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記録ID: 7578387
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トレイルラン
伊豆・愛鷹

ギリギリ完走のITJ(伊豆トレイルジャーニー)2024 70K

2024年12月08日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
66.7km
登り
3,141m
下り
3,056m

コースタイム

日帰り
山行
13:06
休憩
0:35
合計
13:41
6:04
101
松崎新港
7:45
50
8:35
69
9:44
31
10:15
10:25
40
こがね橋(第1エイド)
11:05
95
12:40
45
13:25
13:35
45
仁科峠(第2エイド)
14:20
65
15:25
40
16:05
16:15
45
土肥駐車場(第3エイド)
17:00
40
17:40
35
19:25
20
日陰山出口
19:45
修善寺総合会館
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ゴール地点の修善寺に大会側が用意した虹の郷駐車場を利用(事前予約制・1000円)。虹の郷から路線バスで修善寺駅に移動し、伊豆箱根鉄道で前日受付会場(楽寿園)最寄り駅の三島へ。大会当日は朝3時に楽寿園前から大会側が用意したバス(事前予約制・4000円)でスタート地点の松崎新港へ。ゴール後は大会側が用意したバス(予約不要・無料)で虹の郷へ。
コース状況/
危険箇所等
晴天の日が続いていたため、泥濘はほとんどなし。特筆する危険箇所はありませんが、レース中に目の前で選手が急斜面を10mほど滑落。大きなケガはないようでしたが、どんな山でも集中力を切らすと事故につながります。
車を停めた修善寺・虹の郷からバスと電車を乗り継いで三島駅前の楽寿園に到着。紅葉がきれいでした。
車を停めた修善寺・虹の郷からバスと電車を乗り継いで三島駅前の楽寿園に到着。紅葉がきれいでした。
楽寿園に設けられた前日受付会場。非常にスムーズでした。必携品チェックはレインウェア(シーム処理確認あり)、ヘッドライト&バックライト(点灯確認あり)、カラトリー(必携品じゃないけど、なぜかチェック対象)の4点のみ。
楽寿園に設けられた前日受付会場。非常にスムーズでした。必携品チェックはレインウェア(シーム処理確認あり)、ヘッドライト&バックライト(点灯確認あり)、カラトリー(必携品じゃないけど、なぜかチェック対象)の4点のみ。
受付会場の隣では各メーカーがブースを出していました。ITJのTシャツがほしかったのですが、「完走してないのに買うのもな〜」ということで我慢。完走できたので、後でネットで買おうかな。
受付会場の隣では各メーカーがブースを出していました。ITJのTシャツがほしかったのですが、「完走してないのに買うのもな〜」ということで我慢。完走できたので、後でネットで買おうかな。
ホテルのチェックインまで時間があったので、三島大社にお参り。
ホテルのチェックインまで時間があったので、三島大社にお参り。
三島駅前のホテルアルファワンに宿泊。1泊素泊まりで6800円。部屋は狭いですが、寝るだけなので必要十分。建物も新しくはありませんが、清掃が行き届いており、清潔感がありました。
三島駅前のホテルアルファワンに宿泊。1泊素泊まりで6800円。部屋は狭いですが、寝るだけなので必要十分。建物も新しくはありませんが、清掃が行き届いており、清潔感がありました。
大会当日。朝3時に楽寿園前から出発するスタート会場行きのバスに乗ります。長蛇の列ですが、スムーズに誘導されすぐにバスに乗り込めます。
大会当日。朝3時に楽寿園前から出発するスタート会場行きのバスに乗ります。長蛇の列ですが、スムーズに誘導されすぐにバスに乗り込めます。
スタート会場の松崎新港。思ったほど寒くなかったです。ABCの3つの組に分かれ、2分おきのウェーブスタート。当然再遅組のC組で6時4分にスタート。自分のように制限時間ギリギリで走る人間にとっては、この4分もバカになりません(どの組でスタートしてもゴール制限時間は同じ20時)。
スタート会場の松崎新港。思ったほど寒くなかったです。ABCの3つの組に分かれ、2分おきのウェーブスタート。当然再遅組のC組で6時4分にスタート。自分のように制限時間ギリギリで走る人間にとっては、この4分もバカになりません(どの組でスタートしてもゴール制限時間は同じ20時)。
しばらくはロードを緩く登っていきます。
しばらくはロードを緩く登っていきます。
登山道に入ってしばらくすると渋滞。これも制限時間ギリギリ人間にとっては冷や冷やする時間帯。今回は過去に制限時間ギリギリでゴールした複数の選手の記録をもとに、若干の余裕を持たせた各チェックポイントの想定通過時間を作成し、時間管理を行いました。
登山道に入ってしばらくすると渋滞。これも制限時間ギリギリ人間にとっては冷や冷やする時間帯。今回は過去に制限時間ギリギリでゴールした複数の選手の記録をもとに、若干の余裕を持たせた各チェックポイントの想定通過時間を作成し、時間管理を行いました。
7時45分頃にC1の宝蔵院を通過。制限時間の8時15分より30分余裕がありますが、早くも自分の計画より5分の遅れ。この手前に寺のトイレがあり、比較的空いているので狙い目かも(トイレの順番待ちもギリギリ人間にとっては大きいのです)。
7時45分頃にC1の宝蔵院を通過。制限時間の8時15分より30分余裕がありますが、早くも自分の計画より5分の遅れ。この手前に寺のトイレがあり、比較的空いているので狙い目かも(トイレの順番待ちもギリギリ人間にとっては大きいのです)。
シングルトラックの道を進みます。
シングルトラックの道を進みます。
C2の八瀬峠を8時35分頃に通過。まだ計画より5分の遅れ。ここのトイレは誰も並んでいなかったので、ここを利用すれば良かった。
C2の八瀬峠を8時35分頃に通過。まだ計画より5分の遅れ。ここのトイレは誰も並んでいなかったので、ここを利用すれば良かった。
C3の諸坪峠を9時40分頃に通過。まだ5分遅れ。ここのトイレの列に並びましたが、トイレが1つしかなく全然進まないのであきらめました。
C3の諸坪峠を9時40分頃に通過。まだ5分遅れ。ここのトイレの列に並びましたが、トイレが1つしかなく全然進まないのであきらめました。
10時15分頃に第1エイドのこがね橋に到着。制限時間の11時には余裕がありますが、計画より15分も遅れてる・・・。ここのトイレの順番待ちで5分ほどロス。エイドではバナナと桜餅をいただきました。
10時15分頃に第1エイドのこがね橋に到着。制限時間の11時には余裕がありますが、計画より15分も遅れてる・・・。ここのトイレの順番待ちで5分ほどロス。エイドではバナナと桜餅をいただきました。
二本杉峠に向けて急登を進みます。
二本杉峠に向けて急登を進みます。
11時5分頃にC4の二本杉峠を通過。計画の5分遅れまで戻しました。この先のシングルトラックで数人前のランナーが10mほど滑落。大きな怪我もないようなので、登り返してきたところまで見届けて再出発。
11時5分頃にC4の二本杉峠を通過。計画の5分遅れまで戻しました。この先のシングルトラックで数人前のランナーが10mほど滑落。大きな怪我もないようなので、登り返してきたところまで見届けて再出発。
12時40分頃に今回のコースで最高地点となる猫越岳(ねっこだけ)を通過。チェックポイントではありませんが、ここも計画の5分遅れ。
12時40分頃に今回のコースで最高地点となる猫越岳(ねっこだけ)を通過。チェックポイントではありませんが、ここも計画の5分遅れ。
猫越岳を過ぎるとまもなく伊豆山稜線らしい雄大な景色が広がります。
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猫越岳を過ぎるとまもなく伊豆山稜線らしい雄大な景色が広がります。
13時25分頃に第2エイドの仁科峠に到着。相変わらず計画の5分遅れ。名物しおかつおうどん、コーラ、クリームパンをいただきました。エイド以外でも持参したジェル等を定期的に摂取していましたが、この頃からあまり胃が食べ物を受け付けなくなってきます(自分の登山でよくあるやつ)。
13時25分頃に第2エイドの仁科峠に到着。相変わらず計画の5分遅れ。名物しおかつおうどん、コーラ、クリームパンをいただきました。エイド以外でも持参したジェル等を定期的に摂取していましたが、この頃からあまり胃が食べ物を受け付けなくなってきます(自分の登山でよくあるやつ)。
見た目は快適な伊豆山稜線ですが、レースだとそうは言っても・・・って感じです。ヤマテンでは10数メートルの風が吹く予報で、大会関係者の方も低体温症を心配されていましたが、そよ風程度で助かりました。
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見た目は快適な伊豆山稜線ですが、レースだとそうは言っても・・・って感じです。ヤマテンでは10数メートルの風が吹く予報で、大会関係者の方も低体温症を心配されていましたが、そよ風程度で助かりました。
左手に駿河湾を眺めながら進みます。
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左手に駿河湾を眺めながら進みます。
14時20分頃に魂の山(こんのやま)を通過。おっ、計画より5分早い。
14時20分頃に魂の山(こんのやま)を通過。おっ、計画より5分早い。
15時25分頃に船原峠を通過。ペースは上げていませんが、計画より10分早い。「意外に早くゴールできるかも」とこの時は思っていました。
15時25分頃に船原峠を通過。ペースは上げていませんが、計画より10分早い。「意外に早くゴールできるかも」とこの時は思っていました。
船原峠から土肥駐車場までの区間は車道が多くなります。過去に放送されたNHKのグレートレースでは、上位の選手は後半にあるこの車道の登りも軽快に走ってるんですよね。自分はもちろん全歩き。
船原峠から土肥駐車場までの区間は車道が多くなります。過去に放送されたNHKのグレートレースでは、上位の選手は後半にあるこの車道の登りも軽快に走ってるんですよね。自分はもちろん全歩き。
陽が傾いてきました。
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陽が傾いてきました。
16時5分頃に第3エイドの土肥駐車場に到着。計画より10分早い。ただ、胃が食べ物を受け付けないので、ここからは厳しいレースになる予感・・・。何とか腹に入りそうなしし汁だけいただいてエイドを出ます。
16時5分頃に第3エイドの土肥駐車場に到着。計画より10分早い。ただ、胃が食べ物を受け付けないので、ここからは厳しいレースになる予感・・・。何とか腹に入りそうなしし汁だけいただいてエイドを出ます。
相模湾に陽が沈みます。
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相模湾に陽が沈みます。
達磨山の左奥に富士山。これぞITJって感じですね。
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達磨山の左奥に富士山。これぞITJって感じですね。
17時頃に達磨山に到着。この頃からシャリバテで全く走れなくなり、比較的得意な登りも休み休みって感じになりましたが、まだ計画より10分早い。計画作成の参考にした選手たちもペースが落ちていたのでしょう。
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17時頃に達磨山に到着。この頃からシャリバテで全く走れなくなり、比較的得意な登りも休み休みって感じになりましたが、まだ計画より10分早い。計画作成の参考にした選手たちもペースが落ちていたのでしょう。
17時40分頃にC5の戸田峠を通過。下りでも全く走れず、計画に対する貯金がなくなりました。やばい・・・。ここからはシャリバテの影響で眠気がひどくなり、蛇行を繰り返したり、歩きながら寝落ちしたりと散々な状況に。なので、写真もありません。C6のだるま山高原レストハウスの自販機で購入したコーラを飲んで少し復活し、下りはなんとか走れる状況に。
17時40分頃にC5の戸田峠を通過。下りでも全く走れず、計画に対する貯金がなくなりました。やばい・・・。ここからはシャリバテの影響で眠気がひどくなり、蛇行を繰り返したり、歩きながら寝落ちしたりと散々な状況に。なので、写真もありません。C6のだるま山高原レストハウスの自販機で購入したコーラを飲んで少し復活し、下りはなんとか走れる状況に。
最後のチェックポイントC7の日陰山出口を19時25分に通過。残り3kmで35分あるので、トボトボとでも走れば制限時間内の完走が見えてきました。最後のロードは登り以外全て走り、制限時間15分前の19時45分頃にゴール。この後、大会側が用意したバスで虹の郷まで戻り、車を回収しました。
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最後のチェックポイントC7の日陰山出口を19時25分に通過。残り3kmで35分あるので、トボトボとでも走れば制限時間内の完走が見えてきました。最後のロードは登り以外全て走り、制限時間15分前の19時45分頃にゴール。この後、大会側が用意したバスで虹の郷まで戻り、車を回収しました。

感想

 初めて伊豆トレイルジャーニー70kを走ってきました。距離69.1km、累積標高3242mは自分的には最長・最大。今年はITJを制限時間内に完走することを1年の目標にしていたので、ギリギリとはいえ達成できてよかったです。
 ヤマテンの天城山の予報が(記憶によると)最低気温マイナス4度、最高気温4度、風速10〜12m/秒くらいだったので寒さ対策をしっかりして参加しましたが、良い方向に外れて大したことはありませんでした。
 制限時間ギリギリの完走を目指す方には、今回の自分の各チェックポイント通過時間はある程度参考になるかもしれません。自分は船原峠からだるま高原レストハウスの区間は下りも含めて全て歩きでした。それでも制限時間の15分前にゴールできているので、この区間の下りをダラダラとでも走れる方なら、各チェックポイントの通過時刻をさらに10分ほど遅らせても大丈夫かと思います。平坦地と緩い下りをゆっくりでも走り続けられる方なら、完走の可能性は高いのではないでしょうか。
 今回はランナーが目の前で滑落する事故が起きました。落ち葉でフカフカの斜面だったので大きなゲガもなく自力で登山道まで戻ってきましたが、なかなかの急斜面だったので「どこまで落ちるんだ」と呆然と見るしかない感じでした。普通に歩いていれば特に危険な場所ではありませんが、登山でもトレランでも疲れたりよそ見したりで注意力が散漫になることがあるので、人ごととは思えませんでした。

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