記録ID: 7670601
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
大峰山脈
稲村ヶ岳
2025年01月05日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:13
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 878m
- 下り
- 887m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:12
距離 11.8km
登り 878m
下り 887m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
なお、御所南ICから天川河合までの国道309号は、朝7時台で完全に路面が乾燥しており凍結箇所もなし。天河河合からの奈良県道21号も道路わきに残雪があるものの、路面は乾燥していたため、ノーマルタイヤでも行けてしまう状況でした。 ただし、ごろごろ水より先の母公堂方向はアイスバーンで、スタッドレスタイヤでもツルツル滑ります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山計画書を提出するポストとトイレが母公堂の前にありました。 登山道については、母公堂から母公堂分岐までは残雪なし。母公堂と法力峠の間は残雪が凍った状態、法力峠より上部は徐々に積雪のある状態となっていきました。核心部はおそらく大日山東斜面のトラバースになり、アイゼン・ピッケルが必要な状態でした。 |
その他周辺情報 | 洞川温泉ビジターセンターが2024年4月に新しくなっており、そこで日帰り入浴が可能です。大人1人800円でした。温泉に入ると併設の駐車場が90分無料になります。日帰り温泉の古い建物を取り壊している最中で、一瞬営業していないのかと思いましたが、実はその奥に新しい立派な建物があり、そこでちゃんと営業をしていました。 国道309号で下市口を過ぎるとコンビニもなくなるため、何か購入する場合はそれまでに済ませておく必要がありそうです。 |
写真
母公堂。そして「従是女人結界」として、山上ヶ岳方面への女人結界門の石碑。どうやら以前はここが女人禁制の境界だったらしいのですが、今はここからさらに上流に行ったところが境界らしいですね。いずれにしても、稲村ヶ岳への登山口はこの石碑よりも手前にあります。
大日山方面へのルートの途中で尾根筋を行くトレースと、トラバースのトレースに分かれます。私は往路は尾根筋を行きましたが、こちらはシャクナゲの藪漕ぎが大変でした。トラバースのトレースはそれを避けるためにつけられたのでしょうね。復路はそちらを快適に歩かせていただきました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
ヘルメット
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
マッチ
地形図
計画書
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
携帯
時計
ゴーグル
タオル
ツェルト
カメラ
|
---|
感想
今回は天気予報とにらめっこして、高気圧が通過するタイミングで(日本海側と比べて)天候が安定していそうな稲村ヶ岳に登ることにしました。稲村ヶ岳はずいぶん前の無雪期に一度登ったきりで、今回積雪期初挑戦となりました。ルート上に急登がほとんどないため体力的には楽なのですが、山上辻の手前や大日山東斜面等でのトラバースは滑落のリスクがあり、むしろ技術的なものが求められるように思いました。
その一方で素晴らしい晴天に恵まれて、青空の下で雪山の美しさを堪能することができました。雪山に来て良かったと心から思える山行でした。
●行動食
ラムネ、柿ピー、羊羹、魚肉ソーセージなどを持参しましたが、結局ラムネを時折ポリポリ食べた程度で、他は着手しませんでした。出発前に食べたカレーがエネルギー源として十分だったのかな。
●水
500mLの保温ボトルで2本のお湯を携行して、最終的に500mLを消費しました。寒い時のお湯は心がホッとします。
●アイゼン脱着のタイミング
いつも悩まされるのがアイゼン脱着のタイミングです。今回は往復ともに法力峠で脱着しましたが、まあまあ悪くないタイミングだったと思います。
今回の山行で気づいたのですが、針葉樹林と広葉樹林の植生が変化するタイミングで山の険しさも変化しているように思いました。つまり、植生が変わるタイミングが、アイゼン脱着を検討するひとつの機会かもしれません。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:160人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する