記録ID: 7746285
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日高山脈
トヨニ岳北峰
2025年01月25日(土) 〜
2025年01月27日(月)


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 20:00
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,213m
- 下り
- 1,187m
コースタイム
2日目
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:43
距離 1.5km
登り 637m
下り 2m
6:24
463分
宿泊地
14:07
宿泊地
3日目
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 6:41
距離 5.2km
登り 239m
下り 1,118m
天候 | 25日 南岸L 26日 27日 次第に冬型決まる 晴れ、東風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1/25 皆睡眠不足で回収が遅い。浦河付近でエグいアイスバーンにより幅1mほどスリップ。さすがに全員目を覚ましたよう。あまりに眠くうだってデッパ。野塚トンネル 駐車場からデッパ。上二股まで渡渉は7,8回、飛び石とSB 交えていく。全てSSで困るところはなかった。長靴デポして上二股から直接 773 へ向けて登っていく。腿~腰以上のラッセルで控えめに言って終わっている。830の尾根広くなるところでテンバ入り。上の方に LsLでトレース付けて今日はテンバ入り。米鍋を見ると何やら白い粉がついている。ペロッ......この味は!砂糖でした。前回から洗っていないらしい。 1/26 朝起きるとかなり新雪積もっておりテントの入口が吹きだまっている。絶望感がすごい。そこからも地獄のような腿~腰ラッセルを続けていく。1253は沢型の吹き上げで大きな樹林内雪庇になっていた。テンバは1350までは取れそう。その先はカンバはあるが斜度的にテント張るのは厳しい。E峰直下でテンバ入り。今回は雪多く開削できたし、風向きも東で木のある方向だったし弱かったので泊まれたが毎回使えるわ けではなさそう。雪少なかったら厳しかったでしょう。意図せずのP天に盛り上がる。sLは初P天らしい。日高の主稜に各々思いを馳せながら沈。寒かった。 1/27 朝起きると白い主稜がうっすらと見えている。そのうちに朝日が昇ってきて、あまりに美しいモルゲンロートが目に飛び込んでくる。E峰~S峰は尾根は白くなっていて、雪稜だが尾根はだいぶ太い。雪庇吹き溜まりはなく、両側の斜面にはそれなりにブッシュ生えている。ブッシュ生えているところは降ろして巻くことも出来そうだが。幅は太く足元はズボズボ。尾根上を行けるのであれば滑落、雪崩ともにそこまでテンションは感じなかった。最後のS峰への登りもバリズボなだけ、一応離して。日高パワーに圧倒されて動けなくなった Top に譲ってもらいS峰着。初の冬の日高、あまりの景色に笑いがこみ上げてくる。ピリカヌプリが美しい。本当に美しい。男性的な日高の山々の中でたおやかに、しかし凛とそびえ立つ姿には誰もが魅了されそうだ。S峰先の次のポコまでも尾根太いので SS で行く。ここも雪稜となっており、横の斜面は先ほどよりも急だが尾根上をいけばやはり大丈夫そう。離して通過。その先は下りも出てきたので EP に替える。欺瞞的な EP 練して進める。主稜ではやはり風強く感じる~ハッキリ始くらい。予報では次第に弱まるようだった。時間なので引き返し。帰りはS~E間はM2トップで同様に進めてE峰まで。Eからの下りはマジで一瞬。途中で一羽の烏が主稜に向けて滑空していく姿に思わず見惚れる。しかし暑い。春ワンのようだ。 帰りは浦河のあえるの湯に寄る。550 円で入れて落ち着けておすすめ。かつや寄って帰札。お疲れ様でした。 |
写真
撮影機器:
感想
つらい取り付き。険しい主稜線。思い描いた以上に圧倒的な山域でした。あのモルゲンロートが忘れられない。
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