小和田駅〜塩沢集落(JR飯田線) 秘境駅を訪ねてその3

2024年12月23日(月) 〜 2024年12月24日(火)

• GPS: 01:46
• 距離: 6.0km
• 登り: 904m
• 下り: 920m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:42
• 休憩: 0:01
• 合計: 1:43

距離 6.0km 登り 904m 下り 920m

11:19 小和田駅（JR飯田線）
12:12 12:13 塩沢集落
13:02 小和田駅（JR飯田線）

天候

一日目　曇り後晴れ
二日目　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

一日目　長野駅発10:10→豊橋駅着18:24
二日目　豊橋駅発8:11→小和田駅着11:15
　　　　小和田駅発13:19→長野駅着19:31

コース状況／危険箇所等

・小和田駅〜切通し
ほぼ平坦道から緩やかな登りの簡易舗装道
・切通し〜吊り橋
道路が崩壊し、谷間に迂回
急坂箇所に滑りやすい箇所あり、
踏み跡不明瞭な箇所もあるので慎重に通過
・吊り橋〜塩沢集落
徐々に急坂になりますが、石段のある箇所もあります
急斜面の植林帯の巻道で、舗装が崩壊しかけている箇所あり、
歩道とはいえ、滑落注意
又登りより、下りの方が木車、石車に足を取られやすく
注意が必要かもしれません

写真

12/23 9:52

「しなの鉄道」
長野駅に到着したばかりの車輌には雪が(*_*)

12/23 9:53

これから名古屋に向かう特急「しなの」

12/23 9:58

甲府行き
飯田線に乗る為に、先ずこの電車に乗り、岡谷で乗り換えます

12/23 10:36

車窓から姨捨山

12/23 10:47

眼下に千曲市街

12/23 10:49

姨捨駅へスイッチバック

12/23 10:51

飯綱山

12/23 10:51

姨捨駅から善光寺平。日本三大車窓のひとつ♪

12/23 12:13

岡谷駅で乗換
いよいよ念願だった飯田線の旅の始まりにわくわく♪

12/23 12:13

稜線付近が雲に覆われ、残念な八ヶ岳

12/23 12:14

岡谷駅前
背後に鉢伏山、二ッ山

12/23 12:15

「海」は東海の海？
後で知ったのですが、ここからJR東海の運行なんですね！普段乗る機会がなく、凄く新鮮！

12/23 12:16

高速道岡谷ジャンクションが頭上に迫ります

12/23 12:16

高架橋を渡り右に行けば名古屋、直進すれば東京。間違えると大変(^_^;)

12/23 12:19

天竜峡行き

12/23 13:27

車窓から
鋸岳、甲斐駒？

12/23 13:47

車窓から
仙丈ケ岳

12/23 14:06

車窓から
雲がかかっていますが、塩見岳だと思います

12/23 14:09

車窓から
いつも気になる尖峰

12/23 14:54

車窓から風越山
飯田と言えば思い出す山

12/23 15:12

天竜峡駅
ここで二回目の乗り換えをして、豊橋行きに乗車

12/23 15:24

車窓から天竜川

12/23 15:34

なかなか読めない駅名が多いです

12/23 15:42

谷間に早くも夕暮れの気配

12/23 15:42

言葉は要りません

12/23 15:49

駅名が漢字表示だと、難読地名ではないでしょうか？

12/23 16:01

明日、この駅で途中下車し、塩沢集落を往復します。次の電車に間に合うように戻れるか心配(:_;)

12/23 18:31

豊橋駅
長野市から292km、各駅停車の電車を乗り継いで、八時間ちょっとの長旅。乗っているだけでも結構疲れますね(^_^;)

12/24 8:13

二日目
電車は豊橋駅を順調にスタート。快晴の空に大満足＼(^o^)／

12/24 8:15

平野の彼方に山影

12/24 8:27

山並みが迫ってきました

12/24 8:29

本宮山のようです

12/24 8:48

登りたいと思っていた山でしたが、新城市にあるのですね(*_*)

12/24 9:30

歴史の地の見学は、今回は我慢

12/24 10:04

この駅で愛知県とお別れ。次の駅「出馬」は静岡県。複雑な地形に従って三県を跨いで走る飯田線が少し理解できました

12/24 10:04

面白い形の駅舎だったのにうまく写真撮影できず、残念

12/24 10:24

中部天竜駅

12/24 10:26

停車時間があり、少し駅の外を散歩。

12/24 10:27

橋の向こうに変電所があるようです。佐久間ダムの近さを感じ、ダムに行ってみたくなります。

12/24 10:28

天竜川上流
川がどちらに流れているかわからないぐらい、水量少な目で緩やかな流れ

12/24 10:29

天竜川下流
浜松市で太平洋に注ぐのですね！改めて地理のお勉強(^_^;)

12/24 10:32

中部天竜駅

12/24 11:01

この駅名も難読ではないでしょうか？黒法師岳に登った時、前泊した懐かしい地名。

12/24 11:04

特急「伊那路」とすれ違いました。乗ってみたかったのですが、長野市からだと前泊しないと時間が合わず、諦めました。

12/24 11:16

二時間後の電車に間に合うか、不安になりながら、乗ってきた電車をお見送り

12/24 11:17

この駅名を動画で幾度も見ていました。遂にこの目で見られ、しばし感動に浸るも、のんびりしていられません(^_^;)時間が限られているので…

12/24 11:17

華やかなご成婚の年から31年、随分時が過ぎました

12/24 11:17

東屋迄緩い下り

12/24 11:19

東屋内にお洒落な二人掛けベンチ。ロンリーハートな自分は、眺めて通過

12/24 11:20

製茶工場の跡だそう

12/24 11:21

天竜川水面が近くなりました

12/24 11:22

言葉は要りません

12/24 11:27

この辺りはほぼ平坦

12/24 11:31

廃棄されたバイクと通行止の標識は動画で何度も見ていました

12/24 11:31

バイクマニアの方には興味を惹かれる物のようですが、自分には捨てられた可哀そうなバイクにしか見えません

12/24 11:32

小和田駅近くにお住まいだった方の家は現在、廃屋で立ち入り禁止

12/24 11:33

切通し

12/24 11:34

切通し通過直後、道路崩落の為、谷間へ迂回

12/24 11:38

踏み跡が判然としない箇所もありますが、頭上に赤い橋が見えるので適当に歩きました

12/24 11:39

鉄梯子を登れば迂回終了

12/24 11:40

ちょっと揺れます

12/24 11:42

日差しもあってほっとする一瞬♪

12/24 11:43

通行止めになっている道がかなりある感じ

12/24 11:44

急坂に石段

12/24 11:52

送電鉄塔
急ぐので残念ながらノンストップ通過

12/24 12:03

急斜面に幾重にも石垣が積み上げられ、先人の苦労と根気強さに心打たれます

12/24 12:04

傾きかけた建物発見
トイレでした

12/24 12:09

簡易舗装道が崩落しかけている場所があり、慎重に通過

12/24 12:12

舗装車道に出ました
塩沢集落です

12/24 12:13

もう少し行けば、白山神社なのですが、予定の電車に乗り遅れると帰宅が三時間遅くなり、ここから遥拝して引き返すことにしました

12/24 12:13

小和田駅に戻ります

12/24 12:35

送電鉄塔通過

12/24 12:44

吊り橋に帰還

12/24 12:45

橋の上から覗く急流

12/24 12:47

水の流れが、道の崩落にも影響し、地形を変えていくのでしょう

12/24 12:50

迂回終了
この時点でどうやら電車に間に合いそうと分かり、ほっとしました♪

12/24 12:50

再び切通し

12/24 13:00

見上げると、あんな高い所に飯田線の線路が(*_*)

12/24 13:01

言葉は要りません

12/24 13:05

ゴール間近

12/24 13:06

小和田駅

12/24 13:17

さようなら
思い残していた飯田線秘境駅を訪ねることができ、感無量

12/24 13:42

車窓から

12/24 13:45

2021年春に、ツアーで訪れた懐かしい駅

12/24 14:07

谷合に見えている山が気になります

12/24 14:11

頭上に天竜大橋

12/24 14:12

天竜駅にて

12/24 14:20

車窓から仙丈ケ岳

12/24 14:41

車窓から風越山

12/24 15:18

伊那大島駅から
塩見岳から赤石岳に至る稜線がくっきり♪

12/24 15:21

飯田線の車両も記念撮影

12/24 15:26

車窓から烏帽子岳
山頂直下、滅茶苦茶急登でした

12/24 15:31

車窓から仙涯嶺方面
雲に覆われ、残念

12/24 15:52

車窓から駒ヶ根ロープウェイ方面

12/24 15:53

車窓から木曾駒ヶ岳方面

12/24 16:16

車窓から仙丈ケ岳、北岳が美しく見え、これまで夏にしか見る機会のなかった山々が仰げて感動しました。冬の鉄旅も良いもの

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

kyom4

地元のバスツアーで、飯田線の秘境駅を巡ったのは2021年。
春に為栗駅・金野駅・田本駅、夏に中井侍駅・為栗駅を訪れ
小和田駅へもと思っていたのですが、残念ながらツアーがなく
個人的に行くしかないと思いながらそのままになっておりました。

冬になると行く山が限られ、鉄道の旅をするには絶好の機会、
そして秘境駅は、今や思ったより沢山動画で見られ、
小和田駅から塩沢集落までの道の状況は微に入り細に入り
撮影されているので、心配はなかったものの、一番の心配は
集落を往復するには、時間の余裕がないことでした。

飯田線を走る、一日二往復の「伊那路2号」という特急にも
乗ってみたかったのですけれど、長野からでは前泊しないと無理。
なので一日目は、飯田線各駅停車の旅を楽しんで、豊橋に宿泊、
長野市から292km、八時間ちょっとの長旅を計画。
二日目、豊橋から再び飯田線に乗り、小和田駅で降車し、
次の電車迄の2時間で、何とか塩沢集落を往復しようと考えました。
この計画を立て、実行するまで、散々悩みましたが
旅を無事終えられ、案ずるより産むが安しとしみじみ！

小和田駅には、華やかなご成婚を思い出させる記念物があります。
あの時から、はや31年が経ち、駅近くにお住まいの方も居なくなり
塩沢集落に通じる歩道を歩く人は本当に少ない様子で、
枝や落葉に覆われている急な下りは、木車、石車に注意しました。
通学路だった時代もあったと聞き、信じられない思いです。

飯田線沿線には以前登った山々の思い出も数々あり、
各駅停車の退屈も伴いましたが、忘れていた山々の記憶が甦り
思い出の残る駅に着く毎に、追想に浸れましたし、
本宮山という登りたいと思っていた山の姿も車窓から発見！
仙丈ケ岳、北岳、そして南アルプスの稜線が白く美しく見え、
これまで夏にしか見る機会のなかった山々の凛とした姿に、感動！
冬の鉄旅も良いものだと実感し、また計画を立てたくなりました。