桶小屋沢(金山沢)の鉱山跡探索(信玄の隠し金山か)


- GPS
- 06:03
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 1,038m
- 下り
- 1,047m
コースタイム
07:45 桶小屋橋
10:30 二俣
11:30 尾根取付
12:30 本間ノ頭南東尾根合流
13:30 塩水橋P
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
信玄の隠し金山だったのではないかとの話も聞かれる桶小屋沢(金山沢)の鉱山だが、拙レコの大袈裟なタイトルはまんざらでもないようだ。「清川村地名抄」の金山の項に次のような記載がある。
以下抜粋
(18) 金山(カネヤマ)
相当広い場所をさして言われているが、桶小屋沢をさかのぼって千五百メートル程の左の中腹に時代不詳だが、金鉱を採掘した横坑(間口、高さ共一メートル五十センチ位で排水溝がついていて、甲州金山の形式であるとか)が残っている。
付近で炭焼をした人や、山の調査に行った人等が坑内に入り、視察した事実がある。昭和四十四年頃かその坑を堀り進めた人があったが、金の含有率が少ない為中止した。そんな事で当時何程の金を堀り得たのか詳かではないが、誰いうとなく「金山」と呼ぶようになった。抜粋終わり。
(knot註) 千五百メートルは高度ではありません。
日頃、何かと丹沢山行のヒントを頂いている福谷さんのブログに、追記として2015年1月13日付で「2015年は、桶小屋沢(金山沢)に入る予定である」との記事を目にした。当然、福谷さんのことだから鉱山跡の調査に決まっているのだが、その報告がなかなか届かない。いつも福谷さんの呆れるほどの調査、研究には頭が下がる思いなのではあるが、ついつい甘えてその貴重な成果を利用させてもらっている。ならば、たまには福谷さんより先に現地入りしてみてはどうか。そんな安直な発想ではあるが、福谷さんの信条セレンディピティを胸に抱いて鉱山跡探索が始まった。ただし、僕はもう、福谷さんは何度かここを訪れているのではないかと推測する。多分、今頃、膨大な調査資料とにらめっこで草稿起こしに一生懸命じゃないのかな。桶小屋沢鉱山のブログが楽しみだ。
今回は発見だけにとどまり、滝の写真公開がメインなのか鉱山跡がメインなのか、中途半端なレコになってしまったが、次回再訪する際には坑道内の撮影がしっかりできるよう準備に時間をかけてみるつもりだ。
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