年末29日の夕刻、羽田を離陸。利尻島いらい4年半ぶりの空港だから、飛行機の乗り方ぜんぶ忘れた。
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12/29 18:06
年末29日の夕刻、羽田を離陸。利尻島いらい4年半ぶりの空港だから、飛行機の乗り方ぜんぶ忘れた。
長崎空港から長崎中心街までは高速バスでけっこう時間がかかる。とにもかくにも初の長崎県上陸。
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12/29 21:41
長崎空港から長崎中心街までは高速バスでけっこう時間がかかる。とにもかくにも初の長崎県上陸。
年末でも営業してる居酒屋へ。
五島つばき蒸留所のクラフトジンよ、6種の刺身とともに輝け…輝け…
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12/29 21:52
年末でも営業してる居酒屋へ。
五島つばき蒸留所のクラフトジンよ、6種の刺身とともに輝け…輝け…
長崎に来たらクジラだ。
さえずり。
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12/29 22:09
長崎に来たらクジラだ。
さえずり。
壱岐の島 伝匠の25度ストレートをぐびりながら、
食パンサクサクの長崎ハトシでしめる…
海老うまっ
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12/29 22:24
壱岐の島 伝匠の25度ストレートをぐびりながら、
食パンサクサクの長崎ハトシでしめる…
海老うまっ
最安の宿、ファーストキャビン長崎に宿泊した翌朝。波も穏やかな長崎港ターミナルへと歩く。これなら問題なく船は出るだろう。
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12/30 6:59
最安の宿、ファーストキャビン長崎に宿泊した翌朝。波も穏やかな長崎港ターミナルへと歩く。これなら問題なく船は出るだろう。
ターミナル内の南蛮亭で出汁の旨いうどん、アゴ天おでんの朝飯。
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12/30 7:12
ターミナル内の南蛮亭で出汁の旨いうどん、アゴ天おでんの朝飯。
いざ、高速船で長崎港から有川港へ。
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12/30 7:45
いざ、高速船で長崎港から有川港へ。
長崎港を離岸。
久しぶりのクルーズに、海は広いなと再認識。
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12/30 7:55
長崎港を離岸。
久しぶりのクルーズに、海は広いなと再認識。
はるばるやって来ました、上五島。
島内最大の港である有川港ターミナルに着岸。頭上にはクジラの展示あり。
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12/30 9:43
はるばるやって来ました、上五島。
島内最大の港である有川港ターミナルに着岸。頭上にはクジラの展示あり。
シロナガスクジラの頭骨鳥居がめずらしい海童神社へ。
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12/30 9:55
シロナガスクジラの頭骨鳥居がめずらしい海童神社へ。
観光モードは早くも終わり。
ローソンでとりあえず最低限の行動食だけ買い足して、いよいよ修行モードに参る。
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12/30 10:09
観光モードは早くも終わり。
ローソンでとりあえず最低限の行動食だけ買い足して、いよいよ修行モードに参る。
まずは中通島の東エリアを巡礼していく。
その後、南エリア、西エリア(若松島)、北エリアの順で巡っていくのが、今回の計画だ。
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12/30 10:28
まずは中通島の東エリアを巡礼していく。
その後、南エリア、西エリア(若松島)、北エリアの順で巡っていくのが、今回の計画だ。
なんと、歩き出してまもなく雨が降り出した。雨雲レーダーには可視化されていなかったのに。すぐ止むとは思うのだが、レインウェアとザックカバーを横着せず纏った。
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12/30 10:57
なんと、歩き出してまもなく雨が降り出した。雨雲レーダーには可視化されていなかったのに。すぐ止むとは思うのだが、レインウェアとザックカバーを横着せず纏った。
しばらくして雨はすっかりおさまってくれた。晴れ間も出始めている。複雑な海岸線に、海も青く。
バックパックを樹林帯に隠した。サブザックのみの身軽になって頭ヶ島を往復する。
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12/30 11:21
しばらくして雨はすっかりおさまってくれた。晴れ間も出始めている。複雑な海岸線に、海も青く。
バックパックを樹林帯に隠した。サブザックのみの身軽になって頭ヶ島を往復する。
島の東端への道のりは長いが、海鳥や小さな島々などに目を奪われながら歩く。島だらけの島ワールドに自分は来たんだなと。
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12/30 12:02
島の東端への道のりは長いが、海鳥や小さな島々などに目を奪われながら歩く。島だらけの島ワールドに自分は来たんだなと。
長崎ってことでカステラを行動食として頬ばる。
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12/30 12:08
長崎ってことでカステラを行動食として頬ばる。
数は少なめだが自販機は点在している。たとえばバス停や公民館、教会の下など。
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12/30 12:28
数は少なめだが自販機は点在している。たとえばバス停や公民館、教会の下など。
友住郷の港を通り過ぎる。ビーチもある。
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12/30 12:33
友住郷の港を通り過ぎる。ビーチもある。
磯もある。
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12/30 12:34
磯もある。
友住郷の路地。石畳などノスタルジックな猟師町の景観がすこし残されている。
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12/30 12:39
友住郷の路地。石畳などノスタルジックな猟師町の景観がすこし残されている。
港のむこう、風力発電機が回っている。
天気はすっかり良くなった。
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12/30 12:40
港のむこう、風力発電機が回っている。
天気はすっかり良くなった。
大橋を渡って、中通島から頭ヶ島へ。
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12/30 12:52
大橋を渡って、中通島から頭ヶ島へ。
第一チェックポイント、頭ヶ島天主堂に到着。
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12/30 13:30
第一チェックポイント、頭ヶ島天主堂に到着。
世界遺産である天主堂境内地にはモニュメントがいくつか。
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12/30 13:35
世界遺産である天主堂境内地にはモニュメントがいくつか。
キリシタン拷問の記念碑。
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12/30 13:35
キリシタン拷問の記念碑。
島の恩師ブレル神父と、共にいた殉教者たちの碑。
その最期は、撲殺され海に投げ出されたらしい。海と島々の国、長崎。しかしかつては、金品目当ての突発的な海賊的行為もあった地なのか。
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12/30 13:36
島の恩師ブレル神父と、共にいた殉教者たちの碑。
その最期は、撲殺され海に投げ出されたらしい。海と島々の国、長崎。しかしかつては、金品目当ての突発的な海賊的行為もあった地なのか。
聖母マリア像を奉納した岩穴、いわゆるルルド。
今後、旅の先々でルルドを訪れていくことになるが、それぞれに個性がある。
椿の花が咲いていた。
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12/30 13:38
聖母マリア像を奉納した岩穴、いわゆるルルド。
今後、旅の先々でルルドを訪れていくことになるが、それぞれに個性がある。
椿の花が咲いていた。
ドミンゴ松次郎の住居跡。
上五島地域の潜伏キリシタンのリーダー的人物だった。禁教令の高札が撤去される以前の1867年、ここ頭ヶ島に渡って来た。彼の屋敷が「仮の聖堂」として、教会建築以前の伝道所・集会所の役割をはたしていた。
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12/30 13:38
ドミンゴ松次郎の住居跡。
上五島地域の潜伏キリシタンのリーダー的人物だった。禁教令の高札が撤去される以前の1867年、ここ頭ヶ島に渡って来た。彼の屋敷が「仮の聖堂」として、教会建築以前の伝道所・集会所の役割をはたしていた。
頭ヶ島天主堂。
付近の石を切り出して建設された。世界遺産として有名であるがゆえ、内部見学をするには事前の承諾と予約が個人でも必要。
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12/30 13:41
頭ヶ島天主堂。
付近の石を切り出して建設された。世界遺産として有名であるがゆえ、内部見学をするには事前の承諾と予約が個人でも必要。
建築家・鉄川与助が設計した石造建築。この人物の名は、この後もたびたび現れる。
中に入ってみたい気持ちは当然あるが、年末年始は予約へのハードルが高そうだと計画段階の時点で察し、私は遠慮しておいた。
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12/30 13:42
建築家・鉄川与助が設計した石造建築。この人物の名は、この後もたびたび現れる。
中に入ってみたい気持ちは当然あるが、年末年始は予約へのハードルが高そうだと計画段階の時点で察し、私は遠慮しておいた。
外観だけ巡礼し、数珠(ロザリオ)を取り出して主祷文のみ祈りつつ失礼した。
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12/30 13:45
外観だけ巡礼し、数珠(ロザリオ)を取り出して主祷文のみ祈りつつ失礼した。
天主堂の下にはかのように美しいビーチあり。
しかしここは病人が療養のために連れて来られた小さな島だった。そんな当時としては近寄りがたい僻地だったがゆえ、潜伏キリシタンが集落を開拓し、共同体を伝承することが可能だった。
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12/30 13:49
天主堂の下にはかのように美しいビーチあり。
しかしここは病人が療養のために連れて来られた小さな島だった。そんな当時としては近寄りがたい僻地だったがゆえ、潜伏キリシタンが集落を開拓し、共同体を伝承することが可能だった。
海のむこうにロクロ島。
ちなみにこの辺りには、かつて信徒が教会へと歩いた里道、すなわち登山道による古道も残っているらしい。ヤマレコ的に気になるところ。
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12/30 13:50
海のむこうにロクロ島。
ちなみにこの辺りには、かつて信徒が教会へと歩いた里道、すなわち登山道による古道も残っているらしい。ヤマレコ的に気になるところ。
頭ヶ島のキリシタン墓地。
この先の巡礼路でも幾つものキリシタン墓地に出会うことになるのだが、ここはひときわ広く、また高台ではなくて海辺にあることが印象的だった。
関係者以外は霊園内入場禁止との注意書きあり。
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12/30 13:51
頭ヶ島のキリシタン墓地。
この先の巡礼路でも幾つものキリシタン墓地に出会うことになるのだが、ここはひときわ広く、また高台ではなくて海辺にあることが印象的だった。
関係者以外は霊園内入場禁止との注意書きあり。
さてさて。東の地の果てである頭ヶ島から有川港まで、往路と同じ距離を戻る。これはキツい。
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12/30 14:25
さてさて。東の地の果てである頭ヶ島から有川港まで、往路と同じ距離を戻る。これはキツい。
有川港のローソンに帰還したのは、もう日没近い夕刻。
長崎名物トルコライス?を買って食べ、夜散歩の部へ臨む。
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12/30 16:58
有川港のローソンに帰還したのは、もう日没近い夕刻。
長崎名物トルコライス?を買って食べ、夜散歩の部へ臨む。
日没を迎えながら、なおも歩き続ける初日。進路は南へ。丘の上に大きな教会があった。
旧鯛ノ浦教会に到着だ。
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12/30 18:28
日没を迎えながら、なおも歩き続ける初日。進路は南へ。丘の上に大きな教会があった。
旧鯛ノ浦教会に到着だ。
鯛ノ浦教会には殉教者たちのモニュメントがずらりと並び、冬のライトアップがなされていた。
件のブレル神父や鷹ノ巣キリシタン、日本二十六聖人殉教者など。凄惨な最期をむかえた人物が多いな。
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12/30 18:29
鯛ノ浦教会には殉教者たちのモニュメントがずらりと並び、冬のライトアップがなされていた。
件のブレル神父や鷹ノ巣キリシタン、日本二十六聖人殉教者など。凄惨な最期をむかえた人物が多いな。
聖ヨハネ五島。日本二十六聖人殉教者の一人とされる。
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12/30 18:29
聖ヨハネ五島。日本二十六聖人殉教者の一人とされる。
鷹ノ巣キリシタン殉教碑。一家惨殺事件だった。
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12/30 18:30
鷹ノ巣キリシタン殉教碑。一家惨殺事件だった。
ルルドの聖母像に近づく。
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12/30 18:33
ルルドの聖母像に近づく。
鯛ノ浦教会のルルドは広い祈りの場となっている。
殉教者碑文を読んでいて暗いきぶんになっていたが、ライトアップの光のおかげで緩和される。
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12/30 18:33
鯛ノ浦教会のルルドは広い祈りの場となっている。
殉教者碑文を読んでいて暗いきぶんになっていたが、ライトアップの光のおかげで緩和される。
旧鯛ノ浦教会のファサード。
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12/30 18:38
旧鯛ノ浦教会のファサード。
こちらは新会堂の方の入口。聖家族がクリスマスムードを祝う。ほんらいの教会の伝統では、1/6のエピファニーの日までクリスマス飾りは続けるもの。年末に急いで飾りを片付けるのは現代日本ローカルの風習だ。
商業やイベントの世界では、ライトアップやイルミネーションを新年まで続ける気運も最近では高まってきてるけれど。
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12/30 18:40
こちらは新会堂の方の入口。聖家族がクリスマスムードを祝う。ほんらいの教会の伝統では、1/6のエピファニーの日までクリスマス飾りは続けるもの。年末に急いで飾りを片付けるのは現代日本ローカルの風習だ。
商業やイベントの世界では、ライトアップやイルミネーションを新年まで続ける気運も最近では高まってきてるけれど。
鯛ノ浦の住宅地を抜けて蛇行する山道に至ったところで、本日の行脚を終える。誰にも存在を気取られないポイントで、ハンモック泊だ。
下が石だらけだが、テントと違って浮かぶから無問題。広葉樹もしっかり太くて樹皮も丈夫で良い。日中に通り雨があったから、念のためにタープも設営。
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12/30 20:09
鯛ノ浦の住宅地を抜けて蛇行する山道に至ったところで、本日の行脚を終える。誰にも存在を気取られないポイントで、ハンモック泊だ。
下が石だらけだが、テントと違って浮かぶから無問題。広葉樹もしっかり太くて樹皮も丈夫で良い。日中に通り雨があったから、念のためにタープも設営。
お遍路ニ日目、12/31
ぐねぐねとした勾配のある道から始まる。
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12/31 5:44
お遍路ニ日目、12/31
ぐねぐねとした勾配のある道から始まる。
さらに林道のような山道で島の内陸部へ。
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12/31 7:15
さらに林道のような山道で島の内陸部へ。
佐野原教会。
朝から二時間歩いて着いた、三番目の霊場。山村に建つ、小さな聖堂だ。
ここ中通島は十字架みたいな形をしてるとも言われるが、そのクロスの交差点あたりに位置する。
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12/31 7:30
佐野原教会。
朝から二時間歩いて着いた、三番目の霊場。山村に建つ、小さな聖堂だ。
ここ中通島は十字架みたいな形をしてるとも言われるが、そのクロスの交差点あたりに位置する。
山道を引き返し、海沿いを南へ。
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12/31 8:40
山道を引き返し、海沿いを南へ。
船隠教会に参る。
赤い屋根と白い壁。土砂崩れと台風によって難航しながらも、昭和期に竣工された聖堂だ。
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12/31 9:24
船隠教会に参る。
赤い屋根と白い壁。土砂崩れと台風によって難航しながらも、昭和期に竣工された聖堂だ。
道路はアップダウンだらけ。高い峠には凍結注意が呼びかけられている。
奈良尾エリア、すなわち町村合併前の奈良尾町へいよいよ入る。
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12/31 10:13
道路はアップダウンだらけ。高い峠には凍結注意が呼びかけられている。
奈良尾エリア、すなわち町村合併前の奈良尾町へいよいよ入る。
浜串教会にようやく至る。
良い天気。潮騒を感じるロケーションに建っている。
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12/31 11:15
浜串教会にようやく至る。
良い天気。潮騒を感じるロケーションに建っている。
五島列島の潜伏キリシタンの舞台は、下五島よりもまず上五島がありきで、その信徒たちの多くは九州本土の外海(そとめ)地方から渡って来た。
ここ浜串も、外海から安住の地を求めて拓いた集落だ。
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12/31 11:15
五島列島の潜伏キリシタンの舞台は、下五島よりもまず上五島がありきで、その信徒たちの多くは九州本土の外海(そとめ)地方から渡って来た。
ここ浜串も、外海から安住の地を求めて拓いた集落だ。
浜串教会から港の突端までひと歩きするとマリア像がある。
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12/31 11:31
浜串教会から港の突端までひと歩きするとマリア像がある。
「希望の聖母像」と名付けられた彼女は、港の入口に立ち、航海の安全を祈りつつ見守っているという。
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12/31 11:36
「希望の聖母像」と名付けられた彼女は、港の入口に立ち、航海の安全を祈りつつ見守っているという。
マリアに倣いて我も海を見つめてみたが、無限無数と感じられる波の襞々が絶えず蠢いていて、畏怖の念を抱くので心落ち着かず。山ばかり入ってきたので、海の修行や鍛錬はまったく足らず。海免疫なし。
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12/31 11:36
マリアに倣いて我も海を見つめてみたが、無限無数と感じられる波の襞々が絶えず蠢いていて、畏怖の念を抱くので心落ち着かず。山ばかり入ってきたので、海の修行や鍛錬はまったく足らず。海免疫なし。
浜串から一時間ほど歩いたところ。きのう有川港で購入しておいた飛魚の子ども。よく咀嚼して味わう。
すでに40km以上歩行し続けているが、アスファルト道でのそれは人生初チャレンジの距離である。山道とは別の衝撃ダメージ。二日目にしてすでに足に違和感みたいなのを感じている。
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12/31 12:38
浜串から一時間ほど歩いたところ。きのう有川港で購入しておいた飛魚の子ども。よく咀嚼して味わう。
すでに40km以上歩行し続けているが、アスファルト道でのそれは人生初チャレンジの距離である。山道とは別の衝撃ダメージ。二日目にしてすでに足に違和感みたいなのを感じている。
いかにも歴史的建造物といった煉瓦造りの教会に着いた。
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12/31 13:38
いかにも歴史的建造物といった煉瓦造りの教会に着いた。
福見教会である。
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12/31 13:41
福見教会である。
建築としては大正時代に念願かなって完成したものだが、この地に外海から五名が移住してきたのは1799年。江戸時代の厳しい迫害から逃れてきた者たちの集落が礎だ。
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12/31 13:43
建築としては大正時代に念願かなって完成したものだが、この地に外海から五名が移住してきたのは1799年。江戸時代の厳しい迫害から逃れてきた者たちの集落が礎だ。
堂々たる天主堂として港の高台に建つ。
住民のほとんどがキリスト者であると解説板に書いてあった。
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12/31 13:45
堂々たる天主堂として港の高台に建つ。
住民のほとんどがキリスト者であると解説板に書いてあった。
第7チェックポイント、高井旅教会に着く。
福見からそんなに距離がなくて胸を撫で下ろす。
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12/31 14:13
第7チェックポイント、高井旅教会に着く。
福見からそんなに距離がなくて胸を撫で下ろす。
海を見下ろす赤い屋根がかわいい教会。
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12/31 14:15
海を見下ろす赤い屋根がかわいい教会。
南の島ムード。
風もほとんどなく、天気に恵まれているな。
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12/31 14:21
南の島ムード。
風もほとんどなく、天気に恵まれているな。
高井旅の絶景ビーチを眺めながら先を急ぐ。
1
12/31 14:30
高井旅の絶景ビーチを眺めながら先を急ぐ。
奈良尾港にたどり着いた。この規模の港町は、スタート地の有川いらいだ。中通島南部の中心地である。
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12/31 15:09
奈良尾港にたどり着いた。この規模の港町は、スタート地の有川いらいだ。中通島南部の中心地である。
島のネコはちょっと肥えぎみか。
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12/31 15:17
島のネコはちょっと肥えぎみか。
せっかく奈良尾に来たら奈良尾神社を観光すべきだろう。歩行距離は数キロ加算されることになるが。
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12/31 15:36
せっかく奈良尾に来たら奈良尾神社を観光すべきだろう。歩行距離は数キロ加算されることになるが。
推定樹齢650年以上と言われる、巨樹の根もと、のほんの一部。
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12/31 15:38
推定樹齢650年以上と言われる、巨樹の根もと、のほんの一部。
五島の名所、奈良尾のアコウ。
巨樹そのものが鳥居のようだ。南島の植物のイメージを覆えす圧巻のでかさ!
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12/31 15:38
五島の名所、奈良尾のアコウ。
巨樹そのものが鳥居のようだ。南島の植物のイメージを覆えす圧巻のでかさ!
その枝は、神社の本堂や周囲の民家にまで届きそうだ。
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12/31 15:40
その枝は、神社の本堂や周囲の民家にまで届きそうだ。
丘の上までさらにひと歩きして、リゾートホテルの日帰り入浴をした。
今回の道中で唯一の立ち寄り湯チャンス、逃すまい。
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12/31 15:55
丘の上までさらにひと歩きして、リゾートホテルの日帰り入浴をした。
今回の道中で唯一の立ち寄り湯チャンス、逃すまい。
奈良尾港でただ一軒のスーパー「ナイスデイ」へ。大晦日はどうにか営業してくれていた。17:00の閉店時間に間に合った。明日、辺境の地に旅立つ前に必要な分の買い出しを済ませた。
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12/31 16:33
奈良尾港でただ一軒のスーパー「ナイスデイ」へ。大晦日はどうにか営業してくれていた。17:00の閉店時間に間に合った。明日、辺境の地に旅立つ前に必要な分の買い出しを済ませた。
重くなったバックパックに耐えながら、日没時間になっても歩く。二日目の最低限のノルマまでは、せめて進まなくては。進捗としてはやや苦戦中か。
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12/31 17:29
重くなったバックパックに耐えながら、日没時間になっても歩く。二日目の最低限のノルマまでは、せめて進まなくては。進捗としてはやや苦戦中か。
桐という名の漁村に入る頃、完全に宵闇となった。哀愁漂う、叙情派風景。浮かぶ小島を見ては、はるばる五島までやって来た手ごたえを感じた。
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12/31 17:40
桐という名の漁村に入る頃、完全に宵闇となった。哀愁漂う、叙情派風景。浮かぶ小島を見ては、はるばる五島までやって来た手ごたえを感じた。
桐のキリシタン墓地だ。
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12/31 17:57
桐のキリシタン墓地だ。
桐教会に到着。
上五島の歴史、先駆者を想起させる像。
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12/31 18:07
桐教会に到着。
上五島の歴史、先駆者を想起させる像。
モダンな塔をイルミネーションが照らす。
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12/31 18:10
モダンな塔をイルミネーションが照らす。
大晦日はクリスマスシーズンである。
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12/31 18:16
大晦日はクリスマスシーズンである。
桐の集落が終わった辺りで、二日目の行脚を終える。
手早くガスストーブで湯を一杯だけ沸かし、年越しそばを食べた。尚、私は今回のような旅で焚火はしないようにと決めている。自分の負担にしかならず、住民にわずかでも不安感を残すような、有用でない要素は削ぎ落とした。
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12/31 19:20
桐の集落が終わった辺りで、二日目の行脚を終える。
手早くガスストーブで湯を一杯だけ沸かし、年越しそばを食べた。尚、私は今回のような旅で焚火はしないようにと決めている。自分の負担にしかならず、住民にわずかでも不安感を残すような、有用でない要素は削ぎ落とした。
奈良尾のスーパーで調達したヒラス(ヒラマサを長崎ではそう呼ぶ)が新鮮で美味い。
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12/31 19:29
奈良尾のスーパーで調達したヒラス(ヒラマサを長崎ではそう呼ぶ)が新鮮で美味い。
暗くて植生がハッキリわからなかったのだが、適度な太さと樹皮の丈夫さがある広葉樹は、生長したヤブツバキだったのだろうか。五島を代表する樹だが、ハンモックでよく眠らせてくれる。
食べ物を嗅ぎつけるのか、イノシシの吠え声だけは五月蝿かったけれど。
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12/31 19:50
暗くて植生がハッキリわからなかったのだが、適度な太さと樹皮の丈夫さがある広葉樹は、生長したヤブツバキだったのだろうか。五島を代表する樹だが、ハンモックでよく眠らせてくれる。
食べ物を嗅ぎつけるのか、イノシシの吠え声だけは五月蝿かったけれど。
1/1
あけましておめでとうございます。
お遍路の三日目は、若松大橋を渡る頃に空が白み始めた。
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1/1 6:34
1/1
あけましておめでとうございます。
お遍路の三日目は、若松大橋を渡る頃に空が白み始めた。
若松大橋の全景。
上五島の地形と道のりは下五島以上に険しいらしいが、橋で海を越えることができるのはメリットだ。そのおかげで今回のような少々無理のある日程での移動にも挑める。自由度が高いから、自分自身さえ頑張れば計画が成り立ちうる。
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1/1 6:46
若松大橋の全景。
上五島の地形と道のりは下五島以上に険しいらしいが、橋で海を越えることができるのはメリットだ。そのおかげで今回のような少々無理のある日程での移動にも挑める。自由度が高いから、自分自身さえ頑張れば計画が成り立ちうる。
中通島から若松島に渡って来た。
元旦は、地元スーパーはおろか港機能も休業日だという。自販機のジュースやセブンティーンアイスでカロリーを蓄える。ただし若松港の自販機はすべて、未だに新千円札が使えず。地元の若い親切な女性が旧札と交換してくださり、助かる。
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1/1 7:11
中通島から若松島に渡って来た。
元旦は、地元スーパーはおろか港機能も休業日だという。自販機のジュースやセブンティーンアイスでカロリーを蓄える。ただし若松港の自販機はすべて、未だに新千円札が使えず。地元の若い親切な女性が旧札と交換してくださり、助かる。
若松港で干支の餅菓子も食べて、さらに腹を満たす。今より辺鄙な奥地にある大平教会まで往復するゆえ。
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1/1 7:33
若松港で干支の餅菓子も食べて、さらに腹を満たす。今より辺鄙な奥地にある大平教会まで往復するゆえ。
いやいや、長い遠い。山をトラバースしながら同時に複雑な海岸線に沿うような道。坂とカーブ。Googleマップでは算出できないような、時間を喰う道中となった。
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1/1 8:59
いやいや、長い遠い。山をトラバースしながら同時に複雑な海岸線に沿うような道。坂とカーブ。Googleマップでは算出できないような、時間を喰う道中となった。
大平教会が見える頃には、もう午前10時近くに!?
なんて場所に教会が建っているんだ…
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1/1 9:54
大平教会が見える頃には、もう午前10時近くに!?
なんて場所に教会が建っているんだ…
若松島のもっとも北にあるマリア像。
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1/1 10:00
若松島のもっとも北にあるマリア像。
足が少し痛くなってきた。癒してほしい。
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1/1 10:01
足が少し痛くなってきた。癒してほしい。
天気は昨日に引き続き最高。
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1/1 10:04
天気は昨日に引き続き最高。
大平の青い海。美しいが、ここから若松港まで同じ道のりを引き返すと思うと泣きそうになる。
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1/1 10:10
大平の青い海。美しいが、ここから若松港まで同じ道のりを引き返すと思うと泣きそうになる。
若松港に帰り、そこから更に南西に進む。もうこんなに時間が押しているだなんて。波乱の元日だ。
だが次の教会には是非行きたいのだ。なぜなら隠れキリシタンの遺物が展示してあるからだ。
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1/1 13:37
若松港に帰り、そこから更に南西に進む。もうこんなに時間が押しているだなんて。波乱の元日だ。
だが次の教会には是非行きたいのだ。なぜなら隠れキリシタンの遺物が展示してあるからだ。
海を見下ろす土井ノ浦教会に到着。
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1/1 13:40
海を見下ろす土井ノ浦教会に到着。
若松島の南部にはキリシタン洞窟があるが、そこは船上から眺めることしかできない。そんなところに隠れ住んでまで信仰を死守しようとした人々がいた。そして厳しい迫害もあった。
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1/1 13:41
若松島の南部にはキリシタン洞窟があるが、そこは船上から眺めることしかできない。そんなところに隠れ住んでまで信仰を死守しようとした人々がいた。そして厳しい迫害もあった。
戦国時代の伝道師を想起するための碑。
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1/1 13:41
戦国時代の伝道師を想起するための碑。
内部は撮影できないが、入堂はできた。もともと大曾教会の旧会堂を移築および改修してきたものであるらしく、明治の初期木造教会建築の要素も残されている。
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内部は撮影できないが、入堂はできた。もともと大曾教会の旧会堂を移築および改修してきたものであるらしく、明治の初期木造教会建築の要素も残されている。
併設の「カリスト記念館」に入る。
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併設の「カリスト記念館」に入る。
信仰用具。
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信仰用具。
十字架とメダイ。
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十字架とメダイ。
洗礼式に用いられたというアワビ貝。
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洗礼式に用いられたというアワビ貝。
仏像にしか見えない。
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仏像にしか見えない。
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1/1 13:52
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ハンタマルヤ像。
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ハンタマルヤ像。
当時の隠れキリシタンたちが、いわゆる一神教的センスや霊性を直観的に理解していたかは怪しいと思うし、聖書を自ら読むような福音主義(ほぼ日本の造語であるところの「プロテスタント」)からも程遠い。
しかしながら若松島という辺境の地に潜伏する共同体ならではの、体得され、体現されてきた具体的な信仰生活の姿があったことが、展示からしのばれた。
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1/1 13:53
当時の隠れキリシタンたちが、いわゆる一神教的センスや霊性を直観的に理解していたかは怪しいと思うし、聖書を自ら読むような福音主義(ほぼ日本の造語であるところの「プロテスタント」)からも程遠い。
しかしながら若松島という辺境の地に潜伏する共同体ならではの、体得され、体現されてきた具体的な信仰生活の姿があったことが、展示からしのばれた。
キリスト像が見下ろす漁村と海との風景が美しかった。
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1/1 13:54
キリスト像が見下ろす漁村と海との風景が美しかった。
その後、一時間経過。内陸のアップダウンに苦しみ、ようやく再び海辺へ。上五島は山と海だらけだ。
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1/1 14:50
その後、一時間経過。内陸のアップダウンに苦しみ、ようやく再び海辺へ。上五島は山と海だらけだ。
地の果てのような美しい風景が続き、いま旅をしているという実感は豊かだが、なにしろ足が痛む。特に右足の甲。
私の右足は左よりも短く、しかし幅があり甲が高い。長距離歩行でむくんだ足が、靴とは合わなくなってしまった。この先ひたすら痛みが増すばかりの運命か。
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1/1 15:41
地の果てのような美しい風景が続き、いま旅をしているという実感は豊かだが、なにしろ足が痛む。特に右足の甲。
私の右足は左よりも短く、しかし幅があり甲が高い。長距離歩行でむくんだ足が、靴とは合わなくなってしまった。この先ひたすら痛みが増すばかりの運命か。
長く歩いてきた若松島が終わる。橋でつながっている漁生浦島へ渡る。
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1/1 16:13
長く歩いてきた若松島が終わる。橋でつながっている漁生浦島へ渡る。
さらに橋を渡り、有福島へと。
ここで観念してロキソニンを一服噛む。事前の計画段階のうちから三日目からは痛みとの闘いになる、と算段していたが、正確な想定に過ぎた。
にもかかわらず、同時に充分すぎるほどの固形物を摂ることを横着してしまった。副作用で胃を荒らす。足も腹も痛い。
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1/1 16:26
さらに橋を渡り、有福島へと。
ここで観念してロキソニンを一服噛む。事前の計画段階のうちから三日目からは痛みとの闘いになる、と算段していたが、正確な想定に過ぎた。
にもかかわらず、同時に充分すぎるほどの固形物を摂ることを横着してしまった。副作用で胃を荒らす。足も腹も痛い。
ようやく足の痛みが麻痺してきた頃には、もう夕方近くになっていた。漁村の住人の方に挨拶する。腹痛の方は治らず。
そして坂の上には。
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1/1 16:45
ようやく足の痛みが麻痺してきた頃には、もう夕方近くになっていた。漁村の住人の方に挨拶する。腹痛の方は治らず。
そして坂の上には。
有福教会に到達した。
今回のお遍路における、西の地の果て。なんとも言えぬ溜息がひとつ。
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1/1 16:45
有福教会に到達した。
今回のお遍路における、西の地の果て。なんとも言えぬ溜息がひとつ。
小さな漁村の小さな聖堂。こんな場所にまで教会が存在していることに驚く。
海を見下ろすマリアに倣いて、我もまた合唱する。
身体を酷使してここまで来たが。
「心身の合一が成りますように」と黙想した。
原始〜初代のキリスト信仰は、観念的・精神的な方へ偏ったものでなくして、身体論的で泥臭い道であったはずなのだ、と私は考えている。
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1/1 16:52
小さな漁村の小さな聖堂。こんな場所にまで教会が存在していることに驚く。
海を見下ろすマリアに倣いて、我もまた合唱する。
身体を酷使してここまで来たが。
「心身の合一が成りますように」と黙想した。
原始〜初代のキリスト信仰は、観念的・精神的な方へ偏ったものでなくして、身体論的で泥臭い道であったはずなのだ、と私は考えている。
さて。厳しい現状を甘んじて受け入れる時だ。
まもなく日没だが、痛む身体で往路と同じ坂道を十数キロ歩いて帰ることにこだわるのか。展望もない夜道で。それは心身を共にへし折ってしまい、今回の計画全体を崩壊させる選択なのではないか?
自分がほんとうにやりたいことは何か。
理想と妥協のあいだで悩む。
結論。ここ西の果てから若松港までの単調な帰路だけは、タクシーを呼ぶ!
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1/1 16:52
さて。厳しい現状を甘んじて受け入れる時だ。
まもなく日没だが、痛む身体で往路と同じ坂道を十数キロ歩いて帰ることにこだわるのか。展望もない夜道で。それは心身を共にへし折ってしまい、今回の計画全体を崩壊させる選択なのではないか?
自分がほんとうにやりたいことは何か。
理想と妥協のあいだで悩む。
結論。ここ西の果てから若松港までの単調な帰路だけは、タクシーを呼ぶ!
さてさて。
なぜ私は暖かな室内で今、諦めていた地元の味付けの雑煮など、五島の正月料理にありつけているんだ??
若松港でタクシーを降りると、スーパーすら休業する元旦の夜。しかし背後に店の灯りを感知した。「ポイント」という喫茶店のドアを駄目元で開くと、そこは地元の常連さんがボトルキープするBARみたいな店だった。
店主のおばあちゃんからドリンクしか注文できないと告げられる。だが「残り物が出るよ」とも。訳もわからず着席すると、ご馳走が並んだ!
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1/1 17:41
さてさて。
なぜ私は暖かな室内で今、諦めていた地元の味付けの雑煮など、五島の正月料理にありつけているんだ??
若松港でタクシーを降りると、スーパーすら休業する元旦の夜。しかし背後に店の灯りを感知した。「ポイント」という喫茶店のドアを駄目元で開くと、そこは地元の常連さんがボトルキープするBARみたいな店だった。
店主のおばあちゃんからドリンクしか注文できないと告げられる。だが「残り物が出るよ」とも。訳もわからず着席すると、ご馳走が並んだ!
鯨肉をあてに壱岐ゴールドや五島灘などの焼酎を注文。今夜はフリーズドライの雑炊がディナーとなるはずだったのに。予想外の展開に、もはや感涙しそうだ。
常連さんのご老人は若松港育ちで、過疎化が進む五島へのリアルな思いなどを話してくれた。そして徒歩の速度で島を見てまわる私にも尋ねる。「五島をどう思うか?」と。私なりの所感や見解を述べた。
思いがけない島の味、そして島民との交流が楽しくて、しばし足の痛みを忘れることができた。
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1/1 18:16
鯨肉をあてに壱岐ゴールドや五島灘などの焼酎を注文。今夜はフリーズドライの雑炊がディナーとなるはずだったのに。予想外の展開に、もはや感涙しそうだ。
常連さんのご老人は若松港育ちで、過疎化が進む五島へのリアルな思いなどを話してくれた。そして徒歩の速度で島を見てまわる私にも尋ねる。「五島をどう思うか?」と。私なりの所感や見解を述べた。
思いがけない島の味、そして島民との交流が楽しくて、しばし足の痛みを忘れることができた。
道路から九十九折りに山の斜面を何段か上に登れば、私から外界は見えず、外界からも私に気づくことはできなくなる。存在を消すかのように、野宿を営む。すでに温かい料理で満腹で、ガスストーブで湯を沸かす時間も省けた。
環境循環型の歯磨き粉はなんだか磨き足らない気もするのだが、携帯トイレの袋に吐き出して、それから消灯した。
足と脳を快適な寝具で休めるのだ。
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1/1 20:07
道路から九十九折りに山の斜面を何段か上に登れば、私から外界は見えず、外界からも私に気づくことはできなくなる。存在を消すかのように、野宿を営む。すでに温かい料理で満腹で、ガスストーブで湯を沸かす時間も省けた。
環境循環型の歯磨き粉はなんだか磨き足らない気もするのだが、携帯トイレの袋に吐き出して、それから消灯した。
足と脳を快適な寝具で休めるのだ。
1/2、お遍路の四日目。
深夜三時にアラームを鳴らした。靴紐を右足の甲あたりだけ緩めてみて、痛みを誤魔化す。速く歩けない身体であるならば、睡眠時間を削って早く行動開始するだけのこと。まずは若松島から中通島に戻らなければならない。本日も行脚修行は続く。
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1/2 5:58
1/2、お遍路の四日目。
深夜三時にアラームを鳴らした。靴紐を右足の甲あたりだけ緩めてみて、痛みを誤魔化す。速く歩けない身体であるならば、睡眠時間を削って早く行動開始するだけのこと。まずは若松島から中通島に戻らなければならない。本日も行脚修行は続く。
夜明け前、若松大浦教会を巡礼する。昭和20年に民家を借り受けて聖堂としたものだという。
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1/2 6:37
夜明け前、若松大浦教会を巡礼する。昭和20年に民家を借り受けて聖堂としたものだという。
降誕節の飾り付けをヘッドライトで照らす。
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1/2 6:38
降誕節の飾り付けをヘッドライトで照らす。
「あけの明星…」「夜明けはまだか…」
そんな歌詞のクリスマス期の賛美歌を思い出しながら、未明の道路を歩く。
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1/2 6:40
「あけの明星…」「夜明けはまだか…」
そんな歌詞のクリスマス期の賛美歌を思い出しながら、未明の道路を歩く。
足取りはやや重いが、やがて中ノ浦教会に至る。
鉄川与助による渾身の設計。
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足取りはやや重いが、やがて中ノ浦教会に至る。
鉄川与助による渾身の設計。
朝日をむかえようとするルルドの聖母像。
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1/2 7:10
朝日をむかえようとするルルドの聖母像。
中ノ浦教会の内部は素晴らしいものだった。椿の花の装飾が、折上天井の各所に施された意匠。
元気をもらい先へ進む!
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1/2 7:12
中ノ浦教会の内部は素晴らしいものだった。椿の花の装飾が、折上天井の各所に施された意匠。
元気をもらい先へ進む!
行動四日目の序盤は、高低差のあまりない海沿いに開発された国道だ。
アスファルトの硬さで踵は両方とも赤く痛むが、ロキソニンで脳を騙せれば気にせず動かせる。
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1/2 7:50
行動四日目の序盤は、高低差のあまりない海沿いに開発された国道だ。
アスファルトの硬さで踵は両方とも赤く痛むが、ロキソニンで脳を騙せれば気にせず動かせる。
次なる霊場が近い。
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1/2 8:51
次なる霊場が近い。
真手ノ浦教会だ。
第14チェックポイント。まだたったの14/29かと思われるかもしれないが心配ご無用。今日と明日との後半戦にかたよって、教会は多く建っているから。追い上げるぞ。
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1/2 8:57
真手ノ浦教会だ。
第14チェックポイント。まだたったの14/29かと思われるかもしれないが心配ご無用。今日と明日との後半戦にかたよって、教会は多く建っているから。追い上げるぞ。
四日目の今日もまる一日晴れそうだ。天気にはほんとうに恵まれている。
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1/2 9:01
四日目の今日もまる一日晴れそうだ。天気にはほんとうに恵まれている。
しばらく海沿いの国道384を北上してきたが、ここで分岐。本日の正念場となりそうな林道に踏み込む。バックパックを隠してサブザックのみで参る。
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1/2 9:24
しばらく海沿いの国道384を北上してきたが、ここで分岐。本日の正念場となりそうな林道に踏み込む。バックパックを隠してサブザックのみで参る。
三本松ビーチを通過する。寒い年始は誰もいないが、椿が咲き誇る。
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1/2 9:57
三本松ビーチを通過する。寒い年始は誰もいないが、椿が咲き誇る。
冬のビーチ。ゴミもわりかし多いのが人口(=拾い手)が少ない上五島の実情。
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1/2 9:58
冬のビーチ。ゴミもわりかし多いのが人口(=拾い手)が少ない上五島の実情。
三本松ビーチの波打ち際で海水に触れて遊ぶが、陽キャにはなれない。
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1/2 9:58
三本松ビーチの波打ち際で海水に触れて遊ぶが、陽キャにはなれない。
平戸松浦氏代官所跡という史跡があるが、道は草が茂っている。
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1/2 10:13
平戸松浦氏代官所跡という史跡があるが、道は草が茂っている。
建築物もあまり手入れされていないようだ。
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1/2 10:14
建築物もあまり手入れされていないようだ。
猪ノ浦教会への参道、というか林道。ほんとうに猪をよく見かけるのには、笑ってしまう。しかもよく危険だと騒がれる子連れの猪家族に、上五島を歩いているとけっこう出会う。
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1/2 10:26
猪ノ浦教会への参道、というか林道。ほんとうに猪をよく見かけるのには、笑ってしまう。しかもよく危険だと騒がれる子連れの猪家族に、上五島を歩いているとけっこう出会う。
峠道から小さな入江に着地した。猪ノ浦集落だ。
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1/2 10:34
峠道から小さな入江に着地した。猪ノ浦集落だ。
猪ノ浦教会のルルド。
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1/2 10:35
猪ノ浦教会のルルド。
猪ノ浦教会。
内部は、地方の小さなカトリック教会としてごく普通の、堅実な造りと見えた。上方に設置されている扇風機が、なんとも田舎の素朴な教会という感じ。
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1/2 10:35
猪ノ浦教会。
内部は、地方の小さなカトリック教会としてごく普通の、堅実な造りと見えた。上方に設置されている扇風機が、なんとも田舎の素朴な教会という感じ。
国道を離れ、キツい高低差の坂道をロキソニン飲みながら歩くこと二時間。突然、件の右足甲に電流のごとき痛みが走った。思わず靴下を脱いで観察するが、幸いにも骨とかではなく表面部損傷レベルの症状のようだ。それならば我慢すれば進めるはず。
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1/2 11:26
国道を離れ、キツい高低差の坂道をロキソニン飲みながら歩くこと二時間。突然、件の右足甲に電流のごとき痛みが走った。思わず靴下を脱いで観察するが、幸いにも骨とかではなく表面部損傷レベルの症状のようだ。それならば我慢すれば進めるはず。
峠を越えて急降下すると、やっと焼崎の漁村に到着だ。教会の赤い屋根が見える。
ここまでの下り坂で無意識に右足を庇ってしまったせいか、左足にマメの兆候が二箇所あるのを感じ始めた。
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1/2 11:58
峠を越えて急降下すると、やっと焼崎の漁村に到着だ。教会の赤い屋根が見える。
ここまでの下り坂で無意識に右足を庇ってしまったせいか、左足にマメの兆候が二箇所あるのを感じ始めた。
焼崎教会の直下の風景。
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1/2 12:05
焼崎教会の直下の風景。
内部は猪ノ浦教会と同じく田舎のオーソドックスなカトリック教会。
それにしてもこんな僻地に教会が建立され、現在でも維持管理されていることは、奇跡的だと思えた。
「漁師ペトロだって、こんな地の果ての漁村には住まないだろう…」
私はわけのわからない台詞を呟く。足痛の不安のせいだ。
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1/2 12:08
内部は猪ノ浦教会と同じく田舎のオーソドックスなカトリック教会。
それにしてもこんな僻地に教会が建立され、現在でも維持管理されていることは、奇跡的だと思えた。
「漁師ペトロだって、こんな地の果ての漁村には住まないだろう…」
私はわけのわからない台詞を呟く。足痛の不安のせいだ。
靴を再度ぬいで足の各トラブル箇所を診ていたら、もう午後になっていた。
右の甲、左のマメ×2、両方の踵、そして全体的な浮腫ってところか。プロテクトJ1を塗り直した。
靴紐をさらに緩めた代償でスピードはますます落ちるが、長い復路を凌いで国道に復帰した。
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1/2 12:08
靴を再度ぬいで足の各トラブル箇所を診ていたら、もう午後になっていた。
右の甲、左のマメ×2、両方の踵、そして全体的な浮腫ってところか。プロテクトJ1を塗り直した。
靴紐をさらに緩めた代償でスピードはますます落ちるが、長い復路を凌いで国道に復帰した。
東、南、西のエリアの巡礼をコンプリートして、残すは北上するルートのみ。
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1/2 14:11
東、南、西のエリアの巡礼をコンプリートして、残すは北上するルートのみ。
跡次教会。
本日はもう急坂は無いと信じたかったのだが、見事なまでに裏切られた。坂をカーブを描いて登った高い立地。そしてとどめは、手すりまで必要とするこの激坂だ!
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1/2 15:06
跡次教会。
本日はもう急坂は無いと信じたかったのだが、見事なまでに裏切られた。坂をカーブを描いて登った高い立地。そしてとどめは、手すりまで必要とするこの激坂だ!
天の国に登る地獄のような坂だった。助けてほしい、救済はいずこに。とりあえずロキソニンを追加した。
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1/2 15:09
天の国に登る地獄のような坂だった。助けてほしい、救済はいずこに。とりあえずロキソニンを追加した。
跡次教会からは石油備蓄基地を見下ろすことができる。
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1/2 15:11
跡次教会からは石油備蓄基地を見下ろすことができる。
キリシタン墓地の大きな十字架、そして広い青空を仰ぐ。
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1/2 15:15
キリシタン墓地の大きな十字架、そして広い青空を仰ぐ。
坂を下っていくと、上五島の人口密集地のひとつ青方港に至る。
正月でほとんどの店は休業しているが、ローソンがある町だ。安堵する。
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1/2 15:50
坂を下っていくと、上五島の人口密集地のひとつ青方港に至る。
正月でほとんどの店は休業しているが、ローソンがある町だ。安堵する。
ローソンでフランクフルトだけ腹に詰め込んでから、サコッシュひとつの格好になって、大曾教会まで夕焼け散歩しに行く。
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1/2 16:47
ローソンでフランクフルトだけ腹に詰め込んでから、サコッシュひとつの格好になって、大曾教会まで夕焼け散歩しに行く。
歴史的建造物である大曾教会の概要。こちらも鉄川与助による設計。
彼は教会建築に尽力したが、自身は生涯仏教徒であったという面白い人物だ。
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1/2 16:57
歴史的建造物である大曾教会の概要。こちらも鉄川与助による設計。
彼は教会建築に尽力したが、自身は生涯仏教徒であったという面白い人物だ。
大正時代初期の重厚な煉瓦造りによる天主堂。
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1/2 17:00
大正時代初期の重厚な煉瓦造りによる天主堂。
修行僧状態ゆえ、数珠(ロザリオ)を繰ってお経(使徒信経)を詠唱す。
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1/2 17:02
修行僧状態ゆえ、数珠(ロザリオ)を繰ってお経(使徒信経)を詠唱す。
上下左右の順に十字を切る所作をして礼拝堂に入堂してみたが、外観以上に内観が荘厳だった。
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1/2 17:03
上下左右の順に十字を切る所作をして礼拝堂に入堂してみたが、外観以上に内観が荘厳だった。
日没がせまる大曾教会、見事なり。
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1/2 17:12
日没がせまる大曾教会、見事なり。
青方中心街に引き返す。空は黄昏、足は鈍痛。
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1/2 17:20
青方中心街に引き返す。空は黄昏、足は鈍痛。
船舶と山並み。上五島は山国なり。
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1/2 17:23
船舶と山並み。上五島は山国なり。
ローソンのイートインスペースで落ち着いて、たっぷりと食事することにした。定額減税も気にしないことに。
2階がカラオケボックスらしく、地元の若者で満室みたいだ。正月を友だちと楽しんでいる。常日頃から人気の娯楽スポットであるようだ。
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1/2 18:13
ローソンのイートインスペースで落ち着いて、たっぷりと食事することにした。定額減税も気にしないことに。
2階がカラオケボックスらしく、地元の若者で満室みたいだ。正月を友だちと楽しんでいる。常日頃から人気の娯楽スポットであるようだ。
明日という最後の試練に備えてドカ食い補給したし、買い出しにも成功した。というわけで今夜はまだもう少し歩く。
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1/2 18:50
明日という最後の試練に備えてドカ食い補給したし、買い出しにも成功した。というわけで今夜はまだもう少し歩く。
青方教会に着く。
近代的な造りで、上五島のカトリックセンターとしての事務機能等を兼ねた施設でもある。島でいちばんのメガチャーチであろう大きさだ。
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1/2 19:09
青方教会に着く。
近代的な造りで、上五島のカトリックセンターとしての事務機能等を兼ねた施設でもある。島でいちばんのメガチャーチであろう大きさだ。
イルミネーションが住宅地の夜道を照らす。
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1/2 19:11
イルミネーションが住宅地の夜道を照らす。
聖家族像。
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1/2 19:14
聖家族像。
市街地が終わると、四泊目のハンモック泊。このお遍路で初めて杉の樹で眠る。これまでは広葉樹の原生林のお世話になってきたが、植林があるとはさすが都市部だ。
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1/2 20:09
市街地が終わると、四泊目のハンモック泊。このお遍路で初めて杉の樹で眠る。これまでは広葉樹の原生林のお世話になってきたが、植林があるとはさすが都市部だ。
1/3
深夜二時に起床して、そそくさと歩き出す。
予約時間が限定される割安タクシーに間に合わせるには、逆算して三時前に行動開始だ。さすがにスローペースでも歩き続けさえすれば目標達成できるはず。
温かなコーンポタージュを買って喝を入れた。
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1/3 3:06
1/3
深夜二時に起床して、そそくさと歩き出す。
予約時間が限定される割安タクシーに間に合わせるには、逆算して三時前に行動開始だ。さすがにスローペースでも歩き続けさえすれば目標達成できるはず。
温かなコーンポタージュを買って喝を入れた。
この日の朝が全日程のなかでいちばん寒かった。温暖な五島列島だが、冬らしい厳しい北風が海側から吹く。
美しい冷水教会の礼拝堂の中に入り祈祷し、もう一枚厚着させてもらった。
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1/3 4:29
この日の朝が全日程のなかでいちばん寒かった。温暖な五島列島だが、冬らしい厳しい北風が海側から吹く。
美しい冷水教会の礼拝堂の中に入り祈祷し、もう一枚厚着させてもらった。
丘の上の冷水教会。周囲はけっこうな軒数の民家が連なる。漁業で栄えてきた港町なのだろうか。
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1/3 4:31
丘の上の冷水教会。周囲はけっこうな軒数の民家が連なる。漁業で栄えてきた港町なのだろうか。
塔のデザインがいい。そして今朝も離島の星空が綺麗だ。
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1/3 4:35
塔のデザインがいい。そして今朝も離島の星空が綺麗だ。
寒い。テトラでは風は防げん。
今日は北上するだけとは言ったが、実はすべてのチェックポイントを巡るにはここで一度南下する必要がある。数キロの往復ウォーク。
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1/3 4:56
寒い。テトラでは風は防げん。
今日は北上するだけとは言ったが、実はすべてのチェックポイントを巡るにはここで一度南下する必要がある。数キロの往復ウォーク。
南下すること1時間強で白亜の教会が高台に見えてきた。
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1/3 6:08
南下すること1時間強で白亜の教会が高台に見えてきた。
丸尾教会。こちらも塔がいい。
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1/3 6:14
丸尾教会。こちらも塔がいい。
この教会から1キロ弱の位置に、教会建築家鉄川与助の旧居跡があるらしいのだが、夜の跡地公園のためだけに費やす時間と体力は残っていなかった。先を急ぐ。
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1/3 6:15
この教会から1キロ弱の位置に、教会建築家鉄川与助の旧居跡があるらしいのだが、夜の跡地公園のためだけに費やす時間と体力は残っていなかった。先を急ぐ。
来た道を戻り、そして未踏の島北部へ。
「九州自然歩道」とされているが、もちろんアスファルト道。しかしながら山と海が織りなす景観と地形から自然を感じることができる。
だから早く夜明けして景色見せてほしい。地形(坂道)だけを堪能するのはもう飽きた。
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1/3 6:20
来た道を戻り、そして未踏の島北部へ。
「九州自然歩道」とされているが、もちろんアスファルト道。しかしながら山と海が織りなす景観と地形から自然を感じることができる。
だから早く夜明けして景色見せてほしい。地形(坂道)だけを堪能するのはもう飽きた。
夜明け間近、大天使の聖ミカエルに会った。
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1/3 7:11
夜明け間近、大天使の聖ミカエルに会った。
青砂ヶ浦天主堂。
国の重要文化財とされる煉瓦造りの歴史的建造物。
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1/3 7:12
青砂ヶ浦天主堂。
国の重要文化財とされる煉瓦造りの歴史的建造物。
上五島では頭ヶ島天主堂とならんで有名な教会である。
今日は拝観可能日ではあるようだが、早く来すぎて内観は諦める。そのかわりに朝焼けの外観が見られた。清々しい。
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1/3 7:15
上五島では頭ヶ島天主堂とならんで有名な教会である。
今日は拝観可能日ではあるようだが、早く来すぎて内観は諦める。そのかわりに朝焼けの外観が見られた。清々しい。
霊場第二十二箇所目。
どうか29の全教会お遍路が成就しますように。
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1/3 7:15
霊場第二十二箇所目。
どうか29の全教会お遍路が成就しますように。
展示物。和装の修道女たち。
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1/3 7:22
展示物。和装の修道女たち。
国も民間企業も何もしてくれなかった時代、私財を投げ打って福祉などの事業を起こし、日本の地で展開するノウハウを築いてきた篤志家たちがいた。教会はその先駆者だった。現在ではそんなルーツや恩恵は忘却され、行政様や資本様が税金動かしてやってあげてるものなんだぞ!という謎の上から目線言説が信じられている。
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1/3 7:22
国も民間企業も何もしてくれなかった時代、私財を投げ打って福祉などの事業を起こし、日本の地で展開するノウハウを築いてきた篤志家たちがいた。教会はその先駆者だった。現在ではそんなルーツや恩恵は忘却され、行政様や資本様が税金動かしてやってあげてるものなんだぞ!という謎の上から目線言説が信じられている。
行動開始から四時間半、ようやく光刺す世界になった。
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1/3 7:29
行動開始から四時間半、ようやく光刺す世界になった。
山が多い五島では近年、険しい旧道が役目を終えてトンネル道路開発が進んでいると聞いた。さぞかし快適だろうと期待したが、…寒すぎる!
北風吹き荒ぶ日に北に進路をとる、それすなわち向かい風だ。ただでさえ冷えたトンネル内の空気と混じり、強風を製造する最悪なストローだ。歩く場所ではない。
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1/3 7:48
山が多い五島では近年、険しい旧道が役目を終えてトンネル道路開発が進んでいると聞いた。さぞかし快適だろうと期待したが、…寒すぎる!
北風吹き荒ぶ日に北に進路をとる、それすなわち向かい風だ。ただでさえ冷えたトンネル内の空気と混じり、強風を製造する最悪なストローだ。歩く場所ではない。
赤ダキ断崖。
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1/3 7:54
赤ダキ断崖。
矢堅崎の先端に灯台が見えた。上五島のジオパークに心躍る。そしてロキソニンを飲む。
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1/3 8:13
矢堅崎の先端に灯台が見えた。上五島のジオパークに心躍る。そしてロキソニンを飲む。
登り坂に耐えると、そこには立派なルルドが。
近くには里山とハイキングルートもあるらしいぞ。
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1/3 8:33
登り坂に耐えると、そこには立派なルルドが。
近くには里山とハイキングルートもあるらしいぞ。
曽根教会。
赤と白の色合いがオシャレ。
東西に海を見渡す。
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1/3 8:33
曽根教会。
赤と白の色合いがオシャレ。
東西に海を見渡す。
赤屋根の曽根教会の周囲には椿が咲き、暖色の景観を創造している。
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1/3 8:42
赤屋根の曽根教会の周囲には椿が咲き、暖色の景観を創造している。
さて本日もまた、あの地獄パターンが来るのか?
バックパックを下ろしてサブザック姿になり、腕をまくる。林道往復大会スタート!つらい!
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1/3 9:54
さて本日もまた、あの地獄パターンが来るのか?
バックパックを下ろしてサブザック姿になり、腕をまくる。林道往復大会スタート!つらい!
アップダウンにうんざりしている内に、けっこうな標高にまで連れて行かれてしまった。にもかかわらず、めざす目的地はもっと上にある。
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1/3 10:15
アップダウンにうんざりしている内に、けっこうな標高にまで連れて行かれてしまった。にもかかわらず、めざす目的地はもっと上にある。
急斜面に家屋がへばりつくように建つ景観を説明している。
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1/3 10:16
急斜面に家屋がへばりつくように建つ景観を説明している。
ラストスパートの石段に苦しむ。
大水教会に到着。これは…登山だ。
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1/3 10:26
ラストスパートの石段に苦しむ。
大水教会に到着。これは…登山だ。
苦行の道を引き返す…
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1/3 10:27
苦行の道を引き返す…
一時間後、バックパック回収。
次なる坂道の先にオレンジ色の教会が。
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1/3 11:20
一時間後、バックパック回収。
次なる坂道の先にオレンジ色の教会が。
小瀬良教会。
内部はかなり質素であり、カトリックとしては地味なほどだった。
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1/3 11:22
小瀬良教会。
内部はかなり質素であり、カトリックとしては地味なほどだった。
マリアではなく父ヨセフ像が祀られていた。聖書を読むかぎりでも寡黙で地味なその人物像は、小瀬良教会の佇まいにふさわしいと思われた。
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1/3 11:26
マリアではなく父ヨセフ像が祀られていた。聖書を読むかぎりでも寡黙で地味なその人物像は、小瀬良教会の佇まいにふさわしいと思われた。
山あいのカーブを時折り車が追い越してゆく。
もしレンタカードライブで全教会を聖地巡礼するとしたらどうか。高速道路も使えず、むしろ山道ばかりを200km以上運転。かなりの冒険的チャレンジと言って間違いないだろう。一念発起して行うものであろう。
それをなぜ私は野宿で歩くなどと思いついたんだ?
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1/3 11:52
山あいのカーブを時折り車が追い越してゆく。
もしレンタカードライブで全教会を聖地巡礼するとしたらどうか。高速道路も使えず、むしろ山道ばかりを200km以上運転。かなりの冒険的チャレンジと言って間違いないだろう。一念発起して行うものであろう。
それをなぜ私は野宿で歩くなどと思いついたんだ?
江袋集落あたりの解説板。
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1/3 12:10
江袋集落あたりの解説板。
現在の江袋は、五島名物「かんころ餅」の材料となる芋の産地だ。美しい村に見えるが、えっ、今からあそこまでぐるっと歩くわけ?
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1/3 12:10
現在の江袋は、五島名物「かんころ餅」の材料となる芋の産地だ。美しい村に見えるが、えっ、今からあそこまでぐるっと歩くわけ?
足を引きづりながら坂を登ると、白い木造洋館風の建物があった。
江袋教会だ。
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1/3 12:35
足を引きづりながら坂を登ると、白い木造洋館風の建物があった。
江袋教会だ。
なんとなく南国風なコンセプトで整備されている境内地。
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1/3 12:36
なんとなく南国風なコンセプトで整備されている境内地。
江袋教会の屋内空間は、この旅でもっとも美しい光のアートだった。写真で紹介できないのが残念。
ステンドグラスからの陽光は虹色であり、それが木製ベンチの表面に届くと、マーブルな絵具のように振動を伴って反射している。
田舎のこじんまりとした室内特有の、なんとも気だるいようなムードも混じり合うが、結果として空間が聖別され、時間の聖別をも成功したような、動的な視覚現象を私は体験したのだった。最高か。
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1/3 12:38
江袋教会の屋内空間は、この旅でもっとも美しい光のアートだった。写真で紹介できないのが残念。
ステンドグラスからの陽光は虹色であり、それが木製ベンチの表面に届くと、マーブルな絵具のように振動を伴って反射している。
田舎のこじんまりとした室内特有の、なんとも気だるいようなムードも混じり合うが、結果として空間が聖別され、時間の聖別をも成功したような、動的な視覚現象を私は体験したのだった。最高か。
解説。和洋折衷だ。
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1/3 12:42
解説。和洋折衷だ。
一見したかぎりでは教会に見えない建物だが最高の教会。
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1/3 12:43
一見したかぎりでは教会に見えない建物だが最高の教会。
江袋教会に感動したが、あいかわらず足は痛いままだ。五日目の午後におよび、疲労にも苛まれる。それでも勇気をもらえた。まだ動く。とにかく足を回せ。これはただの、やぶれかぶれなのか。
無理してでも進め。
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1/3 12:56
江袋教会に感動したが、あいかわらず足は痛いままだ。五日目の午後におよび、疲労にも苛まれる。それでも勇気をもらえた。まだ動く。とにかく足を回せ。これはただの、やぶれかぶれなのか。
無理してでも進め。
「苦痛にして享楽、呪いにして祝福、不幸にして幸福」
巡礼中、身体の痛みに忍耐しながらの黙想。
それから素朴にこうも思った。
「やっぱり私は空が好きだな」
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1/3 13:11
「苦痛にして享楽、呪いにして祝福、不幸にして幸福」
巡礼中、身体の痛みに忍耐しながらの黙想。
それから素朴にこうも思った。
「やっぱり私は空が好きだな」
ここもサコッシュひとつの軽身で往復だ。
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1/3 13:14
ここもサコッシュひとつの軽身で往復だ。
見えた。あんな山の中に赤い塔屋根が。
海は青くて、日本の他の地域では出会えない景色の中に今自分はいると知る。喜ばしき日々じゃないか。
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1/3 13:23
見えた。あんな山の中に赤い塔屋根が。
海は青くて、日本の他の地域では出会えない景色の中に今自分はいると知る。喜ばしき日々じゃないか。
赤波江教会。
第27チェックポイント。
足の甲に電流のような痛みが走った後、徐々に麻痺したような鈍痛に変わる。その差異と反復。ハレルヤ。
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1/3 13:28
赤波江教会。
第27チェックポイント。
足の甲に電流のような痛みが走った後、徐々に麻痺したような鈍痛に変わる。その差異と反復。ハレルヤ。
そういえば長崎巡礼センターに発注してスタンプカードを買っていたのだった。一個も押してないや。
事前の電話問い合わせの段階で年末年始は入れない教会が多そうなことは察していたし。関係ない。証拠もないけれど、私はたしかに聖地巡礼をしてきた。
ゴールまであと二つ。
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1/3 13:32
そういえば長崎巡礼センターに発注してスタンプカードを買っていたのだった。一個も押してないや。
事前の電話問い合わせの段階で年末年始は入れない教会が多そうなことは察していたし。関係ない。証拠もないけれど、私はたしかに聖地巡礼をしてきた。
ゴールまであと二つ。
ただの現在地表示にグッときてしまうな。
今回の旅を着想して、はじめて長崎県の地図を真面目に見た。県の面積のうち島々が占める割合に驚愕した。五島列島のデカさに青ざめた。即座に下五島の方は一年後に延期して、まずは上五島に集中することにしたのだった。あまりにも無知だった。
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1/3 14:05
ただの現在地表示にグッときてしまうな。
今回の旅を着想して、はじめて長崎県の地図を真面目に見た。県の面積のうち島々が占める割合に驚愕した。五島列島のデカさに青ざめた。即座に下五島の方は一年後に延期して、まずは上五島に集中することにしたのだった。あまりにも無知だった。
第28チェックポイント、仲知教会。
リーチだ。
大きな教会だ。
その直下にある古い診療所が気になる。教会が主導した村の医療事業なのだろうか。
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1/3 14:07
第28チェックポイント、仲知教会。
リーチだ。
大きな教会だ。
その直下にある古い診療所が気になる。教会が主導した村の医療事業なのだろうか。
中に入堂してみると、聖画をモチーフにしたステンドグラスの数々が立派だった。
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1/3 14:08
中に入堂してみると、聖画をモチーフにしたステンドグラスの数々が立派だった。
ファティマ伝説の紹介文。
私はこういうのは迷信めいているというか、急速に近代化した時代における反動の産物ではないのかと考える者ではある。マリア信仰も個人的にはあまりピンと来ない。だが、欧州のある時代ある地域、または五島において、聖母に帰依することは必要な拠り所だった。マリア信仰なくして五島のキリシタン史はありえない。
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1/3 14:12
ファティマ伝説の紹介文。
私はこういうのは迷信めいているというか、急速に近代化した時代における反動の産物ではないのかと考える者ではある。マリア信仰も個人的にはあまりピンと来ない。だが、欧州のある時代ある地域、または五島において、聖母に帰依することは必要な拠り所だった。マリア信仰なくして五島のキリシタン史はありえない。
とかなんとかシリアスな見解を述べてはみたけど、なにこれかわいい。ファティマ伝承の像、のほほんと牧歌的。かわええ。
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1/3 14:24
とかなんとかシリアスな見解を述べてはみたけど、なにこれかわいい。ファティマ伝承の像、のほほんと牧歌的。かわええ。
道路という名の参道を、はるばる行脚修行して来た。そのラストスパートに参る。
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1/3 14:52
道路という名の参道を、はるばる行脚修行して来た。そのラストスパートに参る。
赤波江教会の赤屋根からこんなに遠くまで来てしまった。もう今さらロキソニンはいらないし、足がどうなろうと知ったこっちゃない。
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1/3 14:57
赤波江教会の赤屋根からこんなに遠くまで来てしまった。もう今さらロキソニンはいらないし、足がどうなろうと知ったこっちゃない。
島、島、島。島々だらけの島ワールド、楽しい。
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1/3 15:12
島、島、島。島々だらけの島ワールド、楽しい。
いくつもの峠を越えて来た。
ゴルゴタの丘に登ったキリストの十字架の道行きを、すこし想起する今この時。
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1/3 15:12
いくつもの峠を越えて来た。
ゴルゴタの丘に登ったキリストの十字架の道行きを、すこし想起する今この時。
見えた。なんかもう駆け寄りたい。でも重くて痛くて走れないの。
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1/3 15:29
見えた。なんかもう駆け寄りたい。でも重くて痛くて走れないの。
到達。最北の聖地。
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1/3 15:33
到達。最北の聖地。
しばし放心状態で文字情報が頭に入らなかった。歩行禅状態?変性意識状態?
冷静になって時刻確認する。タクシー予約時間はまだまだ先だ。間に合った、完全勝利じゃないか。
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1/3 15:33
しばし放心状態で文字情報が頭に入らなかった。歩行禅状態?変性意識状態?
冷静になって時刻確認する。タクシー予約時間はまだまだ先だ。間に合った、完全勝利じゃないか。
あらためまして、第29チェックポイント。
米山教会にゴール。
上五島全教会お遍路、完歩達成。
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1/3 15:34
あらためまして、第29チェックポイント。
米山教会にゴール。
上五島全教会お遍路、完歩達成。
美しき教会の数々と美しき自然の雄大さに感謝の祈り。
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1/3 15:49
美しき教会の数々と美しき自然の雄大さに感謝の祈り。
礼拝堂で静まる時間を、この旅いちばんとることができた。ロザリオで祈るわけでもなく、特に何も考えずに過ごしたように思う。
タクシーのクラクション音で退堂する。海の向こうには九州本土が見えた。五日間、晴れ続けてくれたことは救いとなった。
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1/3 16:05
礼拝堂で静まる時間を、この旅いちばんとることができた。ロザリオで祈るわけでもなく、特に何も考えずに過ごしたように思う。
タクシーのクラクション音で退堂する。海の向こうには九州本土が見えた。五日間、晴れ続けてくれたことは救いとなった。
浦桑港にて。
割安タクシーサービスはバス並み料金でここまで移動してくれた。
三が日でも営業している居酒屋「さつま屋」で、もう煩悩に還ってる。島の鮮魚うまし!
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1/3 17:28
浦桑港にて。
割安タクシーサービスはバス並み料金でここまで移動してくれた。
三が日でも営業している居酒屋「さつま屋」で、もう煩悩に還ってる。島の鮮魚うまし!
五島の自家製すりみ。味が濃厚だ。
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1/3 17:39
五島の自家製すりみ。味が濃厚だ。
五島名物アゴの一夜干し、塩焼き。
あつあつで、潮の香が口内にひろがる。
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1/3 18:15
五島名物アゴの一夜干し、塩焼き。
あつあつで、潮の香が口内にひろがる。
アオサの天ぷら。さくさくと。
1
1/3 18:17
アオサの天ぷら。さくさくと。
シメは五島うどん、地獄炊き。
このうどんのルーツは上五島。現地で食べるやつ、プライスレス。
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1/3 19:10
シメは五島うどん、地獄炊き。
このうどんのルーツは上五島。現地で食べるやつ、プライスレス。
居酒屋の店員さん、カウンターの隣に座っていた常連さんと話す。
有福島の水産会社の方々がはるばる来て、二日前にバックパックを背負ったあなたを見たと知らされる。
こうして五島での最後の夜はふけていった。
良い感じのハンモックポイントを見い出して、五泊目をした。
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1/3 19:15
居酒屋の店員さん、カウンターの隣に座っていた常連さんと話す。
有福島の水産会社の方々がはるばる来て、二日前にバックパックを背負ったあなたを見たと知らされる。
こうして五島での最後の夜はふけていった。
良い感じのハンモックポイントを見い出して、五泊目をした。
1/4、明け方。
ログには反映させていないが、浦桑から有川まで3kmほど歩く。これで実際の総歩行距離は200kmジャストになった。
1
1/4 6:58
1/4、明け方。
ログには反映させていないが、浦桑から有川まで3kmほど歩く。これで実際の総歩行距離は200kmジャストになった。
有川港ターミナルで脳内回顧展して船待ち。ぜんぶ自分の足で行ったからな。
なお、写真に並ぶ29教会は新上五島町に建つ全ての教会。北方の野崎島にある旧野首教会も厳密には上五島エリアかもしれないけど、無人島ガイドツアーに参加しないと上陸できないから割愛している。
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1/4 7:05
有川港ターミナルで脳内回顧展して船待ち。ぜんぶ自分の足で行ったからな。
なお、写真に並ぶ29教会は新上五島町に建つ全ての教会。北方の野崎島にある旧野首教会も厳密には上五島エリアかもしれないけど、無人島ガイドツアーに参加しないと上陸できないから割愛している。
きのう浦桑のスーパーで買ったかんころ餅が朝飯。五島では特に正月に食べられるらしい。
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1/4 7:26
きのう浦桑のスーパーで買ったかんころ餅が朝飯。五島では特に正月に食べられるらしい。
無事に出航。さらば五島列島。また一年後に来たい。
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1/4 7:43
無事に出航。さらば五島列島。また一年後に来たい。
長崎港に帰ってきた。
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1/4 9:34
長崎港に帰ってきた。
まずは入浴。お高いサウナだけど、ここを汗流しと着替えのためだけに利用する。ドラッグストアで買ったスプレーも靴の中にかけたし、これで飛行機とか乗れるだろう。
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1/4 9:45
まずは入浴。お高いサウナだけど、ここを汗流しと着替えのためだけに利用する。ドラッグストアで買ったスプレーも靴の中にかけたし、これで飛行機とか乗れるだろう。
長崎県じたいが初上陸だった私。
わずかな時間しかないが、中心街あたりを観光したいところ。やはりまずは大浦天主堂に行かないと始まらない。潜伏キリシタンの「信徒発見」の出来事がおこった歴史的現場。
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1/4 11:06
長崎県じたいが初上陸だった私。
わずかな時間しかないが、中心街あたりを観光したいところ。やはりまずは大浦天主堂に行かないと始まらない。潜伏キリシタンの「信徒発見」の出来事がおこった歴史的現場。
拝観料をはらって大浦天主堂の中とまわりをいろいろと見学した。
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1/4 11:08
拝観料をはらって大浦天主堂の中とまわりをいろいろと見学した。
憧れの長崎。
路面電車もバスも使わず、痛い足でまだ全部移動してる。
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1/4 11:29
憧れの長崎。
路面電車もバスも使わず、痛い足でまだ全部移動してる。
新地中華街に歩いて移動。豚の角煮まんを買い食い。
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1/4 12:07
新地中華街に歩いて移動。豚の角煮まんを買い食い。
昼間からすみません。修行は完了したので。
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1/4 12:23
昼間からすみません。修行は完了したので。
中華街の老李にて。
焼きちゃんぽん。
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1/4 12:36
中華街の老李にて。
焼きちゃんぽん。
空港に向かうまでのタイムリミットは残り少し。出島に入場することにした。
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1/4 13:12
空港に向かうまでのタイムリミットは残り少し。出島に入場することにした。
日本最古の神学校。これはカトリックではなくて聖公会によるもの。
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1/4 13:22
日本最古の神学校。これはカトリックではなくて聖公会によるもの。
オランダ要人を迎える屋敷。
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1/4 13:48
オランダ要人を迎える屋敷。
和洋折衷。
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1/4 13:50
和洋折衷。
江戸時代の復元建築も見どころがあったが、残念ながらもう空港へのバス時間。長崎、また来るよ。次回は浦上天主堂や外海などにも行きたい。
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1/4 13:51
江戸時代の復元建築も見どころがあったが、残念ながらもう空港へのバス時間。長崎、また来るよ。次回は浦上天主堂や外海などにも行きたい。
年始の航空路混雑でフライト時間がすこし遅延しそう。壱岐島のハイボールで時間潰し。
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1/4 15:53
年始の航空路混雑でフライト時間がすこし遅延しそう。壱岐島のハイボールで時間潰し。
ソラシドエア、帰りもがんばってる。
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1/4 16:04
ソラシドエア、帰りもがんばってる。
ほとんど遅れなしで羽田に着陸してくれた。
これにて無事にお遍路より帰宅。
ミッションコンプリート、やりきった!!
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1/4 17:17
ほとんど遅れなしで羽田に着陸してくれた。
これにて無事にお遍路より帰宅。
ミッションコンプリート、やりきった!!
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