女峰山北面 野門沢支流トレジャーマウンテン・ワイルドバンチ


- GPS
- 08:54
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 496m
- 下り
- 505m
コースタイム
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:55
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
沢の中でも深いところで膝下くらいだった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道中、ところどころ悪い箇所があるのでチェーンスパイク必携。 行きは三段堰堤を小さく巻こうとしたが、失敗。 行き詰まり、名もなきアイスを登る羽目になってしまった。帰路の軌跡が正解。 正しいルートは開拓時に付けたであろうトラロープが設置されているので、それと判るはず。 |
写真
感想
今週土日は南岸低気圧が接近し、天気が不安定なはずだった。
直近で天気予報を見てみると、低気圧がズレたようで今回のエリアは崩れない感じになっていたので、この前に登った伏龍の先にある支流へ行ってみることにした。
三段堰堤を越えるところで右往左往してしまい、右岸側を上に抜ける為、名もなきアイスを登る羽目に。
正しくは三段堰堤が見える位置から、未氷結の影虎の上部に出るように歩く。正規ルートはトラロープがあるので判る。
あとは高度を上げないように平行移動。
三段堰堤を巻いた辺りで、沢に向かって下る。
ここもトラロープがあるのでわかりやすい。
沢床に降りると平らで広くなるので、右岸側を見ていると最初に支流のタヌキ沢、次にゴンゾー沢が出合う。
ゴンゾー沢出合の先の本流には青い氷が見えた。
おそらくブッチとサンダンスだろう。
ゴンゾー沢は最初の方に50m級の滝が2つ出てくる。
左がトレジャーマウンテン、右の本流に掛かるのがワイルドバンチとなっている。
トレジャーマウンテンは最初は傾斜が緩く階段状。
氷結甘く、岩を叩かないよう注意した。
登ると右に屈曲しており、曲がってからが氷が立ってくる。体感Ⅳ級くらい。
立木でセカンドをビレイ。
下降は立木を利用して懸垂下降し、取付きへ戻った。
ワイルドバンチは水量の多い本流にある為か、やはり氷結は甘く、中央部は殻のように氷が張っているようだった。
氷結の比較的良い右側を登ったが、中央部の氷の薄いところを踏み抜いてしまうと氷瀑の裏側に落ちてしまい危険だろう。ロープに繋がったままドザエモンになりかねない。
全体的に氷は薄いものの、選べばスクリューを打てる場所もある。
中間部は氷の上に雪が乗っており、クリーニングしながらの登攀。
上部は階段状の氷で容易だが、落口に氷が無くて悪かった。落口直前にスクリューを打って、岩のクラックにアックスを引っ掛けて突破した。
動かなそうな倒木を利用してセカンドをビレイ。
最後が悪いがⅣ級くらいか。
こちらは左岸側の側壁を一段上がってから、立木を利用して懸垂下降した。途中、空中懸垂になる。
今回入ったゴンゾー沢は奥のF6も50m級らしいので、時間がある時に奥まで遡行したいと思う。
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