千葉でイノシシに襲われかけた。

- GPS
- 04:41
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 288m
- 下り
- 326m
コースタイム
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:41
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
山行やウォーキングをこれまで数百回してきたが、危険を感じた体験のトップ3に入るかもしれない。
場所は千葉県市原市の古都辺(こつべ)地区。住宅も農地も少なくかと言って山岳地帯でもない。多くが原野のままのようなのどかなエリア。木々に覆われた林道を無心で歩くことができる。
台地を降りて谷津田の脇の農道を歩いているとガサガサと音がする。かなり大きな音で、鳥や風で枝が揺れる音とは明らかに違う。ハイカーが現れそうな踏み跡も見られない。
気になってその方向を見つめていたらイノシシが現れた。瓜坊よりは大きいが、巨大というほどでもない。体長にして1メートルはないだろう。
お互い見つめ合い対峙する。写真を撮って数秒後、イノシシが動き出した。背を向けずに見ていたので一気に緊張が高まり身構える。農業用水の水路上にかかる橋の上にいたので道幅にして数メートル。自分のすぐ左は橋の欄干なので動ける範囲は限られる。
突然イノシシが走り始めた。文字通り猪突猛進。緊張感は最高潮に。大イノシシではないので命に関わる事態にはならないだろうと思ったが、こんな状況で怪我なんてしたくない。
イノシシが目の前まで来たところで威嚇をしつつひらりと身をかわした。
するとイノシシは欄干の隙間から用水路に落下してしまった。水面から地上までは1メートル以上あるので反撃される状況は回避した。
とは言え、いつ戻ってきて襲われるかわからないので足早にその場を後にした。山の中ではなく、まさか千葉の農地でこんな事態に遭遇するとは想定していなかった。
あのイノシシはその後どうしたのだろう。真冬の川の中は水温も低いだろう。下流で地上に上がり無事森の中に帰っただろうか。
怖い思いをしたという思いと、イノシシに悪いことをしたという思いが交錯している。
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