後立山連峰 八峰キレット縦走
コースタイム
・所要時間
07:35リフト3本〜08:10ハ方池山荘〜08:50八方池09:00〜10:10丸山〜
10:50唐松岳頂上山荘 のち唐松岳山頂往復40分。
★29日(日)晴れのち曇 五竜岳・八峰キレット 6時間30分
・所要時間
06:30唐松頂上山荘〜06:40牛首〜08:25五竜小屋08:30〜09:35五竜岳山頂09:55
〜10:40G4・5付近帯10:50〜12:00三段岩登り12:40〜13:00キレット小屋
★30日(月)晴れのち曇 鹿島槍ヶ岳・爺岳 8時間30分
・所要時間
05:30キレット小屋〜05:45鎖場帯06:00〜06:10岩稜帯06:35〜06:45鹿島槍ヶ岳
北峰07:00〜07:40南峰08:05〜08:35布引山〜09:15冷池山荘09:40〜11:00爺岳
南峰11:10〜11:45種池山荘12:00〜13:50登山口〜14:00扇沢BT 15:00信濃大町。
天候 | 28日曇り一時雨 29日晴れ時々曇り 30日晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・五竜岳の下り ガレ場 滑りやすい ・3段岩場通過 鎖なく3点支持で足場を選んで登って下さい。 ・キレット小屋より キレット最後の鎖場 どれも錆びていて心配 鎖に頼らない歩行をゆっくりと。。進む 他は特に道なりで歩けば問題なし。踏み跡以外は歩かないこと。 下山後 白馬で車確保 白馬温泉「みみずくの湯」がお勧めです。 |
写真
感想
★28日(土)曇り一時雨 唐松岳 3時間15分 夜行21:00発→仮眠2時間
初日は一時雨天という事で、スタートを扇沢から八方尾根に変更して最良の
天候を迎えることができました。結局夕立は、夜間の20時頃だった。
では、初日のコースは、3度来てる八方尾根よりリフト利用の楽しいハイキング
八方池までは沢山のハイカーで賑わっていて登山を忘れてしまいそうでした。
その先は唐松岳頂上山荘を目指して黙々と歩いたのです。朝からガスで覆われて
絶景は拝むことなく白い世界を駆け上がりました。丸山ケルンあたりで青空も
一部出てわーっやはり青空が一番。そしてライチョウにも出会えました。
山頂小屋に到着後 生ビール1杯うまい。睡魔に襲われてまたも仮眠2時間。
ようやく元気を取り戻して、山頂へ手ぶらで向かった。わずか20分の登山で
絶景の北アルプスの立山・剣岳 そして明日向かう五竜岳がどっしりと見えた。
夕食まで時間があり。時間を忘れてゆったり初日を過ごしました。是非
このコースは、日帰りでも楽しめるハイキングコースです。お花畑をメインに!
★29日(日)晴れのち曇 五竜岳・八峰キレット 6時間30分
2日目この時期の夏山気候にも大分慣れて 早朝の起床山頂へご来光に向かう。
快晴の空は何もかも隔てるものなくすっきりと晴れて360度の大展望です。
いよいよ本命の八峰キレット縦走登山へ向けて出発です。前回は五竜岳を
ピストンして大遠見尾根を経由して下山。夢だった鹿島槍への縦走を開始です。
小屋を出発して約20分後に縦走ピークの牛首を渡ります。一番高い岩稜帯を
鎖場と岩場歩きで通過をします。眺めは最高です。剣岳の朝焼けを見ながら
超えるとなだらかな稜線散歩に変わります。おおっ凄いところ降りたな〜。
小屋を出て時間は2時間 五竜小屋に到着です。2度目のライチョウも出迎え。
山荘には、沢山の人でごった返していました。休憩のち懐かしい岩山の五竜岳
山頂へ向けて登山 この間 ミクシイの人に数人出会えました。皆さん楽しそう。
行程と山の状況感想など歓談したのちお別れする どこでも色んな人と出会えます。
単独登山の楽しみですね。山小屋でご一緒した方に2度目は山頂付近で会いました。
また機会があれば、どこかのお山でご一緒しましょう。さーいよいよ初の八峰へ
出発です。最初はガレ場の大下りそしてG4〜5の岩稜帯が続く 鎖と岩歩きが
連続して楽しい場所です。そしていくつか超えると北尾根の頭 縦走の中間地点です
この先は3段岩稜登りが待っています。振り返ればいくつものギザギザの山並みが
休憩で体力を復活させて再び岩場の縦走へ今度は、ガレ場と鎖のないルンゼ状の
岩を鎖もなく3点確保で沢山のと突起の岩を足掛かりによじ登ってゆきます。
さすがに連続する岩場も息が切れてきました。途中々水分補給をするも太陽が
これでもかとジリジリとたい焼きのように焼くつくすのです。もう30度近い。
そして最後の一山に辿り着きました。キレット小屋も通る通行人にあとわずかです。
道中ご一緒した唐松山荘の仲間と再び小屋で、縦走の疲れと楽しさを共有して
缶ビールで打ち上げの乾杯です。さすがにここへ来る人は少なく今は数名でした。
宿泊時点では、老若男女30名ほどの人が集まりました。山は年齢ではないな〜実感。
ここからの展望は、剣岳と毛勝三山が見え夕焼けが疲れを癒してくれました。
★30日(月)晴れのち曇 鹿島槍ヶ岳・爺岳 8時間30分
いよいよ最終日 キレット小屋より鹿島槍ケ岳への急登とスリルのある岩場の
連続通過です。今日は扇沢まで降りるロングなコースです。前回は、鹿島槍を
目標に冷池山荘1泊の往復登山で、南・北峰を登りました。遂に繋がりました。
早朝 朝焼けの岩尾根を登ると昨日に来た岩尾根の連続する風景が確認できた。
東は雲海に浮かぶ新潟の山並みとまぶしい太陽です。西は立山・剣岳の朝焼けを
見ながらどうどんと登って行きます。かなり使い込んだ赤錆の梯子は少し不安が
しかし通過する岩の壁ルートは右へ左へと巻きながら高度を上げてゆきます。
サナガラ インディージューンズの映画の世界です。冗談はおいて30分ほどは
気の抜けない登山道ですが、ほんのわずかで通過 いよいよ岩稜歩きの長い急登り
振り向けば、八つの頂を数えてみるが良くわからない。しかし絶景です。よくぞ
ここまできたなっ〜て感じで、朝焼けに照らされた南峰と分岐が見えてきました。
やりました〜北峰です。お互いに山頂で小屋泊仲間と苦労をねぎらいました。
南峰へは30分 岩の稜線をアップダウンして最後の岩稜登山に取り付きます。
遂に来ました。鹿島槍ヶ岳山頂です。遠く北アルプスの槍穂連峰。おく深い
針の木岳。赤沢岳。烏帽子岳方面 待ってろよ〜9月に行くからそして手間では
爺岳3峰の山並みが素晴らしい景色を見せています。今日も天気は朝から快晴の空です。
この先はもう一度は歩いたコース再び展望登山を楽しみながらそしてゆっくりと
高度を下げながら時折 ガスの運んだ冷たい風に休憩を入れて楽しんできました。
充実した3日間でした。天気も良好そして色々な人々に会えました。いい旅でした。
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