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Yamareco

記録ID: 7886026
全員に公開
雪山ハイキング
東海

花房山〜小津権現山を周回

2025年03月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:54
距離
15.9km
登り
1,715m
下り
1,718m

コースタイム

日帰り
山行
9:28
休憩
1:22
合計
10:50
距離 15.9km 登り 1,715m 下り 1,718m
6:46
44
7:30
7:37
68
尾根取付き点
8:45
133
P626
10:58
11:20
28
12:51
52
13:43
51
Co1050mピーク
14:34
14:50
62
15:52
15:58
38
16:36
16:37
15
16:52
16:53
43
17:36
小津公民館
天候 快晴後曇り
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
久瀬小津公民館の駐車場に厩舎させて頂きました
コース状況/
危険箇所等
・モレ谷の渡渉点〜花房山
下部は所々雪の無い所も有りますがCo430m付近より雪が繋がります。樹林帯を抜けて最後の急斜面は日が当たり雪が緩んでいたのでスノーシュ−でも登れましたが、アイゼンが有る方が安全で、下る場合はアイゼン必要。同様に花房山直下の急斜面も同様。此処は下る必要が有るのでスノーシュ−を蹴り込んでステップを作りながら登りました。
・花房山〜小津権現山
P1096直下の尾根も急傾斜で、樹に引っ掛かれば良いですが、そうでない場合は一直線です。スノ-シュ-を蹴り込みながら下りましたが此処でもアイゼンが有った方が安全です。
Co1050mピークへのローブの有る岩場は西側を巻き上がりました。
小津権現山直下の急斜面は、西側が全層雪崩発生していて、その縁を登るか、先行者のアイゼンのトレースが東側の斜面を巻き上がっていたのでそのトレースを登るか迷いましたが、トレースを登る事にしました。此処は立ち木が無い斜面で、滑れば一直線です。おまけに北面で雪が緩んでいないので、スノーシュ−を蹴り込みステップを確保しながら登りましたが、下る場合はアイゼン必要です。
・小津権現山〜小津集落
雪が腐ってスノ−シュ−では滑りまくるので、急斜面は尻セードで下りましたが、集落を目の前にしてトレ−スを失い、害獣防護柵に遮られて結局は川の近くの柵末端まで下り道路に出ました。
モレ谷の林道への橋より本日登る尾根。末端から登れそうです
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モレ谷の林道への橋より本日登る尾根。末端から登れそうです
道路には雪、良く締まっています
道路には雪、良く締まっています
渡渉点。水量が少ないので簡単に渡渉できます
渡渉点。水量が少ないので簡単に渡渉できます
此処からスノーシュ−を履いて登り初めます
此処からスノーシュ−を履いて登り初めます
雪が無い所も有ります
雪が無い所も有ります
その内に雪が繋がって来ます
その内に雪が繋がって来ます
一回目の林道横断
一回目の林道横断
二回目の林道横断
二回目の林道横断
P626付近、雪も増えて来ます
P626付近、雪も増えて来ます
桧林と自然林の境を登りますが、陽が当たると雪が緩んで来ますので、なるべく日陰になっている所を登ります
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桧林と自然林の境を登りますが、陽が当たると雪が緩んで来ますので、なるべく日陰になっている所を登ります
左側から登って来る林道の終点
左側から登って来る林道の終点
Co920m付近、小津権現山
1
Co920m付近、小津権現山
反対側を向くと雷倉
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反対側を向くと雷倉
もうすぐ稜線.
厳しい傾斜です
蒼穹に向かって登ります
蒼穹に向かって登ります
登って来た尾根を振り返ります
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登って来た尾根を振り返ります
Co1080m付近の稜線より奥に花房山山頂、山頂直下の急斜面で登りのルート取りに気を取られて残念ながら斜面の写真が撮れていない
Co1080m付近の稜線より奥に花房山山頂、山頂直下の急斜面で登りのルート取りに気を取られて残念ながら斜面の写真が撮れていない
Co1100m付近のブナ林
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Co1100m付近のブナ林
花房山山頂。好天の日曜日なのに誰も居ません
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花房山山頂。好天の日曜日なのに誰も居ません
白山は少し雲が掛かっています
2025年03月09日 11:01撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3/9 11:01
白山は少し雲が掛かっています
これから向かう小津権現山
2025年03月09日 11:02撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
3/9 11:02
これから向かう小津権現山
蕎麦粒山、天狗山方面
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蕎麦粒山、天狗山方面
徳山ダム北側の山々
2025年03月09日 11:02撮影 by  RICOH WG-50, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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3/9 11:02
徳山ダム北側の山々
昨年辿った雷倉への稜線。今年は雪が有りヤブ漕ぎは無いでしょう。
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昨年辿った雷倉への稜線。今年は雪が有りヤブ漕ぎは無いでしょう。
2024年2月の雷倉への稜線
2024年2月の雷倉への稜線
山頂直下の急斜面を見下ろす
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山頂直下の急斜面を見下ろす
P1096へのなだらかな稜線
P1096へのなだらかな稜線
P1096から小津権現山への稜線。まだまだ遥か彼方です
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P1096から小津権現山への稜線。まだまだ遥か彼方です
P1096より花房山を振り返る
P1096より花房山を振り返る
P1096よりタンポ
P1096直下の急斜面、リッジ迄のトラバ-スで滑れば一直線。立ち木に引っかかれば良いのですが
P1096直下の急斜面、リッジ迄のトラバ-スで滑れば一直線。立ち木に引っかかれば良いのですが
P1096直下の急斜面を振り返る
P1096直下の急斜面を振り返る
稜線Co1020m付近、雪庇が崩壊し出して、春です
稜線Co1020m付近、雪庇が崩壊し出して、春です
モレ谷の林道への分岐
モレ谷の林道への分岐
分岐付近よりP1096から下降して来た稜線を振り返る
分岐付近よりP1096から下降して来た稜線を振り返る
稜線、Co960mピ-クよりCo1050mピーク。此の辺りも雪庇の崩壊が始まっています
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稜線、Co960mピ-クよりCo1050mピーク。此の辺りも雪庇の崩壊が始まっています
Co1050mピーク直下のロープ場は残雪が有りません。風に吹き飛ばされて雪が積もらないのかな
Co1050mピーク直下のロープ場は残雪が有りません。風に吹き飛ばされて雪が積もらないのかな
岩場は右を巻き上がります
岩場は右を巻き上がります
Co1050mピ-クに到着。当初は此処から南東に派生する尾根を下る予定でしたが...。
Co1050mピ-クに到着。当初は此処から南東に派生する尾根を下る予定でしたが...。
Co1050mピ-ク付近より小津権現山。山頂直下の急登部の写真は、取付きでルートの選択と厳しい登りへの緊張で撮り忘れ
Co1050mピ-ク付近より小津権現山。山頂直下の急登部の写真は、取付きでルートの選択と厳しい登りへの緊張で撮り忘れ
小津権現山山頂、この山頂には多数の足跡が。祠は埋まっています
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小津権現山山頂、この山頂には多数の足跡が。祠は埋まっています
小津権現山より花房山と辿って来た稜線、奥に御嶽.
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小津権現山より花房山と辿って来た稜線、奥に御嶽.
林道終点、夏の登山口まで降りて来ました
林道終点、夏の登山口まで降りて来ました
戻って来ました

装備

個人装備
防寒具 昼ご飯 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト カメラ 手袋 スノーシュ− ストック サングラス
共同装備
無し

感想

今日は日曜ですので、小津公民館の駐車場には小津権現山等に登る登山者の車が止まって居るかな予想しましたが、登山者は私歩きモレ谷への道に入ります。橋を渡ると除雪していない道路は雪に覆われています。昨年の2月中旬に花房山に登った時にはすっかり雪が無かったのに今年は十分に残雪が有りそうで予定通りモレ谷、高地谷合流点に下る尾根を末端から登れそうです。

この尾根は2002年4月中旬にモレ谷林道のUタ-ン部に駐車して今では登り口も良く分からない古い道から登り始め、稜線に登る手前でヤブ漕ぎして登ったと記録していますので23年ぶりです。

モレ谷を渡渉して直ぐにスノ-シュ-を履きますが、雪が無い所も有りますがCo430m付近で雪が繋がり随分歩き易くなりますが、林道終点を越して暫くの所で太ももが痙攣気味になり急遽漢方薬を飲んで登り続けます(下山するまで繰り返し痛み出して困りました)が、樹林帯を抜けて雪が少し緩んでも最後の急斜面はスノ-シュ-を蹴り込まないと滑り落ちそうで、アイゼン無しでは下れそうも有りません。何度も息を入れながら稜線に登り着くとホッとしますが、花房山直下の急斜面も同じ様な急斜面で、此処は下らなければならないのでステップを作りながら登ります。

登り着いた花房山の山頂にはこんな好天にも関わらず誰も居ません。昨年は小雨模様の天気で雷倉まで行くか否かで悩みましたが、今日は好天ですので予定通り小津権現山に向かいます。少し下ってP1096で昼食。小津権現山まではまだまだですので昼食後直ぐに出発しますが、直下はこれまた急斜面を雪のリッジ迄トラバ-スで、運よく立ち木に引っかかれば良いのですが、そうでない場合はそのまま一直線です。

モレ谷の林道への分岐まで下り、ヤレヤレですがこれから疲れた心身両面に堪えるCo1050mピークへの登りと小津権現山直下の登りが待っています。一つ目のCo1050mのピークに登り着くとアイゼンを履いた2人のトレースが有り、アイゼンだけでも殆ど沈まない様で権現山の方向に向かっていますのでそのトレ-スを辿り権現山直下まで来ます。

この斜面は無雪期でも結構な急斜面ですが、雪が付くと更にそそり立って見えます。右手に全層雪崩の跡が有り、その際を登ろうかと考えましたが、トレースは左手を巻き上がっていますのでこのトレ−スを使わして頂くことにします。北面のこのル-トは雪が堅く、立ち木は無く滑れば疑いなく一直線ですが意を決してスノーシュ-を蹴り込んで一歩一歩ステップを切りながら慎重に巻き上がります。

このル−トを下る事はアイゼンが無いと無理ですので、この時点でCo1050mピークまで戻ってそこから南東に派生している尾根を下る事は諦め、小津への通常ル-トを下ることにします。登り着いた山頂には多くの足跡が有ますが、道の駅から足跡が殆どの様で、流石に今の時間帯は誰も居ません。

先ほどのアイゼンの方も小津の方向に下っている様で、その後を追い掛けて下り掛けますが雪が腐っていて急斜面ではスノーシュ-が滑りまくり、たまらず尻セ-ドで下ります。

林道終点からもトレースに従って下り、途中でスノ-シュ-を脱いで下り続けますがトレースが消え、道が分からなくなり適当に下しますが、害獣防止柵に行き当たり通り抜けられずに暫く柵沿いに進み末端を通り抜け駐車場に戻って来ます。これから長い帰路が待っています。

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2/5
体力レベル
3/5

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