また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 760967
全員に公開
雪山ハイキング
札幌近郊

空沼岳・万計山荘、初冬の山ごもり

2015年11月01日(日) 〜 2015年11月03日(火)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
16.3km
登り
952m
下り
940m

コースタイム

1日目
山行
2:10
休憩
0:00
合計
2:10
13:00
10
スタート地点
13:10
13:10
120
15:10
万計山荘
2日目
山行
2:30
休憩
0:30
合計
3:00
8:00
45
万計山荘
8:45
8:45
45
真簾沼
9:30
10:00
30
空沼岳
10:30
10:30
30
真簾沼
11:00
万計山荘
3日目
山行
1:30
休憩
0:00
合計
1:30
8:30
80
万計山荘
9:50
9:50
10
入山届小屋
10:00
ゴール地点
天候 11/1 晴 11/2 曇り 11/3 晴
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車 飛行機
羽田6:55→SKY703→新千歳8:30、JRにて札幌駅9:25
札幌駅からレンタカー、入浴、買い出し、腹ごしらえの後、登山口12:30
コース状況/
危険箇所等
<コース状況>
11/1【登山口〜万計山荘】入山届小屋手前、林道浸食ロープ箇所は傾斜した岩床のため足元注意。渡渉点滑りやすい。ルート後半日陰部分、万計沢渡渉点前後、万計沼手前滝横トラバースにわずかに積雪。凍結なし。随所にぬかるみ。
11/2【万計山荘〜真簾沼〜空沼岳】真簾沼までは随所に積雪5〜10センチ程度、ぬかるみ多い。真簾沼を超えると積雪増え、10〜15センチ。稜線手前急登凍結もアイゼン必要なし。山頂は積雪なし。下山時、稜線急登取り付き付近で登り時には感じられなかった獣臭。
11/3【万計山荘〜登山口】11/1にあった積雪は全て消えている。ぬかるみ多い。
<万計山荘について>
トイレ横通用口より入る。マキは節約使用の上、下山時に外部バルコニー下より補充。山荘内台所ポンプはハンドルが小屋閉めに伴い外されたのか使用不可、水は万計沼から確保の上煮沸。正面風除室に利用者名簿、募金箱あり。
その他周辺情報 <入山前>
食事:スープカレー@アジャンタインドカリィ店(札幌市中央区南22西7-1-10)
入浴:極楽湯さっぽろ弥生店(札幌市中央区北3西12-1)、440円
<下山後>
温泉:支笏湖畔丸駒温泉旅館、日帰り入浴1000円、10:00〜15:00、登山口より車で30分
洗濯:コインランドリーマンチャオ藤野三条店(札幌市南区藤野3条3-1-16)、Pあり、藤乃屋まで徒歩5分
食事:スープカレー@藤乃屋(札幌市南区藤野3条2-1-53)
入山前の腹ごしらえ。アジャンタインドカリィ店。激ウマ!
4
入山前の腹ごしらえ。アジャンタインドカリィ店。激ウマ!
12時半、砕石場奥の橋の手前に5台ほど駐車していたのでここに駐車。結果的にはもう少し先まで乗り入れられました。
12時半、砕石場奥の橋の手前に5台ほど駐車していたのでここに駐車。結果的にはもう少し先まで乗り入れられました。
荷を整理してのんびりと出発。13時。案内板を確認。なんでも、万計沼はアイヌ語で「パンケトー」=下の沼の意とのこと。つまり真簾沼は本来「ペンケトー」=上の沼であるとのこと。
1
荷を整理してのんびりと出発。13時。案内板を確認。なんでも、万計沼はアイヌ語で「パンケトー」=下の沼の意とのこと。つまり真簾沼は本来「ペンケトー」=上の沼であるとのこと。
入山届小屋手前。道が浸食されている。足元に注意しながら進む。
1
入山届小屋手前。道が浸食されている。足元に注意しながら進む。
熊笹を分けて緩やかな道が続く。万計山荘まで、途中10組ほどとすれ違う。
1
熊笹を分けて緩やかな道が続く。万計山荘まで、途中10組ほどとすれ違う。
白樺の森。まだ14時前だけれど、さすが高緯度、陽が低く夕方のよう。
1
白樺の森。まだ14時前だけれど、さすが高緯度、陽が低く夕方のよう。
日陰には積雪が残る。
1
日陰には積雪が残る。
滝が見えてきた。
1
滝が見えてきた。
もうすぐ万計沼。
1
もうすぐ万計沼。
15時、沼越しの森の向こうにちょうど陽が落ちるタイミング。
2
15時、沼越しの森の向こうにちょうど陽が落ちるタイミング。
13年ぶりです。
静寂の沼。
あちらは空沼小屋。
1
あちらは空沼小屋。
この佇まいに惚れ惚れする。
4
この佇まいに惚れ惚れする。
お世話になります。宿泊は僕一人。
3
お世話になります。宿泊は僕一人。
マキをくべて暖をとる。食事をして18時就寝。夜中、風が強く吹いていた。
6
マキをくべて暖をとる。食事をして18時就寝。夜中、風が強く吹いていた。
翌朝、真簾沼。空沼火山の古い火口跡湖だという。
4
翌朝、真簾沼。空沼火山の古い火口跡湖だという。
静かです。北八ツの雨池に似ている。
3
静かです。北八ツの雨池に似ている。
積雪が増えてきた。
1
積雪が増えてきた。
サクサクといい登り。
1
サクサクといい登り。
稜線に出る。
恵庭岳、遠くに風不死と樽前山。支笏湖がギラギラと光っている。羊蹄山は裾野だけ見えました。
3
恵庭岳、遠くに風不死と樽前山。支笏湖がギラギラと光っている。羊蹄山は裾野だけ見えました。
札幌方面。コーヒーを淹れ、30分ほどゆっくりする。学生時代は向こうからこちらを眺めたことはなかった。
5
札幌方面。コーヒーを淹れ、30分ほどゆっくりする。学生時代は向こうからこちらを眺めたことはなかった。
小屋に戻る。
ただいま!
晴れているより、雰囲気がある。
2
晴れているより、雰囲気がある。
空沼小屋前から万計山荘。
1
空沼小屋前から万計山荘。
この日も宿泊は僕1人。ストーブ前のスペースを贅沢に使わせてもらいます。
3
この日も宿泊は僕1人。ストーブ前のスペースを贅沢に使わせてもらいます。
マキをくべ、贅沢な時間の始まり。途中、登山者が1人やってきてしばし歓談。この日の登山者はこの方だけ。
4
マキをくべ、贅沢な時間の始まり。途中、登山者が1人やってきてしばし歓談。この日の登山者はこの方だけ。
キャンドルをつけ、コーヒーを淹れる。
5
キャンドルをつけ、コーヒーを淹れる。
歩いたルートの確認など。
4
歩いたルートの確認など。
2階から静寂の沼。しんとしている。
4
2階から静寂の沼。しんとしている。
冷えてきた。
静かな時間。薪が弾ける音が心地良い。
4
静かな時間。薪が弾ける音が心地良い。
翌朝2階にあがると、昨日焚いたストーブの煙がうっすら漂っていて、朝の光が印象的に射し込んでいる。
4
翌朝2階にあがると、昨日焚いたストーブの煙がうっすら漂っていて、朝の光が印象的に射し込んでいる。
美しく、しばし見入る。
4
美しく、しばし見入る。
ため息が出る。
2晩、どうもお世話になりました。床下からマキを補充。募金箱に利用料を入れさせていただく。
5
2晩、どうもお世話になりました。床下からマキを補充。募金箱に利用料を入れさせていただく。
出発前、バルコニーでコーヒー。この日1人目の登山者が上がってきた。
2
出発前、バルコニーでコーヒー。この日1人目の登山者が上がってきた。
青空もいいけれど、やっぱり曇り空の方が初冬の雰囲気がある。
3
青空もいいけれど、やっぱり曇り空の方が初冬の雰囲気がある。
でもすがすがしい。
3
でもすがすがしい。
ありがとう。
さようなら。
名残惜しい。
さようなら!
下山途中15組ほどとすれ違う。
1
さようなら!
下山途中15組ほどとすれ違う。
藤乃屋。こちらも激ウマ。藤野にこんな店があったとは!
4
藤乃屋。こちらも激ウマ。藤野にこんな店があったとは!

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック サブザック アイゼン 行動食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック

感想

ふと思い立ち、学生時代以来13年ぶりの空沼へ。当時はスキー部の合宿で、山よりもどちらかといえば万計山荘で騒いだ時間の方が思い出に色濃く(真簾沼にダイブした記憶も。。。)、今回も山荘での時間を目的に来ました。曇りがちの天気でしたが、13年前も、まだ雪が多く残るグレーの天気でとても寒かった記憶があり、初冬の情景が余計に身にしみます。ストーブに薪をくべ、沼の水で熱いコーヒーを淹れる。風の音と薪が弾ける音が聞こえるだけ。なんとも贅沢な時間を過ごしました。素晴らしい小屋です。下山後は丸駒温泉まで足をのばしてあったまり、久々の札幌をしばし満喫。雪が深くなったらまた来たいです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:937人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 札幌近郊 [日帰り]
空沼岳 登山ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら