熊伏山（日本三百名山）

2025年03月09日(日) [日帰り]

• GPS: 05:49
• 距離: 5.9km
• 登り: 722m
• 下り: 724m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:58
• 休憩: 0:37
• 合計: 5:35

距離 5.9km 登り 722m 下り 724m

6:44 スタート地点
6:46 6:47 遊歩道入り口
6:59 7:00 建次屋敷跡
7:10 7:11 青崩峠
8:14 青崩の頭
8:19 8:22 三角点
8:30 青崩ノ頭
9:07 9:10 前熊伏山
9:32 9:42 熊伏山
10:02 10:07 前熊伏山
10:40 10:41 青崩ノ頭
10:47 三角点
11:01 11:07 青崩の頭
11:59 12:00 青崩峠
12:05 12:10 建次屋敷跡
12:19 遊歩道入り口

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

青崩登山口駐車場まで登れた。（ノーマルタイヤだと足神神社迄の急登が登れない感じ）10台は軽く置けそう。

コース状況／危険箇所等

多くがレコ書かれている通りですが、強いてあげると下記の如くです。
2月の雪の多い時期に登るには更に気を遣うなと感じました。

＜登山口⇔青崩峠⇔青崩ノ頭＞
・青崩峠まではゆっくり歩いて15分程。
・その先は木の階段歩き。雪が付いて滑るし細尾根なのでチェーンスパイクを装着。（当日の雪質ではアイゼンは不要）
・木の階段が崩壊している左をトラバースして登る箇所はトラバースが補足、急登に雪が付いて足の置き場が分かりづらく一番の難所と感じた（下山時は雪が融けて歩きやすい）。
・最後の細尾根のロープ箇所があるが慎重に行けば問題ない。

＜⇔前熊伏山⇔熊伏山＞
・快適な稜線歩き。
・小さな山頂を2度乗り越して熊伏山に到着。
・東の眺望に優れ、快晴だったので隣の稜線がみえた（多分、池口岳から黒法師の稜線）。

その他周辺情報

下山後、付近に日帰り温泉は無く、少し走って「やすらぎの湯」を利用。
浜名湖市民だと200円だが、市外だと850円と少し割高。
https://hellonavi.jp/detail/page/detail/33180

写真

3/9 6:47

前日の雪が車道に薄っすら残っていましたが、雪タイヤで難なく青崩駐車地までこれました。

3/9 6:48

「塩の道」
https://www.mstb.jp/report/limited/8435/

3/9 6:50

次第に雪が積もってきます。

3/9 6:58

青崩峠までは15分ほど。

3/9 7:00

木橋が2度出てきます。

3/9 7:05

青崩峠に到着。
強風もあり寒々しい景色です。
チェーンスパ装着し再スタート。

3/9 7:05

峠から下方向を見て。

3/9 7:05

峠の謂れ。

3/9 7:44

途中、よくみる手すり。
今日の雪はそんなに深くないしよく締まっているので安心です。

3/9 7:46

ただし、こんなトラバースや、その先に足の置き場が見つけづらい斜面があります（木階段崩壊地の脇をトラバースして登る場面）。

3/9 7:54

お？ウサギ？先導してくれたようです。

3/9 8:05

たまにロープ場もあり。

3/9 8:15

青崩ノ頭に到着。ここまでの急登はやや細尾根が一番の難所でした。雪が付くとルーファイや足の置き場の難度が上がる。

3/9 8:40

途中晴れてきて下界が見えます。

3/9 8:41

雪と岩ミックス。本日の雪質と量ならチェーンアイゼンで問題無かったです。

3/9 9:03

おっと、さっきのウサギ?
稜線沿いに続いてたので、ここまで上がってきたのかな？
エサも無いのに不思議。

3/9 9:04

前熊伏山に到着。ここまで来ると山頂は近いです。

3/9 9:11

2月は50cmほど新雪の踏み抜きだったようですが、今は深くて10cm程度でよく締まって歩きやすい。

3/9 9:33

山頂に到着！

3/9 9:33

後ろの稜線はどこなんだろ？黒法師と池口岳をつなぐ稜線なのかな？同定不能。

3/9 9:33

晴れて雪が綺麗です。

3/9 9:34

青空に映えますね！

3/9 9:35

こっちはロングルート。

3/9 9:35

さて、下りましょう。

3/9 9:36

この辺が一番積雪が多かったところ。締まっていて歩きやすい。

3/9 10:28

登りでも開けた箇所を下山時に。

3/9 10:42

下は雪が融けて歩きやすい。

3/9 10:48

青崩ノ頭。朝より雪が断然少ないです。

3/9 11:59

青崩峠に帰還。晴れて朝（写真#6)とは大違い。

3/9 11:59

下界も写真#7とは大違いです。
雪で難度が上がったのもありますが、いい歩きが楽しめました。

撮影機器：

Canon PowerShot S120 Canon

感想

ShuMae

南ア深南部の三百名山を雪の時期に歩きに出かけました。

前日の入笠山からはアクセスが遠かったですが、道の駅 豊根グリーンポート宮嶋で車中泊し、翌朝2時間かけて登山口に着きました。

青崩登山口にはゆうに10台は置けるスペースがあります。
身支度をして歴史ある青崩峠へ向かいます。
塩の道というのは文字通り静岡から長野へ塩を運んだ街道だったのでしょう。
今でこそ往来は無くなりましたが、当時は大勢が歩かれたことでしょう。

それはさておき、青崩峠につくと前夜の雪が想像以上に積もっています。
チェーンスパを装着し再スタート。

青崩ノ頭までが一番気を遣う箇所がありました。
木の階段が崩壊しているので、左へトラバースし、急斜面を登る箇所があるのですが、雪がついて踏み跡が見づらいうえに滑りやすいので慎重に。
少し岩場チックな細目の稜線歩きは慎重に行けば問題ありませんでした。

青崩ノ頭の先は比較的平和な緩斜面歩き。
1カ所、トラバースで踏み跡の幅が狭い箇所が10m程続くので慎重に。特に下山時に気を遣いました。

全体的に、2月とは違って雪が締まっているので、チェーンスパで十分でした。
12本アイゼンやワカン、ピッケルは一度も出さず、完全にお荷物状態でした。
（知らない山なのでリスク考え荷物多くなるのは必然かと）

標高差もそれほどないので、半日仕事の山としては変化もあり楽しいと感じました。
千葉からはなかなか来れるエリアではないですが、南ア深南部を機会見て広げていきたいな、と少し思いました。