西穂高岳

コースタイム
16日 8:00西穂山荘出発-9:30西穂高口駅到着-10:30登山口到着
天候 | 曇りのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
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コース状況/ 危険箇所等 |
・始めての場所なので駐車場が解りにくかった。 ・西穂山荘までは迷うことがなくスムーズだった。 ・独標までは問題なく行く事が出来た。 ・天候が急変した場合の装備は必ず必要。 ・西穂山荘には乾燥室有り。 |
感想
7 月に富士山、8月に大山に挑戦。9月に休暇が取れるので北アルプスへ行く事にした。比較的に易しいと思われる西穂高へ決定。ロープウェイを利用するのでmiffyもまあたんも楽しみらしい。
当日は早朝に出発。眠気に襲われながらも8時前に新穂高ロープウェイへ到着。登山者用の無料駐車場があるはずだが、判らず売店の方に聞く。
無料駐車場は既に混んでいた。8時30分発のロープウェイへ乗車予定で準備した、旅行客も多く次発に乗車。しらかば平駅から2階建てロープウェイに乗車し一気に2159mだ。
よろこぶmiffyとまあたんを連れて登山道へ。整備された遊歩道を抜け本格的な登山道を進み水場を過ぎると、急な登りが始まる。途中は風景を楽しむも槍ヶ岳方面は雲に
覆われていて見えず、天候が気になりはじめた。
西穂山荘は見た目に綺麗で歴史を感じる風格であった。当初の計画では、このまま山荘へ宿泊し、翌日早朝に出発をと考えていたが、山荘のスタッフとも相談し、このまま西穂高山頂へ向け出発した。
山荘から丸山への登りはさほど苦にはならず、時より差し込む 日差しと上高地の景色を楽しみつつ、雷鳥の鳴き声らしきさえずりを聞きながら先へ進んだ。
丸山までは約30分で到着。次に目指すは独標であるがガレ場が続く模様。天候もかなりのガスが視界を妨げるようになり、パラパラと雨もきた。そしてツヅラ折れのガレ場を登り詰め、岩場を進むと独標だ。北アルプスの厳しさを少し味わった気がした。
独標へ到着も視界は悪く、雨が降りはじめた。
軽い昼食を済まし、レインコートを着用。ここから西穂高山頂までは往復3時間はかかる道程。他にも数名の登山客がいたが、
止むなく下山された。判断に迷う。無理は禁物だ。岩場が雨に濡れ滑る状況だったが、西穂高を目の前にしながら「あと少しなの予約に」との思いから先に進むことにした。一歩一歩慎重に進んだ。アップダウンを数回繰り返し、眼前にピラミッドピークが現れる。しかし視界はさらに悪化、雨も強くなってきた。あとどのくらいかかるのだろうか、不安が交じりあうようになってきた。いよいよ状況が厳しくなる中、ちょうどその頃、目前の切り立った岩場からこちらに向かう登山客が次々と歩いてくるではないか。中には外国人の姿も。そのうちの何人かに、ここから西穂高まではどの位かかるか聞いた。さらに1時間はかかるとの事。皆が口を揃えて「足元が滑るから、気を付けた方がいい。できるなら引き返した方が賢明。昨日も今頃の時間から雨が本降りになったので止めた方がいい。」を聞いた。
時間的にも余裕がなかったのでmiffyとまあたんにも引き返す旨を説明、西穂山荘へ向かった。西穂山荘ではとても有意義に過ごす事が出来、日本の山をこよなく愛すアメリカ人とも楽しい会話をした。夕食の後、すぐに眠りについてしまった。
翌日も雨であったが、それなりに楽しく下山の途についた。ロープウェイの白樺平駅で焼き立てパンを買い皆で遅い朝食をたべ平湯温泉へ。宿泊の翌日は高山市街、白川郷を観光し帰阪した。来年も必ず北アルプスへ来たいと思う。
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