歴史ウォーキング（阿倍氏ゆかりの安倍文殊院など）

2025年01月11日(土) [日帰り]

• GPS: 03:57
• 距離: 6.9km
• 登り: 87m
• 下り: 87m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:58
• 休憩: 0:59
• 合計: 3:57

距離 6.9km 登り 87m 下り 87m

9:15 JR/近鉄桜井駅
10:08 土舞台
10:26 11:01 安倍文殊院
12:08 12:32 等彌神社
13:12 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

JR桜井駅

写真

1/11 9:13

JR桜井駅に9:00に集合して、スタートします。

1/11 9:21

若桜神社手前の「桜の井」は桜井の名前の発祥地です。
阿倍氏とは、第8代孝元天皇の皇子・大彦命を祖年、阿倍寺を中心とした地域一帯が本拠地でした。

1/11 9:24

井戸の中が覗けました。
平安時代以降に「安倍氏」に改められたそうです。一族には安倍仲麻呂・安倍晴明などがいます。

1/11 9:30

若桜神社に来ました。
東殿には阿倍朝臣の祖「伊波我加利命」、西殿には阿倍氏の祖「大彦命」他2神がお祀りされています。

1/11 9:47

国指定史跡で方墳の艸墓（くさはか）古墳に来ました。
7世紀中で、被葬者は阿倍氏との関連性が指摘されています。中に家形石棺が見られましたが、暗いので懐中電灯がいります。

1/11 10:01

土舞台に来ました。

1/11 10:03

日本芸能の発祥地で、聖徳太子が国立の演劇研究所と劇場を設けたそうです。

1/11 10:25

安倍文殊院に来ました。
金閣浮御堂（仲麻呂堂）S60年に安倍一族を祀るために建てられました。堂内には遣唐使で派遣され帰国がかなわなかった「阿倍仲麻呂像」、陰陽師の「安倍晴明像」などがあります。

1/11 10:27

阿倍さんの名字は新しい時代になるにつれて、増えてきているようです。

1/11 10:32

白山堂。
室町時代の建築で、流造杮葺で重要文化財。御祭神は「菊理媛神(くくりひめのかみ）」で、イザナギ・イザナミを結び付け、縁結びの神として信仰。

1/11 10:34

東古墳。
玄室部は自然石、羨（せん）道部は切石。自然石から切石への過渡期の古墳。羨道部に井戸があり入れません。

1/11 10:38

ジャンボ花絵。毎年11月から4月下旬まで受験生の合格を祈念するため8000本のパンジーが植えられています。
ここは、安倍晴明が天文観測をした地と伝わっています。

1/11 10:45

西古墳。
国指定史跡、内部は大化元年（645）当時のまま保存されており、古墳技術の美しさは日本一とされる。

1/11 10:52

古墳内部の「願掛け不動」

1/11 10:49

阿倍仲麻呂が一度、帰国を試みたが暴風雨に会い、果たせなく読んだ、望郷の歌が刻まれた石碑。

1/11 10:57

安倍文殊院本堂。
大化岩年（645）に安倍倉梯麻呂が安倍一族の氏寺として建立。その後、数度焼失し、現在の本堂は寛文5年（1665）に再建。本尊は獅子に乗り4人の脇侍を伴う「渡海文殊群像」は7mあり、快慶作で国宝。

1/11 11:04

阿倍寺跡。
阿倍文殊院の前身にあたり、法隆寺伽藍配置でした。

1/11 11:28

谷首古墳6世紀から7世紀初頭で、阿倍丘陵では最大の古墳で41m×38mの方墳で石室に入れます。中は暗いので懐中電灯がいります。

1/11 11:41

上之宮遺跡。これは水源祭祀場遺構とされる。
6世紀末に大邸宅として整備。
日本最古の木簡も出土。

1/11 12:04

等彌神社（とみ）神社。
神武天皇が鳥見山山中に霊畤（まつりのにわ）を設け大嘗祭（だいじょうさい）を行う。

1/11 12:19

下津尾社。

1/11 12:22

上津尾社。

1/11 12:26

鳥見山霊畤登り口。

1/11 12:33

天文元年（1736）に下津尾社から出土した「八咫烏の御神像」のレプリカ。

1/11 12:45

旧魚市場跡。
明治初期までは月に6度の魚市・青物市が立ち、桜井の看板となった。魚市場で売られるのははるばる熊野から山越えで運ばれた「塩サバ」でした。これに米を抱かせ、柿の葉で包んだ「柿の葉寿司」が生まれたそうです。

撮影機器：

Canon PowerShot SX740 HS Canon

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

norisatoken

　2025年　大和歴史研究会が主催し、歴史ウォーキング倶楽部が開催する奈良県及びその周辺を2か月に1回巡るガイド付き歴史ウォーキングに申し込みました。

　開催は2025年1〜12月の隔月6回で、募集定員は奇数月35名、偶数月35名の合計70名で、私は奇数月で、参加費は各回500円（資料代・保険代）です。
　
　今回は、阿倍氏ゆかりの地を巡りました。参加者は30人程で2班に分かれました。

　今日は、奈良の歴史について、良い勉強ができました。丁寧に教えていただき、ありがとうございました。