芳ヶ平


- GPS
- 06:35
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 654m
- 下り
- 653m
コースタイム
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:36
天候 | 小雪ちらつくも昼頃から晴れ 無風・微風 気温低し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪多く、雪質パウダーで良し。今日の時点では芳ヶ平までトレースなし。スキーを履いて常時ブーツラッセル程度だった。つぼ足だと膝上くらいまで容易に潜る。 |
写真
感想
駐車場には6:24に到着。外気温はマイナス9度でかなり冷える。準備の後6:39に行動開始。2月も後半になり、この時間であればもう明るくヘッドライトは要らなかった。駐車場から少し歩いて林道到着。スキーを履く。除雪最終点以降はトレースがなく、まっさらな雪が見られた。今日は平日だしこの先ずっとラッセルになるかもしれない。最初は林道歩き。傾斜が緩いのでウォームアップには最適だが、帰りはスキーだと全然滑らないので苦戦しそう。雪質はパウダー。ラッセルはブーツ程度なので特別にきつい訳ではないが、この先延々続くと思うと楽ではない。ペースを上げるよりも、淡々と同じペースで進むようにする。天気は曇りというか小雪が舞う。気温も低いが、歩いている限りは風がほとんどないので寒さはあまり感じない。ブーツラッセルをこなしつつ先に進む。林道が終わり登山道との分岐に至る。道標がほぼ埋まっていた。今年は雪が多いのだろうか。ここから先もブーツラッセルは変わらず。傾斜は緩いのが幸いだがずっとラッセルなのでさすがにくたびれてくる。休憩は小まめにとり、水分補給も忘れない。天候は回復するようには見えないが、かと言って悪化するようにも見えない。予報的に曇りで実際にそのとおり。遠くの雪雲からの雪が飛ばされてきているように見えた。途中追いついてくるパーティもなく、とにかくラッセルで進むしかない。途中で下る箇所があり、帰りは登り返しになるかと思うとちょっと厄介。でもとりあえずは進むしかない。何度か目の休憩の時、先のルートが積雪のためよく分からない状態になった。トレース皆無なので、自分達で正しいルートを見つけて進むしかない。こういう時はハンディのGPS端末がとても役立つ。GPSを見、更に周囲の状況を見比べると大抵夏道のような箇所が見えたので、本格的に迷うことはなく進めた。夏は湿原になるところの入口を過ぎると開けた箇所が出てくる。スキーで滑るのにちょうど良い斜面が出てくる。滑りに行きたいが今日は一応芳ヶ平をゴールとしていたのでそこまで進む。開けたところは当然風もあり、樹林帯のように寒さを感じることなく進むことはできなくなった。とは言っても強風ではなく冬山としてはそよかぜ程度。ゴールの芳ヶ平ヒュッテ付近は沢があり、沢は雪で埋まっているように見えたが、それでも沢へは崖のようになっているところもあったので、ゴール近くになって少し迷走気味に進む。冬も夏も何度か来ているので土地勘があり助かった。今日のゴールの芳ヶ平ヒュッテには10:33に到着。出発から4時間近くもかかった。ヒュッテに人がいるかは分からず。ヒュッテ付近で大休止。少し寒いが、風があまり抜けないので休んでいても体温を急激に奪われることはなかった。15分ほど休んだら下山開始。沢に降りないように帰る。登り返しがあるのが分かっていたのでシールはつけたまま。少し歩いたら適当な斜面が出てきたのでここでスキーに換装。風がややある場所だったので、装備を飛ばされないよう気をつけた。11:11にスキー開始。芳ヶ平近くの斜面は雪質も傾斜も適当で大変楽しかった。一瞬といってもいいくらいの時間だが、快適だった。この後夏道を下るので快適に滑れる箇所は少ない。傾斜も緩いところが多く、板の滑りが良くない。登りの時に付けたトレースも利用しつつ下る。Zさんはスノーシューなのでスキーのようにさっと下れない。所々で立ち止まって待つ。歩きだが下りだと元気になるのでペースは速い。割とあっという間に芳ヶ平から離れて夏道登山道を進む。帰りは登り返しになるところがあり、シールを貼るか一瞬迷うが、短距離なのでカニ歩きとつぼ足で何とか乗り切った。とは言っても新雪の上での行動なので、登りのラッセルよりももっと大変だった。シール装着が本来なら適当だったと思う。登り返し区間が終わったらスキーを再度装着。所々登りのトレースをショートカットして進む。誰か登りの人がいるかと思ったが全くなく、今日はどうも貸切のようだ。山スキーで行く芳ヶ平クラシックルートと言ってもいいので、最近はわざわざ目指す人が少ないのだろうか。天候は、下り始めの頃はまだ雪がちらついていたが、標高を下げると青空の範囲が広がっていった。草津の市街は今日は晴れているので、それに近い天気になってきたようだった。雪質も標高の高いところでは軽い粉雪だったのが、標高が下がるとやはり気温上昇に伴って湿気て重たくなってきた。これは致し方ない。それでも日陰や山陰は板の走りもよく快適だった。分岐を過ぎると残りは林道歩き。雪崩注意の箇所と思うが、今日はそこまで気温が上がる訳ではなさそうなので心配はなかった。林道も残り少しのところで先に行かせてもらう。もうスキー場が肉眼で見えるようになればさすがに安全圏だ。駐車場には13:06に到着。Zさんも数分遅れて到着。ラッセルは大変だったが、無事に帰還できてよかった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する