/31 15:04

遊歩道出口、何でしょうこの雑多な案内は

10/31 15:06

おお、軽井沢の別荘地だ。まだ日は高いです。

10/31 15:10

某TV番組でも紹介されてた、軽井沢発祥の地となる教会

10/31 15:10

おや、また立札が。芭蕉の句碑だそうです。

10/31 15:51

浅間山かな。ちなみに旧軽では焼き団子をいただきました。

10/31 15:52

軽井沢駅でゴール。

本日の成果。ゴジュウカラちゃん

コレ目に見えるのは模様ですよね？

シジュウカラ

つられているみたいになってしまった

逆光でよくわかりません。

尾羽がかわいい

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

psyom

・今回のハイキングを思いたったきっかけは、
9月に小根山森林公園に行ったときに興味を持ったのと、某テレビ番組で軽井沢は碓氷峠を越えてきた中山道の旅人がその足を休める宿場町だったということを知り、
（自分の中では峠の釜めしと軽井沢につながりあることが意外でした）
では寒くなる前に行ってみるかと、言う訳です。
さすがに昔、街道だっただけあってほとんどの場所で道幅は広く、稜線の際を歩くような個所も少なく快適に歩けました。

・安政の遠足
不勉強で知らなかったのですが、安政年間に安中藩の殿さまが藩士を鍛える為にお城から旧峠の熊野神社まで走る競技会を開いたのだとか。

・寒さといえば、携帯しているスマホは待ち受けを現在地のお天気表示にしているのですが、そのアプリが坂本宿 4℃と表示していて、そんなに寒かったのか、というか体感と随分違う<手袋してなくても平気でした>のでちょっとビックリ。
でもほぼ11月だという事が実感できるだけの陽気ではありました。

・山と高原地図にはサル出没との注意書きがあります。
今回、遭遇したのは地図とは異なる場所でした。
最初は精々遠目に目にするだけだろうと思っていたら、道の上に何匹もいてこちらを窺っています。
退く様子もないので徐々に近づいていったのですが、一定の距離の範囲内にはいったら、敵対されることも襲われることもなく去っていきました。
餌付けされている様子もないですが、彼らは人間をどう思っているのやら。

後、軽井沢はおハイソでした。自分、目茶苦茶浮いてました。