もはや秋の恒例です。高野・弁天岳〜不動坂ダウンヒル。

2010年09月19日(日) [日帰り]

• GPS: 00:53
• 距離: 4.6km
• 登り: 154m
• 下り: 466m

コースタイム

14:25大門…14:37弁天岳…14:55女人堂(不動坂入口)15:00…15:18南海極楽橋駅
《参考》歩いた場合のコースタイム　大門(0.9k:→20分　←15分)弁天坂(0.9k:→15分　←20分)女人堂(2.5k:→40分　←50分)南海極楽橋駅

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

【往路】南海高野線極楽橋(ケーブル・5分)高野山駅前(南海くるりんバス)奥の院(南海くるりんバス)大門
※今回は法要のため『高野山フリーチケット(800円)』を購入し奥の院を往復していますが、今回のコースを歩くだけなら、チケットを購入しない方が安くつきます。高野山〜大門直通のバスもありますが、便数は少なめ。その場合『奥の院行き』に乗り、千手院バス停で下車しても大門まで1.5kくらいです。
【復路】南海高野線極楽橋
『こうや号』に乗れば便利ですが、乗車券のほかに特急券が必要となります。1時間に1本程度でなかなか時間に合いません。季節によっては予約しないと購入できない可能性も高いです。時間的には急行と比べ難波駅まで30分程度しか違わないので、乗り継いでいった方が正解かも。

コース状況／危険箇所等

・大門〜弁天岳は鳥居の中をくぐる参道であり、よく整備されています。
・弁天岳〜女人堂は良く整備されていますが、道は細く、木の根道なので、走る場合は注意が必要です。
・不動坂は前半石畳。後半もコンクリート道できっちりと整備された明るい道になっていました。
・女人堂〜高野山駅前の道路は専用バスのための道路で、自家用車も歩行者も入れません。
・トイレや自販機はコース中になく、大門・女人堂周辺・極楽橋駅で済ませる以外ありません。(高野山全体は飲食店・自販機・宿坊等多数あります。)
・極楽橋周辺にはほとんど飲食店はありません。駅に自販機とトイレがあります。
・奥の院〜大門までの女人道と合わせると約9.1k、3時間程度のハイキングコースになりますので、一日楽しむにはそちらの方がいいかもしれません。
・南海主要駅でもらえる南海そう快MAPがわかりやすいです。(HPもあります。)
・南海高野山駅はエレベーターが最近できたようですが、極楽橋駅側はスロープが下半分にできただけで長い階段を登ります。
・時期によっては高野山駅前↔奥の院の臨時バスが多発します。
・トレイルランとしては距離が短く、後半はほぼ舗装路なので初心者向きです。

写真

9/19 14:05

登山口です。大門の奥にありますが、すぐにわかります。

9/19 14:09

しばらくは京都の伏見稲荷のようにたくさんの鳥居をくぐります。

9/19 14:25

山頂にあった鳥居の奥に小さな祠がありました。

9/19 14:25

このような立て札がたくさんありました。これは山頂のものです。

9/19 14:29

弁天岳の下山道は急な木の根道でトレイルランには向いていないかもしれません

9/19 14:39

ここは女人堂側の弁天岳登山口です。最後は石の階段でした。

9/19 14:42

ここから高野山駅前の道路は歩行者も通行禁止です。

9/19 14:42

不動坂はきれいに石畳が敷かれていました。走るのにはいいですが、山歩きには物足りないかも…。

9/19 14:58

この看板が見えてくると間もなくゴールです。

9/19 14:58

極楽橋駅前の小さなトンネル。上をケーブルが通っています。

撮影機器：

μ725 SW オリンパス

感想

satobo

　今日は母親の法要のために高野山へ。ほぼ午前中に終わってしまうので、去年と同じように高野山を走って下ることにした。ただ不動坂だけでは物足りないので、小さくてもピークと、3回目の弁天岳にも登ることにした。
　今日の高野山はまるでミナミかキタのような賑わい。『世界遺産』の文字がやたら目立つ。はじめて高野山にきた時には、訪れる人はこんなに多くなかったのに…、とぼやいても仕方がない。車も多く、そのためにお目当ての『大門』行きバスは10分くらい定刻から遅れてやっときた。
　登山道はその大門の奥に道路と並行してついている。たくさんの小さな鳥居がずっと並んでいるのですぐわかる。大きな石碑に『弁天登山道』とあるところから山道に入る。すぐ横の道路をはさんで『高野山町石道』へと続く道がある。しばらくの間は、無数の鳥居をくぐりぬけるようにどんどんと高度をあげていく。途中、ベンチと大きなテーブルがある場所にでるが展望がいい訳でなく先を急ぐ。「すみません、ここから町に出るのは…?」外人に呼び止められたが、まさか、ここから和歌山の方に下れるわけではなく、女人堂からバスに乗ったほうがいいと教えておいた。
　弁天岳山頂までは一息。パンフレットには「和泉山脈を望む、雄大な眺め…」とあったが今はほとんどなし。小さな祠の横にカップルのハイカーが休憩していた。
　「さあ、一気に下るぞ!」と喝を入れたつもりでだったが、「道細くて、危ないですよ。」と先ほどのカップルからの忠告をもらい、その言葉の通り、人一人が通れるくらいの細い道でなおかつ木の根道。こんなところで怪我したらそれこそ大変だ。木の枝にひっかけてころばないように慎重かつ急ぎ足で下った。
　まもなく道路が見え、弁天岳の女人堂側の登山口。女人堂はすぐそばである。不動坂は道路を少し左に歩いたところにある。何年か前に歩いた時は蜘蛛の巣だらけのあまり歩かれていない道だったが、今は石畳のしっかりとした道に変わっている。ひっそりとあった清不動堂もきれいに改築されていて、なんか別のものに見えた。ケーブルが真横に見え出すと、あっという間に小さなトンネルをくぐり、赤い色の『極楽橋』を通過すると、駅まではわずかだ。たった5k足らずのトレイルランでしたが、いい汗をかきました。