花嫁街道【上神社BS→星ヶ畑棚田→烏場山→和田浦駅】


- GPS
- 05:58
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 488m
- 下り
- 547m
コースタイム
- 山行
- 4:14
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 5:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
写真
感想
元日から40℃の高熱で倒れ、冬休みを強制休養で過ごす波乱の年明け。
どこに出しても恥ずかしくない、立派な社畜に育ちました。
どの病院も医師会輪番の医院も、発熱外来はパンクして電話が繋がらず。
というか#7119さえ繋がらなかったので、日本の医療は破綻していたのでしょう。
■上神社BS→星ヶ畑棚田→烏場山
すっかり遅くなった2025年の登り初めは、未踏かつ緩めのルートを選択。
体調は元に戻りつつあれども、体力の低下が著しく苦労します。
鴨川市の曽呂地区は路線バスもコミュニティバスも廃止されてしまいました。
残されたバス停のポールは、時刻表も外されスクールバス用に佇むのみです。
安房鴨川駅からタクシーで上神社まで行き、以降は徒歩で散策します。
高鶴山に登るのであれば、東善寺まで乗り付けても良いでしょう。
鴨川市も水仙が無数に群生するのですが、観光地化されていません。
規模は保田や大崩には遠く及ばないにしろ、静かに楽しめる利点があります。
曽呂地区から畑地区へと抜けて、星ヶ畑棚田へと寄り道してみます。
以前はヤマユリが咲き誇ったらしいですが、害獣被害に苦労している模様。
水仙でも植えてくれたら風景画として映えそうですが、所詮は無責任な余所者の考え。
コミュニティバスさえ廃止された地区には、そんな体力は残っていないのでしょう。
五十蔵地区まで移動して、花嫁街道の北側から取り付く事にします。
里山は山と高原地図よりもYAMAPの方が断然に強いので、頼りになります。
車道から林道、林道から登山道へと移るタイミングにある指導標を見落とさないように。
登山道の最初の踏み跡は怪しいものの、すぐに明瞭なトレースになります。
■烏場山→花嫁街道→和田浦駅
稜線に出たら取り敢えず烏場山を踏み、反時計回りの花嫁街道へと戻ります。
花嫁街道から花婿コースへの時計回りが人気のようですが、それは周回ルートの人向け。
烏場山と第三展望台は北風をモロに受けて寒いので、南向きで暖かい見晴台でランチに。
ベンチも完備されて休憩適地ですが、短いコースなので休まず歩き切る人の方が多いか。
なお見晴台の近くには地図に未記載のバイオトイレがありますが、言い得て妙とでも言うか。
溝に2枚の板を渡しただけで、土地の分解能力に完全に依存した垂れ流しの小屋でした。
当然、処理能力が追い付くはずもなくドアを開けたら悲惨な状況を目の当たりに。
山中で唯一のトイレとなりますが、これなら使わない方が自然の為でしょう。
サジキ塚との分岐は、現地では馬返しとの案内があります。
花嫁街道なのに、嫁入り道具を運ぶ馬は途中までしか立ち入れない残念仕様でした。
サジキ塚は馬頭観音というか、仏像が幾つも奉納された小高いピークでした。
榎田地区からの登山道は崩落のため通行止めで、サジキ塚で袋小路のようです。
引き続き花嫁街道を南下するも、細かいアップダウンを繰り返し標高が下がりません。
経文石から谷筋へと下りて行きますが、いつの間にか稜線に出て展望台へ。
第二展望台は尾根ルートにあるので、巻道を下ると出会えません。
もっとも、下り利用なら今さら展望台とか興味ない頃合いでしょうけど。
緩々と下山して、登山口から駅までは退屈な車道歩きが始まります。
国道に出れば海岸に下りられる道もあるので、寄り道で退屈凌ぎにはなります。
途中の道の駅やコンビニで時間調整して、和田浦駅でゴールとします。
駅自体は不便ですが、館山か安房鴨川まで移動すれば特急の運行があります。
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