高宕山 熟達者コース 志組川遡行 〜志組ルート 周回

2024年12月08日(日) [日帰り]

• GPS: 03:30
• 距離: 8.4km
• 登り: 366m
• 下り: 360m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:13
• 休憩: 0:09
• 合計: 3:22

距離 8.4km 登り 366m 下り 360m

9:49 志組林道 バリケード
11:24 林道志組線終点
12:26 12:33 志組ルート展望台
12:42 12:44 林道志組線終点
13:11 志組林道 バリケード
13:12 ゴール地点

天候

晴れ　気温12〜14度　風2m

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道志組線　廻田沢橋(まわたざわばし)手前の道路脇

コース状況／危険箇所等

入渓ポイントの廻田沢橋(まわたざわばし)のバリケード手前の道路脇に駐車し、熟達者コースの志組川遡行・尾根まで直登、高宕山によることなく志組ルートの尾根を下り、志組林道で戻る周回です。直登と尾根のやせた崖に用心するところはありますが、バリエーションルートとしてはコースがわかりやすく危険を感じることなく歩きました。

○志組川遡行(熟達者コース)
難易度は水量による。本流には大きな滝はなく危ないところはない。
入渓ポイント廻田沢橋、退渓ポイント｢高宕山｣標識

1週間雨はなく水量は多くない。(普通がどのくらいか知りませんが)　ほとんどがナメ床歩き。深いところが見え隠れする。
二俣や三俣ではピンクテープが巻かれている方に進む。基本、本流を進む。
志組黒滝は4m くらいの落差で手前に深みがあるが、整備されているので安心して上れた。
白い大きな崖下には崩れ落ちた岩が水をせき止め、広い範囲に黒色のため池があるので沢から出て迂回した。ここが今回一番の難所だった。
沢や沢岸に落ち葉がたまっている。浅そうに見えても実は深いところがあるので注意。一度、足がズボッと落ち葉ドロドロの深みにはまりかけた(セーフ)

○退渓ポイント｢高宕山｣標識からの直登(熟達者コース)
ピンクテープとロープがあり整備されている。距離はそれほど長くないが直登。気温が高いとドキドキハアハアになるコース。

○志組ルートの尾根
ピンクテープ、標識とロープがよく整備されている。最後の志組林道終点に下りるところのロープはとにかく長い。
やせた崖をロープで登る所は要注意。

○志組林道　林道終点〜廻田沢橋のバリケード
安心して歩ける。

写真

12/8 9:41

廻田沢橋(まわたざわばし)のバリケード。ここから先は自動車、バイク進入禁止。

12/8 9:41

道のわきにモルフォブルーを駐車。先着の車が２台ありました。お子さま連れが沢岸でデイキャンプしてました。

12/8 9:41

尾根コースと志組川コースの標識。廻田沢橋の手前で入渓、志組川を遡行、尾根に上がり、志組ルート・志組林道の尾根コースを歩いてここに戻ります。

12/8 9:44

｢高宕山志組川コース｣標識の方向に広い道があります。直進して道なりに行くと沢につきます。

12/8 9:46

入渓ポイントの標識です。駐車場からきました。

12/8 9:47

石がゴロゴロ

12/8 9:48

廻田沢橋

12/8 9:52

12/8 9:55

段差で水の音が響きます。高宕山のだいたいはネットがつながりますが、ここの渓谷はつながらないですね。

12/8 9:56

沢底は主に灰色の泥岩ですが、黄白色と黒の縞模様の地層を見つけました。

12/8 9:57

火山灰の地層でした。この色の組み合わせは珍しいですが、火山灰は房総ではよくあります。

12/8 9:58

滑らかな泥岩

12/8 10:03

落ち葉に敷き詰められたナメ床

12/8 10:07

青柳橋　ここからも入渓できます。

12/8 10:11

12/8 10:15

白い崖　比較的新しい岩肌です。下には崩れ落ちた岩と流れてきた木がたまってます。

12/8 10:17

白い崖の下。崩れ落ちた岩の上流側には黒色の水が広い範囲にため池を作ってました。沢から出るしかありません。

12/8 10:17

沢から出ています。木の間をぬって歩きます。かなり高い所にきました。見下ろすとまだまだ黒水エリアです。

12/8 10:18

ため池のようになっています。水面にはビーバーでもいそうな小枝の山です。

12/8 10:19

黒色の水が深そう。落ち葉がたまってます。この黒色、上流にある源泉と関係ありそう。決壊したら大量の水が一気に流れそう。

12/8 10:18

黒い水が不思議な景色をつくってました。

12/8 10:20

やっと浅くなってきました。100mは迂回した気がします。

12/8 10:26

下りた所で落ち葉の下の泥水に左足をとられました。スパイク足袋の中までは水は入りませんでした。セーフ

12/8 10:30

12/8 10:35

沢の水をはさんで泥岩むき出しと石のゴロゴロが見事に別れてました。

12/8 10:43

コンクリートを見つけました。人工物です。

12/8 10:45

白色の火山灰の地層

12/8 10:47

コンクリートが守りたいのは黒色の塩ビ管でした。集落に水を引いているのでしようか。

12/8 10:56

シカ ？　イノシシ？　サル？　キョン？　

12/8 10:59

12/8 11:00

新鮮な色の岩です。最近、崩れ落ちたのか？

12/8 11:04

12/8 11:07

12/8 11:08

12/8 11:10

二俣分岐では本流のコース側にピンクテープがありました。

12/8 11:11

12/8 11:17

地層に沿ってコケの緑　東北新幹線の色合いです。

12/8 11:18

黒光りした段差。段差の下には深みがあります。

12/8 11:21

オーバーハング　やわらかい泥岩は滑らかにけずれます。房総の特徴でしょうか？

12/8 11:31

12/8 11:33

支流の滝にロープがかかっています。塩ビ管を守るコンクリートが支流に向かってます。取水口があるのか？

12/8 11:34

滑らかな滝。志組黒滝の手前です。

12/8 11:34

志組黒滝　落差４mくらいでしょうか。黒光りしてます。高宕川の黒滝と同じ色合いだけど、こちらの方が岩肌が滑らかな分、ツヤがあります。

12/8 11:37

12/8 11:38

沢の右岸にステップがあります。ここを上りました。

12/8 11:40

両岸の崖がせまってきました。

12/8 11:42

枝沢に滝が見えます。雨が降ったあとはきれいでしょう。

12/8 11:43

硫黄のにおいがしてました。温泉のにおいです。

12/8 11:43

源泉のすぐしたに白濁したものが流れてます。

12/8 11:44

12/8 11:46

大雨で流れ落ちてたまったのか？

12/8 11:50

二俣のところではルート側の沢にピンクテープがありました。

12/8 11:52

乗り越えます。足をとられました。

12/8 11:54

12/8 11:56

ヤマレコの踏み跡と地形から退渓ポイントを探します。標識がありました。(中央左手)

12/8 11:57

退渓ポイント｢高宕山｣標識から尾根まで上ります。

12/8 11:57

ピンクテープがいい間隔で巻かれてます。安心です。

12/8 12:02

直登です。

12/8 12:06

古いピンクテープは色落ちしてるので見落とさないように。

12/8 12:09

よーく見たら古いピンクテープがあります。あると思えばあります。

12/8 12:11

尾根に出ました。一般ルートの志組ルートです。｢志組川駐車場 熟達者コース｣から歩いてきました。高宕山には行かず志組に戻ります。

12/8 12:13

快適な志組コースの尾根

12/8 12:15

12/8 12:17

長いトラロープ

12/8 12:18

ピークでトラロープを固定してました。

12/8 12:22

ここ上ります。一般ルートとは思えない要注意の場所。

12/8 12:23

息吹山のベンチでランチ。

12/8 12:26

梅としゃけ　しゃけの焦げかげんがいい。

12/8 12:24

12/8 12:24

12/8 12:37

ロープを使って下りてきたところを見上げます。アスレチックです。

12/8 12:42

志組ルートの最後、志組林道終点に下るロープが延々と続きます。このロープが一番長い。

12/8 12:43

志組林道終点

12/8 12:45

12/8 12:50

12/8 12:55

12/8 12:57

吹き付けの水抜のところにすすき

12/8 12:59

12/8 13:00

スギの植林。よく手入れしてるように見えますが…

12/8 13:02

ぬたばし

12/8 13:05

ここも入渓ポイントです。

12/8 13:07

あおやぎばし

12/8 13:10

廻田沢橋(まわたざわばし)にきました。向こう側にバリケードがあります。

12/8 13:11

まわたざわばし　バリケードを越え車に戻りました。

撮影機器：

SCG13 samsung

装備

個人装備

スパイク足袋(防水20cm) 滑り止め付き手袋

感想

tutumi

同じコースを歩いた方の踏みあとを使わせてもらいました。お陰で安心して歩けました。沢は幅広く、本流を歩くので迷うこともありません。崖崩れで沢に落ちた岩や大雨でたまった大木が時々あるので、避けながら歩きました。距離も時間も短めで、気持ちのいいナメ床と渓谷美を楽しめました。