那須/赤面山

2025年02月16日(日) [日帰り]

• GPS: 03:36
• 距離: 7.9km
• 登り: 633m
• 下り: 632m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:26
• 休憩: 0:11
• 合計: 3:37

距離 7.9km 登り 633m 下り 632m

8:09 旧白河高原スキー場前
9:31 9:35 八合目（スキー場跡分岐）
10:17 10:23 赤面山
10:49 10:50 八合目（スキー場跡分岐）
11:46 旧白河高原スキー場前

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆駐車場
旧白河高原スキー場前の路側帯に縦列駐車。到着時には6台目でまだ数台は停められる状態だった。

コース状況／危険箇所等

◆道の状況
危険個所は無い。道標は少ないがトレースが多く道迷いのリスクは低かった。らくルートで作成するルートと違うところが2ヶ所程あったが、夏ルートとの違いと思われる。
◆登山ポスト
登山口周辺には登山ポストは見当たらない。

写真

2/16 8:11

ずっと塀に囲まれているのが旧白河高原スキー場のようだ。既に駐車しているクルマの後ろの路肩に駐車した。駐車しているクルマは6台。あの塀の下を潜って行くようだ。

2/16 8:13

塀を潜って入ると傾いた白河高原スキー場の標識。ちょっと物悲しい風景だ。

2/16 8:13

昔はこの辺り一帯が駐車場だったんだろうなぁ。昨日も結構な人数が登っているようでトレースが豊富。スノーシューのトレースもある。

2/16 8:14

そりゃそうだな。ツボ足よりもスノーシューの方が良い。と言うことでザックに付けたスノーシューを履こう。

2/16 8:16

と言うことで最初からスノーシューでスタート。実は地味に冬靴も新しいのです。

2/16 8:19

右手にはリフトの遺構も。高原山の鶏頂山スキー場はリフトも撤去されていたがここは全て残されているようだ。

2/16 8:20

外見上は未だそれなりに見えるセンターハウスだけど窓が全部割れている。廃墟だな。実際検索すると廃墟として有名らしい。2000年頃に廃業したらしいので四半世紀経っていることになる。

2/16 8:21

ゲレンデの緑化事業があるのかぁ。それじゃその内にゲレンデも森になるのか。

2/16 8:24

カラマツ林が広がる。これが緑化事業の林かも？

2/16 8:31

ここは二手に分かれて見えるが先で合流する。

2/16 8:35

振り返ると平野が見下ろせる。

2/16 8:42

赤い実を付けている。なんだろう？

2/16 8:44

ウサギさんの足跡ですね。

2/16 8:48

カラマツ林が続く。

2/16 8:52

リフト終点に出た。

2/16 8:54

今日出会ったのはスキー登山が2人パーティ×2と単独行×2、スノーシューが僕を含めて4人とどうやらスキー登山が優勢なようだ。

2/16 9:01

リフト終点には椅子と積んだブロックが残っていたので小休止させて貰った。

2/16 9:02

どこの山が見えているのだろう？

2/16 9:06

なんだか気持ち良く滑れそうな一枚バーンが見えて来た。

2/16 9:06

結構傾斜があるぞ。スノーシューで登れるかな？

2/16 9:08

ヒルアセントアシストを上げたらそれまでと変わらない負担度で登れている。もっと早く使えば良かったか。

2/16 9:08

今のところは青空優勢。

2/16 9:11

麓の白河側には湖沼が多いようだ。

2/16 9:19

気持ち良く滑っただろうシュプールが多い。

2/16 9:22

那須側にはあちこちで煙が上がっている。野焼き？

2/16 9:26

これは何だろう？アライグマ？

2/16 9:27

未だリフトがあったんだ。スノーマシンも残されてる。左側のバーンが夏道のようだがみんなのトレースは右側のルート。

2/16 9:29

赤面山山頂入口の道標。山頂入口と言う表現は珍しい。

2/16 9:29

赤面山登山口の道標。リフトで来られた時代の遺産だな。

2/16 9:30

林相が変わった。

2/16 9:32

これはブナの実か？

2/16 9:32

このクネクネしたのがブナなんだ。暗くなったら踊りだしそうだ。

2/16 9:34

ツボ足の人もいるがたまにこう言う踏み抜き跡を見た。

2/16 9:39

ブナからシラカバに変わった。

2/16 9:40

シラカバのトンネルを潜って行く。

2/16 9:41

スノーシューの足跡が浮いている！踏み固められて風に飛ばされずに残っているんだろうか。

2/16 9:42

シュカブラ。今は風が弱いけれど吹く時には吹くんだろうなぁ。

2/16 9:42

ちょっと剣呑な雲が湧いてきたぞ。

2/16 9:48

ここも気持ち良さそうなバーンだ。その分登るのはしんどいが。

2/16 9:54

スキーヤーパーティはここで登るのは止めて下るようだ。この先はスキーには面白くないのかも？

2/16 9:57

茶臼と朝日が見えて来た。

2/16 9:57

茶臼岳と朝日岳のクロースアップ。しっかりと雪山。

2/16 9:58

朽ちた道標が向こうにある。

2/16 10:03

青空も入ると陰鬱な雰囲気が薄らぐな。

2/16 10:06

あれが赤面山のピークかなと思ったが実際はその奥だった。でも山頂は近いぞ。

2/16 10:09

スキーのトレースが浮き出て残ってる！さっきのスノーシューの足跡と同じだけど2本あるとまるで廃線を想起させる。

2/16 10:17

どうやら山頂らしいぞ。山頂域に出たら猛烈な北風に曝された。最大で20m/sは吹いている感じだ。

2/16 10:18

山座同定盤が設置されている。前岳の右奥に三本槍岳が見える筈なんだけど。

2/16 10:18

山座同定盤。晴れていれば安達太良山も展望できるようだ。

2/16 10:18

甲子旭岳も雲の中。相当に吹いていそうだ。今日は行かなくて良かった。

2/16 10:19

盛大にエビのしっぽが付いた山頂標識。

2/16 10:19

三角点も設置されている。そりゃこの展望の広がりだからね。

2/16 10:20

もう一つの山頂標識は清水平を指すが前岳まで行ってもなぁ。この風もあるし。と言うことで潔くここで引き返すことにした。

2/16 10:22

甲子旭岳の右にも天辺が雲に隠れている高い峰があるがどこなのだろう？

2/16 10:32

少し下っての茶臼岳と朝日岳。ちょっと下ると風もほとんど無い。

2/16 10:36

行きに見かけた朽ちた道標だ。10m位南側を歩いて来たようだ。

2/16 10:37

朽ちた道標と9番の道標。9番とは？

2/16 10:38

2/16 10:40

右に見えるのは飯盛山か。裾野の白いところは去年廃業したマウントジーンズか。シロヤシオも見に行き難くなったのかなぁ。

2/16 10:52

一番天辺のリフトまで下ってきた。

2/16 11:06

更に休憩場所にしたリフトに到着。帰りもここで小休止して行きます。

2/16 11:25

カラマツの枝に花のように付いているけどこれは実の笠が残っているのかな？青空に映える。

2/16 11:26

下の方の観察しやすいもの。カラマツじゃ無い？

2/16 11:42

今やQRコードで登山届が出せるとか。登山ポストも不要だ。

2/16 11:43

出発地点まで戻って来て振り返る。赤面山は見えていない。

2/16 11:43

道路も結構融けていたが、油断禁物。帰路はどうぶつ王国の道を選んだがそこまで行くと路上にはもう雪は無かった。往路もそちらを選べばより安心だった。

撮影機器：

NIKON D7200 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

登山靴 スパッツ ピッケル ヘッドライト アイゼン スノーシュー 目出帽 防寒着 予備電池 帽子 タオル 地図 コンパス 筆記用具 ライター ストック ナイフ サングラス ゴミ袋 保険証 お金 行動食 医薬品 運転免許証 着替え 日焼け止め カメラ 時計 嗜好品 計画書 飲み物 手袋 トイレットペーパー 非常食2食分 食器 その他必要と思うもの

感想

tadomasa

今季スノーシューの出番が無かったので那須の赤面山で軽く遊んで来ました。麓は暖かく穏やかな天候でしたが流石に那須、頂上に出たら例によって猛風で怪しげな雲も押し寄せていてこれ以上進むのを拒まれている感じ。とは言えスノーシュー遊びは満喫できました。

赤面山は「あかづらやま」と読むらしい。先日の茶臼岳山行で出会った山の大先輩がスキー登山に良いと話していた。調べると白河高原スキー場があったところのようだ。リフトは無いけれど開けたゲレンデで、と思ったが確かに開けたバーンはあったけれど藪が煩く傾斜が無い所も多々あった。なのでスノーボードよりもスキー向けと感じた。今日もスキーヤーとスノーシュー登山者はほぼ半々でスノーボーダーは皆無だったし。一枚バーンの斜面を登るにはスノーシューではちょっとしんどい所だったがヒルアセントアシストを使えばまあまあ傾斜が相殺されると実感した次第。

甲子山から望んだ甲子旭岳の写真を見て是非登りたいと思ったものの最近の記録が余り無くラッセルが多いとの記録もあったのでやはり人数がいる時に登ろうかと。赤面山から望んだ甲子旭岳も天辺が雲の中だったし風も相当強そうだったから、まあ今日はこれで良かったのでは。甲子温泉から登るのも良さそうだし、良い温泉のようだ。しかし那須ではなかなか好展望の日に出会えないもんだな。