五色沼・磐梯山(裏磐梯スキー場から/桧原湖畔雪キャンプ)


- GPS
- 09:26
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 616m
- 下り
- 630m
コースタイム
- 山行
- 1:47
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 2:11
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 7:11
天候 | 2月15日(土):快晴 2月16日(日):曇り時々小雪、稜線は暴風のホワイトアウト |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・五色沼ビジターセンター駐車場。雪かきしてくれているので10台近く駐車可能。ビジターセンターは改修中だがトイレは開放中。 <2日目> ・裏磐梯スキー場の登山者専用駐車場(一段下)から往復。ゲレンデ脇は登山者は歩くこと可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<初日 ・五色沼は多くが歩かれているので詳細割愛。雪がスノーシューで脛くらい。 ・ツボ足だと潜って歩きづらいのでワカンかスノーシューがあるとよい。 <2日目> ・新雪の後のトレースがあるか気になったがイエローフォールまでも明瞭に複数の踏み跡あり、稜線までも複数の踏み跡あり、安心して進むことができる。 ・稜線は暴風のホワイトアウトで視界2mになり、かつルートは強風でパウダースノーの吹き溜まりでルートロストのリスクあり撤退を決断。 |
その他周辺情報 | <キャンプ> 桧原西湖畔オートキャンプ場は、利用客少なく静かなうえに、炊事場で水もお湯(湯沸かし器完備)も出て、トイレ・炊事場は暖房ヒーターされてて素晴らしいです。 https://www.hibara-ac.com/ <温泉> 裏磐梯レイクリゾートの高級感あふれる温泉を堪能した。 JAF割引で5人迄1000円/人。 https://www.lakeresort.jp/hotspring/ |
写真
感想
山の会の企画山行でメンバー総勢5人で出かけました。
初日は千葉からの移動日で、五色沼をスノーシュー・ワカンで散策。
裏磐梯物産館まで行くと戻りのバスが少ないので時間みてU-ターンしました。
下山後、桧原西湖畔オートキャンプ場へ移動し雪上キャンプでキムチ鍋パーティーです。その前にビーコンで捜索訓練。雪に埋めたビーコンを2台のビーコンとゾンデ棒で捜索します。数回するとメンバーも慣れて1発でピンポイントできるようになりました。
翌日は裏磐梯スキー場からイエローフォール経由で櫛ヶ峰分岐から磐梯山です。
スキー場脇を登ると1時間程でゲレンデトップ。そこから銅沼を歩いてイエローフォールへ。新雪後の踏み跡を懸念しましたが、沢山の方の踏み跡がありました。
イエローフォールは今年は確かに小さい感じでしたが、しっかりと黄色いフォールが確認できました。
少し北へ下がって稜線に登ります。
急登なのでアイゼンに換装。
こちらも多数が登られてルート明瞭。
稜線に出ると暴風です。
バラクラバとヘルメット、ゴーグル装着し進みますが、
次第に視界が悪くなりホワイトアウト寸前。
ルートも強風でパウダースノーがかぶって見えづらい。
メンバーから撤退の提案が。
自分ではまだルートも確認できるし行ける気がしたものの、戻りが心配というメンバーや、手袋が薄くて手が凍傷になりそうと訴える者もいて、仕方なく撤退を決定。
下りは早いです。
ルートを外してフカフカ雪と一緒に下ります。
沢山の方は恐らくリフト開始とともに登ってこられた方々でしょう。
下山後半の斜面で雪崩の弱層テストを実施します。
シャベルコンプレッションテストは、踏込み深さ+70cmを手前から掘って、30cm x 30cmの角柱を各自担いできたショベルとスノーソーで作ります。
で、角柱の上にショベル面を乗せて、先ずは手首の力で10回タップ、次に肘先の力で10回タップ。最後は肩から先の力で10回タップ。今日の雪はどれも弱層が崩壊しませんでした。角柱を両手で持って左右に揺さぶると根本で折れ、更に上部を横からタップすると弱層面が2面あることが確認できましたが、雪の面が固く結束されており。雪崩の心配は全くありません。
労山全国連の雪崩専門家曰く、触るだけでズレる弱層もあるし、手首で数回タップしてずれる弱層も危ない、とのこと。
メンバーもいい体験になったようです。
ホワイトアウト強風で撤退になりましたが、楽しい雪山2日間を楽しむことができました。メンバーの皆さん、ありがとうございました。またの機会にリベンジしましょう!
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