フルラッセル敗退 伊吹山に岐阜県側から


- GPS
- 05:49
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 779m
- 下り
- 772m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇、時折雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この寒波で道路の除雪終了点から終始フルラッセルとなりました。ルート下部の尾根樹林帯までは脛程度の雪、その上は膝までの雪、核心部はドライブウェイから上の尾根で雪の下に隠れた樹木の踏み抜き多数で標高差100mに1時間を要したため、標高1100m弱の見晴らしの良い地点で展望を楽しんで撤退しました。 |
その他周辺情報 | ⚫?池田温泉新館(日帰り温泉 大人700円) 道の駅池田温泉の交差点斜向かいにある日帰り温泉施設、露天風呂、サウナも併設していて食事処もあるゆっくりできそうな温泉施設でした。新館に隣接して本館もあり、こちらにも温泉があるみたいです。 |
写真
感想
寒波で伯耆大山&氷ノ山を諦め、転進先で選んだ関ヶ原近辺の雪山2日目は白い山塊が大きく映える伊吹山、残念ながらメジャーな滋賀県側ルートが入山禁止のため、岐阜県側からのルートで挑んでみましたが、マイナールートで踏み跡無しのフルラッセルの洗礼を受けてしまい、3名交互のラッセルで奮闘するも時間切れで標高1100m手前で引き返しとなりました。
登頂に届かなかったのは残念でしたが、誰の踏み跡もない尾根筋を愚直に交代しながら新雪ラッセルを存分に堪能できました。
個人的には先月からの腰痛で殆ど運動出来ていない状態からの復帰戦で不安もあったんですが、なんとかメンバーの足を引っ張らずに登れたので、次週の雪上テン泊山行への参加も出来そうで良かったです。
最強寒波という事もあるのでしょうが、昨日の藤原岳とこの伊吹山のどちらもしっかり雪を堪能出来て、関東からあまり行かないエリアでも雪山を堪能できるとこが色々あるんだなとの新たな発見でした。
こんなに長い距離をラッセルしたのは初めて。しかも色々なシチュエーションのラッセルを体験出来て良い勉強になりました。
ドライブウェイに出た所では山頂まで行けそうな気がしていましたが、1,100m直下の急登は踏み抜き多数で中々標高を稼げず断念。泊まりの日だったら行けたと思いますがどうせ山頂はガスの中、十分に雪遊びを堪能出来て満足です。
多くの積雪とノートレースが予想される今回のようなルートでは、ワカンよりもスノーシューという選択肢を考慮しなければと思いました。
伊吹山は現在滋賀県側からの表ルートは全て立入禁止となっているため、笹又または国見峠からのバリエーションルートのみが山頂へ行けるルート。その笹又からは、笹又谷左岸と右岸それぞれのルートがありますが、大垣山岳会の方の丁寧なレポートがあったので、右岸尾根からのルートを選択しました。
結果、尾根取付の急登を経てからも、尾根筋を体力勝負でラッセルし続けるという、山屋にとっては嬉し涙もの、なんちゃってハイカーの私には汗か涙か分かりませんでしたが、とにかく楽しいルートでした。
ただ、そんなことを言ってられたのは笹又谷右岸尾根だけ。伊吹山ドライブウェイのラッセルあたりから少し体力が奪われ、伊吹山南東尾根に取り付いてからは、ツリーホール、低灌木帯にズボズボハマりながら、体力より気力が奪われる始末。
頑張ろうと思えば山頂も狙えたのでしょうが、3人とも何となく心の中は同じ思いを感じ取ったのでしょうか。標高1,076m地点(スタートから標高差770m)で、誰からと無く「止めよう」の声があり、即撤退決定となりました。
でも、久々にラッセルを楽しみ、また仲間との交代でのラッセルを経験したことから、今後の山行の幅を広げることができました。
百名山ゲットを逃しましたのは残念ですが、今年復旧作業完了と言われている表登山道からではなく、また今回と同じルートから積雪期に登り、伊吹山はゲットしたいと思いました。
来年もチャレンジするぞ!
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