笹ヶ岳



- GPS
- 04:00
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 425m
- 下り
- 426m
コースタイム
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
急登滑りやすく慎重さが求められる |
その他周辺情報 | 鶏鳴の滝おり |
写真
装備
備考 | アイゼン無し |
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感想
JAP京都例会
笹ヶ岳は、滋賀県と三重県の境にある738mの信楽高原で一番高い山です。信楽焼きの里の山で、山頂に立派な信楽焼きのたぬきとカエルが鎮座するとのことで、楽しみに登りました。
JR信楽駅で2台の車が集合でしたが、少し早く着いたので、近くにある陶芸の森公園に寄りました。
広大な土地に信楽焼アートが散りばめられており、散策しながらストレッチで体慣らしました。
信楽駅で合流しいざ登山口駐車場へ。
道路沿いに 5台ほど止めららそうです。300円の料金箱の缶の中に入れて、9時45分、9名参加で、登山開始です。
快晴の空、澄んだ空気は気持ちいい。
気温も暖かく最高の山行の予感です。
しかし登り口が分かりにくく、いきなり行きすぎてしまいました。地元住民のお婆様が見守って下さっていて、入り口付近で待っててくれた気がしました。そんな温かい気持ちで二度目の挨拶をして、山に入ります。
しばらくは林道を歩きます。地面も乾いておりコンディションも良好。
そこからいよいよ急登が始まりました。中々の角度で、皆さん慎重な足取りになります。
少し雪が残っているところ、花崗岩が砕けてザラザラしているところ、松葉で滑りやすいところなど、足元の状況が色々変わります。
リーダー山本さんと五十野さんに前後で見守っていただきながら、「慎重に」の声掛けや、ゆっくりしたペースで、適時休憩を入れながら、確実に高度を上げます。途中で少し離れたところに氷瀑が場見えたり、大きな岩があったり綺麗な苔を見ながら急登を登り続け、傾斜はさらに強くなりロープを張ってよじ登っていきます。
1時間ほどの格闘の後、稜線に出ました。
ここは笹ヶ岳。その名がつけられた由来であろう熊笹が一面に広がり、山頂へと導いてくれる緩やかな稜線は、ご褒美のようなビクトリーロードでした。
その先に、いよいよ大きな信楽焼のたぬきさんが見えてきました。
11時26分、笹ヶ岳738.8m登頂しましたー!
脇には大きな3匹の子供を背中に乗せた大きな信楽焼カエルさんも。
信楽焼たぬきさんと記念撮影をしました。
さらに山頂から150m先の延命くぐり石まだ足を伸ばします。ザックを下ろして匍匐前進しないと潜れないくらい狭かったですが無事クリア。
山頂に戻ってお昼ご飯。日も当たる中ぽかぽか陽気でゆっくりご飯が食べられました。
展望は東側が良く、去年登った綿向山や、加えて雨乞岳、御在所岳など雪を被った鈴鹿山脈がくっきり見えました。
さあ、ここからが本番かもしれません。あの傾斜を降りるのはかなり慎重さが必要です。
ドキドキしながら下って行きましたが、夫婦参加のご主人が、奥様を気遣い、体の使い方や足の運び方やロープの持ち方を常にアドバイスされている姿にすごく温かい気持ちになり、落ち着いて降りることができました。
尻もちを軽くつく方も何人かおられましたが、林道まで帰ってきて、みんなで無事帰還を褒め合いました。
帰りに笹ヶ岳からも降りられると書いてあった鶏鳴の滝に車で寄りました。
迫力ある滝で、マイナスイオンを浴びながら最後の記念撮影をしました。
今回の例会は、急登に慎重さが求められる中、参加者皆さんが声を掛け合いながら、危険箇所を一つ一つクリアしていく。そして達成感を一緒に味わう。いつもより一体感が生まれたような気がして、グループ登山の楽しさを改めて感じさせてくれた日になりました。
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