矢岳をたっぷり堪能! 北西尾根→矢岳→赤岩の頭東尾根→大久保谷→ダム見学


- GPS
- --:--
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 1,910m
- 下り
- 1,963m
コースタイム
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:44
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路 秩父鉄道浦山口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道以外は殆どバリエーションルートです。コンパス、地形図、GPSが必須です。 |
写真
感想
2ヶ月振りに矢岳に行こうかと思います。登りは初挑戦となる北西尾根から、下りも初挑戦となる赤岩の頭東尾根にチャレンジです。矢岳自体が余りポピュラーとは云えない山ですが、そんな中でもこの二つの尾根は殆ど歩かれることが無いルートの様です。無事に踏破出来るでしょうか。。。
【アプローチ】
3:20に起床。こんな時間にガッツリとどんぶり飯が食べられる強靭な胃腸に感謝です。山登りの日は早起きが苦にならないんですよね。自宅最寄駅を4:55の各駅停車に乗ります。矢岳は体力勝負の山なので電車の中で寝直しです。飯能と西武秩父での乗り換えを経て武州日野駅に6:50に到着し、準備をして早速歩き始めます。気温は6度程度で曇りですね。山麓の集落からは、これから登る矢岳や熊倉山が綺麗に見渡せます。ここから2時間、延々と秩父林道を歩くことになります。途中、熊倉山宗屋敷尾根の取り付きを過ぎ、素掘りのトンネルを経て、森林管理事業所小屋に至ります。その後、路面は未舗装となり秩父橋を渡ると、林道は川浦谷渓谷から離れて勾配が少しキツクなり、効率的に標高を稼いで行きます。熊倉山方面が綺麗に見えますね。ショートカットをせずに忠実に林道を進み、幾つかのヘアピンカーブを曲がると、やがて『矢岳登山口』の看板がひっそりとあり、その50mほど先に登山道入口があります。こんなマイナールートに道標があるのは不思議ですね。おそらく昔は正式な登山ルートのひとつだったのでしょう。
【北西尾根→矢岳】
取り付きから30分は作業道(ブル道)です。呆気ないほど良い道で、歩きやすいですね。九十九折れを切りながら標高を稼ぎます。突然に作業道は終わりになり、踏み跡も無いので強引に北西尾根に乗ります。
さあここからが今日の核心部分です。稜線の狭い部分のみが歩ける痩せ尾根なので、真っ直ぐに登るしか無いですね。それにしてもキツイ登りで、心臓がバクバク、ふくらはぎがパンパン、アキレス腱が伸びきっている状態です。下りでこの尾根を歩くならばザイルで安全を確保した方が良さそうです。実際、今日は撤退等の場面を想定、又、下りでも初めての尾根(VR)を歩く予定なので、20mザイルとエイト環等を持参しています(重いぞ〜)。たまらずペースを落とし、ゆっくりと一歩一歩踏みしめるように登ります。ずり落ちないように手も使って四足で行きましょう。所々で紅葉が綺麗ですよ!それでも登山口から1時間弱、北西尾根に乗ってからは30分弱の我慢で北尾根に合流しました。やっと急登が終わったかな?北尾根は2ヶ月前に歩いているので安心です。この北尾根も山頂直下の最後の登りがキツイのですが、ここは横幅を広く使えるので自分でジグを切って登れます。
山頂到着です。あれ?何だか今までで一番楽かも。個人的な感想ではありますが、武州中川からの破線ルートが実は一番キツイ感じです。そろそろ山頂かなぁと思うと、次のピークが現れてまた急登。これの繰り返しなんですよね。精神的なダメージが大きなルートだと思います。
少し早いですが矢岳山頂でお昼休憩にしましょうか。時間の余裕があるのでノンビリしようと思いましたが、山頂の気温は4度なんです。寒いので早々に退散です。
【矢岳→荒川分岐】
矢岳を後にして稜線を南下します。ここは一応破線ルートなので先ほど登って来た尾根よりは格段に歩き易いです。一応、道ですからね。それでも地形図には現れない岩がちのup downを繰り返すので、中々ペースは上がりません。荒川分岐に近付くと岩場は終わり、稜線は一気に広くなり踏み跡は不明瞭となりますが、もうこの辺りは何度も来ているので大丈夫です。やがて赤岩ノ頭の手前にある荒川分岐(本日最高地点1420m圏)に到着です。ここを右に行けば烏帽子谷を経て秩父林道に降りられますが、今日はここを左に折れて巻き気味に赤岩の頭東尾根に乗るルートです。分岐が上手く見つかるでしょうか?落ち葉に覆われていますが、何とか道型らしきモノがありますね!
【赤岩の頭東尾根】
ここからが本日第二の核心部分です。この尾根、ヤマレコの『みんなの足あと』には足あとが全く無いんですよね。さあ行ってみましょうか。分岐で見つけた薄い道型を丁寧に辿り、何とか赤岩の頭東尾根に乗ったようです。初めての尾根を下りに使うので、コンパス、地形図を小まめにチェックし、又、スマホのGPSも補助的に利用してコースミスの無いようにします。斜面は急ですが、ザレていないので楽です。南側が伐採地なので、大平山から長沢背稜方面が完璧に開けているのですが、山頂部分はガスに覆われています。
1300m圏で天目山林道の終点に出合います。へえ、こうなっているんだ。将来的に秩父林道と繋げる計画なんぞが有ると嫌ですね。
更に尾根を下り、南側の眺望を楽しみながら標高を下げます。途中、鹿除けネットが出てきます。初めての尾根を下りましたが、特に迷いそうな支尾根は無かったと思います。遂に大久保林道に出ました!もう安心ですね。狙い通り錆びた『浦山国有林』の看板の場所に降りました。
【大久保林道〜浦山ダム】
大久保林道は林道といってもバイクが走れる程度の林道です。しかし大久保林道もここまで奥に入るとかなり荒廃しており、崩落地に補助ロープが渡してある等、徒歩がやっとです。それでも今日ずっと歩いてきた尾根に比べれば格段に歩き易く、進むにつれて道型が安定して来ます。紅葉と大久保谷からの水の音を聞きながら、散歩気分で歩けますね。気持ちいいですよ。
ぬくもり号に乗るには中途半端な時間になりました。浦山口駅まで歩くことにしますか。途中にはダムがありますね。この際、ゆっくりと見学しましょうかね!色んな施設があって面白いですね!(^^)
【雑感】
矢岳。秩父鉄道の駅からの標高差1100m程度の割には、どこから登っても疲れる山です。そして、その苦労が報われることなく山頂からの眺望は全く有りません。山と高原地図には『この山域熟達者向き』との記載があったり、或いは武州中川からの破線ルートにも『道不明瞭。引き返す勇気を!』等の掲示が複数あり、人を寄せ付けない雰囲気があります。実際、今日は山中では誰とも会わなかったですし。
それでも何だか魅力がある山なんですよね。お隣りの熊倉山もそうですが、駅から直登出来る割には山奥感が味わえ、又、人が少ないこと、或いは人の手が過度に入っていないが故に、自分自身が山と直接的に対峙する醍醐味みたいなものがあります。今日の山歩きも本当に楽しかった!今、思い返しただけでもワクワクしますよ!また来なきゃね〜!
コメント
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Takeshi1108様
え〜っと、今回も大変お疲れ様でした。
さて、早速で大変恐縮ですが、昨日深夜、「矢岳」の”主”と
称する方より連絡がありましたので、以下原文通りご報告申し上げ
ます。(なぜ私宛に連絡が来たのかは全く不明ですが…)
「矢岳の主です。いつもいつも立ち寄っていただき、また必ずその際は
頭のテッペンまでお越しいただき厚くお礼を申し上げます。私は元来
”人間嫌い”なもんで、なるべく人が来ないように道は険しく、山頂に
来てもつまらんよう何も見えないようにしてるんですよ。なもんで
大抵の人間は1回来たらもう二度と来ないんですが、貴殿は時には
東から、時には北から西からと、色々な角度から関心を寄せて頂き、
貴殿の熱意には頭が下がる思いです。
そこで私からのささやかな贈り物ですが、私の”体”の中に”金銀財宝”
を埋め込んでありますので差し上げることとします。ただ私も老齢と
なり、埋め込んだ場所を忘れてしまいました。きっと貴殿の熱意なら
見つけ出せるはずです。頑張ってネ!」
だそうです…。
なお個人的には「ダムカレー」に興味津々です。ハムカツが大好き
なもんで…。資料館やエレベーターも面白そうですね。是非一度
訪れてみたいと思います。もっとも「矢岳」は遠くから眺めるだけです
けどね!
おはようございます。
いつもコメントを頂戴し、大変有り難う御座います!
何だか毎回似た様な山域で似た様なレコを書いて、似た様なお店に寄り道して飲んでと、コメントのしようが無いのではと危惧しています。
矢岳の主が居られたら、きっとこんな一言もあると思います。
「だいたいお前はどっちなんだ?純粋に山を楽しんでいるのか、下山後の酒を楽しみにして登っているのか?沢の水で缶チューハイを冷やすなんてもっての他だ。実にケシカラン!財宝の隠し場所を思い出しても、お前には教えない事にした。」
という事で、今回も埋蔵金発掘には至りませんでした…。(^^)
オハヨウございます!
矢岳は奥深い感じで一般的ではない山をバリからバリで繋ぎましたね
イイなぁ
下りの尾根の手前に下りやすい尾根があるのに・・・そういう訳ですか
紅葉もちょうど良いみたいで、この近辺は今ですネ!登るなら
今日も行かなかったので3日には山へ行きたい
オツカレサマでした
ビギさん、おはようございます。
コメント有り難う御座います!
何だか今日の方が天気がいいですね。こんな予報でしたっけ?って文句を言ってもしょうがないんですか…。
やっぱり矢岳、熊倉山のエリアはいいですね。ひばりヶ丘に住んでいる自分にとっては、アクセスも良好ですし!(^^)
紅葉のシーズンも残りあと少し、今回の山行きでは冬が近い事を実感しました。矢岳程度の山でも山頂はホントに寒かったですから。それにしては女郎蜘蛛の奴、最近益々巨大化してまだ頑張っているんですよね。早く真冬になって欲しいかもです…。^^;
こんにちは。
今回は(も?)歩きましたねぇ。
私が20Km越えたことなんてあったかなぁ。
それはそうと、標高差1100mもあったら、普通疲れますよ。良いことなのかどうかわかりませんが、Takeshi1108さんの感覚、ちょっとおかしくなってませんか?
今回歩いた林道は、行きも帰りも飽きさせない林道みたいでいいですよね。この時期限定でしょうか。
天気はイマイチでしたが、未踏のVルートも踏破し秋の矢岳周回を堪能できましたね。お疲れ様でした。
kinoeさん、こんばんは。
コメント有り難う御座います。
今回は登りも下りも林道歩きが長かったことで、歩行距離が伸びました。登りの林道歩きが2時間もあったのですが、この林道歩きで無意識に標高550mを稼いだ感じです。従って楽に感じたのだと思います。結果的にも、今回で4度目の矢岳ですが、今回が一番短時間で登れました。不思議なものですね。
この山域、やっぱりいいですね!矢岳と、熊倉山を毎週交互に登っても飽きない感じですねー!(^^)
タケシさん、こんばんは。
またまた行きましたね〜矢岳。秩父林道経由で頂上に3時間半。。
私らにはマネできません。。
紅葉、今回はバッチリでしたね
秩父林道、ダムまわりともに今がベストシーズンかなぁ
それと。。下りの東尾根もなかなか良い感じじゃないですか。
また宿題が増えちゃいました。いつかトライさせてください。
土曜日は予報に裏切られて今一つの天気でしたね。
その中で半袖Tシャツ。。私なんか下りメリノの長袖シャツを厚手に変えても寒かったのに。。う〜ん、パワフル〜
朝ごはんもガッツリ系のようで。。羨ましすぎ
バリ2&素敵な紅葉山行、お疲れさまでした〜
seikimiさん、こんばんは。
コメント有り難う御座います。
自分、ホントに暑がりなんですよ。今も自宅で半袖Tシャツと短パン姿で寛いでいます。通勤電車でも一人でダラダラと汗をかいている事もあるような、むさ苦しいオヤジなんです…。(^^;;
武州中川からの破線ルートで3時間40分、武州日野から北尾根で4時間なので、結果的に今回のルートが一番早くて楽に感じました。不思議ですね。気温が低い事も影響しているかもしれませんね。
ダムは初めて訪れました。なかなかいいですね。朝は標高差132mもズルできますし!いつかダムカレーを食べたいなぁと!(^^)
こんばんは
浦山ダムのレストラン開いてました?
自分がこの浦山地区で一番やりたいことは、ダムカレーを食べることです。
いつも浦山ダムはスタートなのでなかなか食べられない
北西尾根どうでした?
途中の草つきの岩場なんかは、自分の行った場所でも危険度高い方だと思います。
でもブル道はよけいですね?
レコにはアップしてないけど、北西尾根、営林署小屋裏からも行けるんです。途中の矢岳の標識、3年前の大雪で今の状態になってしまいました。この前確認したら小屋裏ルートは復活しているみたいです。
来週、大久保林道歩く予定ですが、紅葉もちますかね〜
でも7,8両日とも曇りの予報です
ワルさん、おはようございます。
コメント有り難う御座います。
いやあ北西尾根、傾斜が急ですね。地形図を見てある程度の予想はしていましたが…。あれは誰も歩いていない感じですね。ブル道も含めて踏み跡が無かったです。あったのは鹿の足跡だけです。営林署小屋からだと、より厳しいルートになりそうですね。藪漕ぎが無ければ歩いて見たいです。核心部は慎重に登りました。滑り落ちると多分チーンですからね…。
今回、初めて浦山ダムに行ってみました。レストランが開いているかどうかは確認しませんでした。自分、お腹が空いていなかったもので。話のネタにメニューの写真だけ撮ってきた次第です。
大久保林道、本格的な紅葉はこれからという感じでした。7日、8日辺り丁度いいのではないでしょうか!(^^)
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