鷹谷砦〜戸蓋峠 ゴ・ドーハンの山旅 毘沙門・両神・二子山の眺望！

2025年02月08日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.7km
• 登り: 750m
• 下り: 761m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:59
• 休憩: 0:28
• 合計: 6:27

9:00 間明平
10:08 10:20 鷹谷山
12:13 出原舟
12:33 12:34 両詰山
13:49 13:54 戸蓋峠
14:20 14:30 戸蓋山
15:27 間明平
15:27 ゴール地点

＜参考＞
・『埼玉の城』梅沢太久夫、2018、まつやま書房

天候

晴れ、但し強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

間明平広場駐車場　WC有

コース状況／危険箇所等

ほぼバリです。戸蓋山直下に危険な超ヤセ尾根があります。

写真

2/8 7:14

こちらのポスター＆幟に魅かれて朝食は久々に『吉野家』さんへ

2/8 7:19

牛魯珈カレー(729円)、個人的には『す〇〇』さんのカレーとあまり違わない感じでした。

2/8 8:35

いつもの所でお水を調達します。「表毘沙門　白石の水」看板が新調されたようです。

2/8 8:36

何とその背面に「毘沙門神社」の案内がありました！

2/8 8:36

湧水の温度は年間を通じて17℃ですが、貯水槽には氷柱ができていました。

2/8 9:01

駐車地の当面にある法正寺にご挨拶してスタートです。

2/8 9:02

近くの酒屋さんに今は無き「慶長」の看板がありました。

2/8 9:03

左に古鷹神社の杉、右に電波塔を従えて鷹谷砦跡のあるお山

2/8 9:13

「宮沢賢治探訪の地 皆本沢入口」の看板に入るとすぐに皆本橋と鷹谷砦跡。

2/8 9:15

賢治は盛岡高等農林学校生の時、教授の引率で秩父に地質見学旅行に来たそうです。先程の古鷹神社とようばけ近くに賢治の歌碑があります。

2/8 9:16

右の坂道を上ると、集会所と

2/8 9:17

薬師堂がありました。堂内には小さな薬師如来像や不動明王像などが安置されていました。

2/8 9:18

その上手に(左から)馬頭尊(嘉永六年癸丑年,1853)、巳待塔、如意輪大士と

2/8 9:25

大山祇命と天満宮の石祠(共に昭和41年)、この上に墓地から？の道がありました。

2/8 9:33

真中がえぐれた急登の山道

2/8 9:34

その途中に石祠

2/8 9:40

傾斜が緩んで平坦な尾根になりました。

2/8 9:41

堀切1、浅めの掘りですね。

2/8 9:44

倒木の下に石祠の右側面に「大正十二年十月二十八日建之 金二円也 キフ黒沢松三郎」

2/8 9:45

左には「皆本氏子中」

2/8 9:47

堀切2と土橋、向こう岸には土塁があるようです。

2/8 9:47

堀切2に下りた所

2/8 9:48

その先の平坦地、郭？

2/8 9:48

土塁

2/8 9:48

平坦地の続き

2/8 9:51

堀切3、これはまあまあの掘りですね。

2/8 9:51

堀切3

2/8 9:51

堀切3に下りた所

2/8 9:52

平坦ですが尾根は狭くなってきました、そして

2/8 9:55

堀切4、これが一番深いかな。

2/8 9:57

堀切4に下りた所

2/8 9:58

その先の平坦地

2/8 9:59

右手(北側)は毘沙門の絶壁が真正面に

2/8 9:59

平坦地、郭？

2/8 10:05

緩やかな登りになりました。

2/8 10:06

いよいよ山頂間近になりました。右は絶壁、左は巻き道があるようです。

2/8 10:06

木々の向こうに毘沙門山(白石山)

2/8 10:07

山頂直下の登り

2/8 10:08

標高504.9mの山頂部、主郭みたいですが、狭いです。

2/8 10:09

「天狗祭祀の碑」(昭和37年8月)、「鉢形北条監視哨跡」にふさわしい視野絶好の地、鷹谷に文久三年八月(1863)間明山法正寺十三世住職鉄印真牛師が天狗社を創建、以来百年鎮守として敬われてきたが、長年の風雪で損傷も激しくなったので再建を計った。

2/8 10:13

「文久三年八月…/間明山法正寺現住 十三世真牛叟建立」

2/8 10:20

頂上部から尾根伝いに下ります。

2/8 10:22

眼下には武田勢と北条勢が激しく争った三山合戦の地、

2/8 10:35

数百年前はそんな命懸けの戦があったなんて信じられないですね。穏やかな尾根歩き

2/8 10:42

三合落

2/8 10:43

伐採された材木の搬出施設跡かな。

2/8 10:45

滑車などの遺物があります。

2/8 10:49

毘沙門の岩肌を眺めながら、

2/8 10:53

超快適な尾根歩き

2/8 10:56

662峰には鉄塔が建っているようです。

2/8 11:02

両神山、右手前は天理岳、

2/8 11:03

周辺は公園のような感じで、鉄塔が無ければとても居心地が良さげな所、でも鉄塔が無ければこんな開放地にはなっていないでしょうね。

2/8 11:04

遠景は笠山、堂平山〜丸山〜横瀬二子山、そして武甲山と持山、手前はこれから馬蹄形に周回して辿る尾根、中央やや左が戸蓋山かな。

2/8 11:08

両神山を眺めながら次の鉄塔方向へ

2/8 11:09

出原舟に向かう尾根筋かは

2/8 11:18

662峰振り返り

2/8 11:24

2/8 11:26

ドライなキノコ

2/8 11:26

急登になる手前に石祠がありました。

2/8 11:27

同

2/8 11:40

今度は屋根の倒れた祠

2/8 11:48

右手(北)からの尾根の合流点はなだらかなピーク

2/8 12:01

出原舟に向かう尾根筋から天理岳と両神山

2/8 12:05

志賀坂峠〜小鹿野二子山方面も絶景です、右奥は赤久縄山でしょうか。

2/8 12:05

小鹿野二子山

2/8 12:09

ウスタビガの繭が落ちていました。

2/8 12:13

出原舟857m山頂とうちゃこ！未踏区間終了です。別の尾根筋でUターンします。

2/8 12:33

両詰山790.9m

2/8 12:34

「大神楽」790.7 m三等三角点、一見下れそうもない三角点の背後に行きます。

2/8 12:47

急斜面を過ぎると安定した尾根になります。

2/8 13:13

毘沙門の絶景、これを見に来ました。カヤトが増えましたね。

2/8 13:14

毘沙門神社はあの辺りかな。

2/8 13:17

両神山

2/8 13:17

左の鉄塔ピークは先程の662峰

2/8 13:17

猫耳？になった小鹿野二子山

2/8 13:37

滑車は簡単にクルクル回りました。

2/8 13:38

こちらは両神側への搬出場所だったようです。武甲山三尊が見えます(笑)

2/8 13:41

そして倒木ジャングルですね。

2/8 13:45

眼下には駐車地の間明平広場、VANさんも確認できます。

2/8 13:47

戸蓋峠のお地蔵さんが見えました。

2/8 13:49

首無しのお地蔵様が大小二躰いらっしゃいます。

2/8 13:50

「安永三甲午天三月朔日(1774) 上薄村施主幾太良」

2/8 14:04

要害山砦(戸蓋山)を目指して、この急登を頑張ると、

2/8 14:05

ご存知のヤセ尾根があります。

2/8 14:08

崩落が進んでいるようです。

2/8 14:10

振り返り、以後GPSもカメラも電源が入らず。頂上部の郭1から郭2方面へ下って、巡視路で開閉所に降りました。

2/8 15:31

ゴール後、要害山砦跡(戸蓋山)を見上げます。まさに要害ですが、わざわざあそこまで攻めには行かないじゃないかなぁ。

2/8 15:33

赤い吊り橋と戸蓋山

撮影機器：

iPhone 8 Apple

感想

godohan

・お天気も良さげだったのでマイフェイバリット三山(両神山、小鹿野二子山、毘沙門山)の眺望を楽しみに未踏だった鷹谷砦跡のある尾根を登ってみました。冬枯れの眺望と城跡の遺構や鷹谷山頂の天狗社をはじめ石祠も点在して楽しい尾根でした。
・戸蓋山、要害山砦跡は何度か通過したことがありますが、今回はちゃんと城跡の遺構を見学しようと訪ねてみました。ところが例によってGPS＆カメラが絶不調で肝心な写真は撮ることができませんでした。縄張りの感じは大体わかったのでまたリベンジしたいと思います。