記録ID: 7888136
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沢登り
金剛山・岩湧山
東條山 赤滝谷 赤滝直登練習ルート 引き込み線付き懸垂下降､取り付き橋巻き道編
2025年03月10日(月) [日帰り]
大阪府
まーちゃん
体力度
1
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 00:18
- 距離
- 0.8km
- 登り
- 20m
- 下り
- 11m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
赤滝谷ルートの取り付きは、本来バーベキュー場右側奥の手すりのない橋ですが、左側奥から沢へ下り沢を渡って尾根を登って行く取り付きの橋・赤滝を迂回できる巻き道があります。(写真6~12) こちらの方が比較的安全です。 赤滝谷ルートへ何回も行かれる方は、こちらがお薦めです。 赤滝の懸垂下降の支点の木は、赤滝の右岸(左側)の巻き道にあります。(写真15) 懸垂下降は20mの懸垂ロープと同じ長さの引き込み線ロープを使います。(写真18) 下降器にはムンターヒッチで反転防止機能付きカラビナを、バックアップにはプルージックを使います。(写真21) 二回目の懸垂下降はバックアップ無しでグリグリ+だけを使います。(写真26) 登攀は登高器にはマイクロトラクションを、バックアップにはプルージックを使います。(写真24) |
| その他周辺情報 | 下山後はどこにも行っていません。 |
写真
今日も金剛山登山口駐車場から登山開始です。
とは言っても赤滝谷ルートの赤滝までですが…。
とは言っても赤滝谷ルートの赤滝までですが…。
千早城趾ルートの取り付きです。
金剛山は今回の目的ではないので通過します。
金剛山は今回の目的ではないので通過します。
出城橋すぐそばの空きスペースです。ちょうどバイク1台分の広さがあります。
しかし、バッテリー上がりのためバイクで来れませんでした。(泣)
3/10 11:24
出城橋すぐそばの空きスペースです。
ちょうどバイク1台分の広さがあります。
しかし、バッテリー上がりのためバイクで来れませんでした。(泣)
ちょうどバイク1台分の広さがあります。
しかし、バッテリー上がりのためバイクで来れませんでした。(泣)
先程の空きスペースから上へ登れそうな所。
金剛山に登るのが目的でないので、今回は登りません。
金剛山に登るのが目的でないので、今回は登りません。
ここは府道705線と赤滝谷ルートへ行く道の分岐です。
もちろん、右の道へ行きます。
もちろん、右の道へ行きます。
取り付きの橋の巻き道の始まり。今回は前回とは違い赤滝谷ルート本来の取り付きの橋を巻くためバーベキュー場の左側奥から沢へ下りて行きます。
ここは段差があるので、注意して下さい。
3/10 11:30
取り付きの橋の巻き道の始まり。
今回は前回とは違い赤滝谷ルート本来の取り付きの橋を巻くためバーベキュー場の左側奥から沢へ下りて行きます。
ここは段差があるので、注意して下さい。
今回は前回とは違い赤滝谷ルート本来の取り付きの橋を巻くためバーベキュー場の左側奥から沢へ下りて行きます。
ここは段差があるので、注意して下さい。
橋の巻き道の途中�◆�
この水源かん養保温林の看板が沢を渡る目印です。
ここから右斜め上の巻き道で登って行きます。
この水源かん養保温林の看板が沢を渡る目印です。
ここから右斜め上の巻き道で登って行きます。
取り付きの橋の巻き道の終わり。
急登を登ると、こんな所へ出ます。
次は赤滝の下へ下りずに赤滝を巻くため、すぐ左へ曲がります。
急登を登ると、こんな所へ出ます。
次は赤滝の下へ下りずに赤滝を巻くため、すぐ左へ曲がります。
赤滝の巻き道の始まり。この正面のトラバース路で赤滝を巻いて行きます。
また、ここは正面の道ではなく右下へ下りると、赤滝の下と赤滝谷ルート本来の取り付きの橋へ行くことができます。
復路は取り付きの橋から帰りたくないので右下の道から戻って来ます。
3/10 11:38
赤滝の巻き道の始まり。
この正面のトラバース路で赤滝を巻いて行きます。
また、ここは正面の道ではなく右下へ下りると、赤滝の下と赤滝谷ルート本来の取り付きの橋へ行くことができます。
復路は取り付きの橋から帰りたくないので右下の道から戻って来ます。
この正面のトラバース路で赤滝を巻いて行きます。
また、ここは正面の道ではなく右下へ下りると、赤滝の下と赤滝谷ルート本来の取り付きの橋へ行くことができます。
復路は取り付きの橋から帰りたくないので右下の道から戻って来ます。
さて、懸垂下降の支点にする木はどれにしようかな？第一候補の木です。
これにすると、下降経路が水量が多い右側(左岸)になるので、止めておきます。
3/10 14:59
さて、懸垂下降の支点にする木はどれにしようかな？
第一候補の木です。
これにすると、下降経路が水量が多い右側(左岸)になるので、止めておきます。
第一候補の木です。
これにすると、下降経路が水量が多い右側(左岸)になるので、止めておきます。
赤滝のさらに上にある右岸(赤滝の上から見て上左側)にあった木です。赤滝の巻き道の途中にあります。
この木を今回の懸垂下降の支点の木にします。
3/10 12:31
赤滝のさらに上にある右岸(赤滝の上から見て上左側)にあった木です。
赤滝の巻き道の途中にあります。
この木を今回の懸垂下降の支点の木にします。
赤滝の巻き道の途中にあります。
この木を今回の懸垂下降の支点の木にします。
絶対に落ちてはいけないので、先ずはスリングとカラビナを使ってこの木で自己確保します。
バタフライノットとオーバル型カラビナを使って懸垂下降支点を構築して懸垂ロープと引き込み線ロープをもう一つの小カラビナで連結します。前は二重結びで連結していましたが、今回は面倒くさいので単に小カラビナで連結します。
3/10 12:43
バタフライノットとオーバル型カラビナを使って懸垂下降支点を構築して懸垂ロープと引き込み線ロープをもう一つの小カラビナで連結します。
前は二重結びで連結していましたが、今回は面倒くさいので単に小カラビナで連結します。
前は二重結びで連結していましたが、今回は面倒くさいので単に小カラビナで連結します。
懸垂下降の支点の上から一旦右側にある赤滝の上へ懸垂ロープと引き込み線ロープを投げます。赤色のロープが引き込み線で、オレンジ色のロープが懸垂ロープです。
3/10 13:15
懸垂下降の支点の上から一旦右側にある赤滝の上へ懸垂ロープと引き込み線ロープを投げます。
赤色のロープが引き込み線で、オレンジ色のロープが懸垂ロープです。
赤色のロープが引き込み線で、オレンジ色のロープが懸垂ロープです。
懸垂下降の支点の拡大図。左の懸垂ロープがバタフライノットのカラビナで固定され、懸垂ロープと右の引き込み線ロープが小カラビナで連結されているのがよく分かります。
3/10 15:01
懸垂下降の支点の拡大図。
左の懸垂ロープがバタフライノットのカラビナで固定され、懸垂ロープと右の引き込み線ロープが小カラビナで連結されているのがよく分かります。
左の懸垂ロープがバタフライノットのカラビナで固定され、懸垂ロープと右の引き込み線ロープが小カラビナで連結されているのがよく分かります。
懸垂下降支点の全体図です。木の上から直接には懸垂下降せず木の下、つまり赤滝の上へ巻き道で下りて行きます。
これで懸垂下降の支点と懸垂ロープ・引き込み線の準備ができました♪
あっ、それから自己確保に使ったスリングロープとカラビナを外し忘れていました。(汗)
後で回収しておきます。
1
3/10 13:26
懸垂下降支点の全体図です。
木の上から直接には懸垂下降せず木の下、つまり赤滝の上へ巻き道で下りて行きます。
これで懸垂下降の支点と懸垂ロープ・引き込み線の準備ができました♪
あっ、それから自己確保に使ったスリングロープとカラビナを外し忘れていました。(汗)
後で回収しておきます。
木の上から直接には懸垂下降せず木の下、つまり赤滝の上へ巻き道で下りて行きます。
これで懸垂下降の支点と懸垂ロープ・引き込み線の準備ができました♪
あっ、それから自己確保に使ったスリングロープとカラビナを外し忘れていました。(汗)
後で回収しておきます。
一回目の懸垂下降はプルージックのバックアップを付けて反転防止機能付きカラビナを使ってムンターヒッチで下ります。赤い細いロープは引き込み線です。
カラビナの安全環と下降器の反転防止機能付きカラビナの取り付けを確認したら懸垂下降開始です♪
してその結果は…。
3/10 13:34
一回目の懸垂下降はプルージックのバックアップを付けて反転防止機能付きカラビナを使ってムンターヒッチで下ります。
赤い細いロープは引き込み線です。
カラビナの安全環と下降器の反転防止機能付きカラビナの取り付けを確認したら懸垂下降開始です♪
してその結果は…。
赤い細いロープは引き込み線です。
カラビナの安全環と下降器の反転防止機能付きカラビナの取り付けを確認したら懸垂下降開始です♪
してその結果は…。
カラビナを使ってムンターヒッチで無事に下りることができました。やったー！
左が懸垂ロープで右が引き込み線です。
懸垂下降自体が久しぶりだったので少しあたふたしましたが、意外と大丈夫でした♪
3/10 13:49
カラビナを使ってムンターヒッチで無事に下りることができました。
やったー！
左が懸垂ロープで右が引き込み線です。
懸垂下降自体が久しぶりだったので少しあたふたしましたが、意外と大丈夫でした♪
やったー！
左が懸垂ロープで右が引き込み線です。
懸垂下降自体が久しぶりだったので少しあたふたしましたが、意外と大丈夫でした♪
赤滝の全体図です。赤滝の左側から下りて来ました。
右側からも登りたい♪
でも、この滝の水の冷たさとこの懸垂下降支点の位置からして今回は絶対に無理です。(泣)
3/10 14:17
赤滝の全体図です。
赤滝の左側から下りて来ました。
右側からも登りたい♪
でも、この滝の水の冷たさとこの懸垂下降支点の位置からして今回は絶対に無理です。(泣)
赤滝の左側から下りて来ました。
右側からも登りたい♪
でも、この滝の水の冷たさとこの懸垂下降支点の位置からして今回は絶対に無理です。(泣)
次はお楽しみのトップロープソロでの登攀です。墜落防止のためプルージックと登高器のマイクロトラクションを使って登攀します。
カラビナの安全環とマイクロトラクションの取り付けを確認したら登攀開始です。
してその結果は…。
3/10 14:30
次はお楽しみのトップロープソロでの登攀です。
墜落防止のためプルージックと登高器のマイクロトラクションを使って登攀します。
カラビナの安全環とマイクロトラクションの取り付けを確認したら登攀開始です。
してその結果は…。
墜落防止のためプルージックと登高器のマイクロトラクションを使って登攀します。
カラビナの安全環とマイクロトラクションの取り付けを確認したら登攀開始です。
してその結果は…。
滝上部でしっかりとしたホールド(掴む所)とスタンス(足場)が見つからず少し立ち往生しましたが、禁じ手のスメアリングを使って何とか無事に登攀(脱出?)できました。やったー！
赤滝、召し取ったりー！(笑)
ここは登り終えて下を覗いた所。
分かりにくいですが、右側に引き込み線ロープと懸垂ロープが見えます。
3/10 15:05
滝上部でしっかりとしたホールド(掴む所)とスタンス(足場)が見つからず少し立ち往生しましたが、禁じ手のスメアリングを使って何とか無事に登攀(脱出?)できました。
やったー！
赤滝、召し取ったりー！(笑)
ここは登り終えて下を覗いた所。
分かりにくいですが、右側に引き込み線ロープと懸垂ロープが見えます。
やったー！
赤滝、召し取ったりー！(笑)
ここは登り終えて下を覗いた所。
分かりにくいですが、右側に引き込み線ロープと懸垂ロープが見えます。
二回目の懸垂下降は、プルージックのバックアップ無しのグリグリ+(下降器)だけで行います。グリグリ+は懸垂下降等で常にテンションがかかっている状態では左側に付いているレバーを上へ引かない限り下へ下りないようになっています。
そのためプルージックのバックアップ無しでも非常に安全・安心です。
カラビナの安全環と下降器の取り付けを確認したら懸垂下降開始です。
してその結果は…。
3/10 15:38
二回目の懸垂下降は、プルージックのバックアップ無しのグリグリ+(下降器)だけで行います。
グリグリ+は懸垂下降等で常にテンションがかかっている状態では左側に付いているレバーを上へ引かない限り下へ下りないようになっています。
そのためプルージックのバックアップ無しでも非常に安全・安心です。
カラビナの安全環と下降器の取り付けを確認したら懸垂下降開始です。
してその結果は…。
グリグリ+は懸垂下降等で常にテンションがかかっている状態では左側に付いているレバーを上へ引かない限り下へ下りないようになっています。
そのためプルージックのバックアップ無しでも非常に安全・安心です。
カラビナの安全環と下降器の取り付けを確認したら懸垂下降開始です。
してその結果は…。
二回目の懸垂下降もグリグリ+を使って無事に下りて来れました。やったー！
グリグリ+は懸垂下降するにはレバーを上へ引くだけなので、本当に楽です。
後は引き込み線ロープを引いて懸垂ロープを回収するだけです。
この右の赤いロープが引き込み線です。
果たしてうまくできるか？
3/10 16:00
二回目の懸垂下降もグリグリ+を使って無事に下りて来れました。
やったー！
グリグリ+は懸垂下降するにはレバーを上へ引くだけなので、本当に楽です。
後は引き込み線ロープを引いて懸垂ロープを回収するだけです。
この右の赤いロープが引き込み線です。
果たしてうまくできるか？
やったー！
グリグリ+は懸垂下降するにはレバーを上へ引くだけなので、本当に楽です。
後は引き込み線ロープを引いて懸垂ロープを回収するだけです。
この右の赤いロープが引き込み線です。
果たしてうまくできるか？
支点を構成するオーバル型カラビナと懸垂ロープと引き込み線ロープを連結している小カラビナが見えて来ました。ちょっと引っかかりましたが、無事に引き込めている感じです。
3/10 16:03
支点を構成するオーバル型カラビナと懸垂ロープと引き込み線ロープを連結している小カラビナが見えて来ました。
ちょっと引っかかりましたが、無事に引き込めている感じです。
ちょっと引っかかりましたが、無事に引き込めている感じです。
とりあえず、懸垂ロープと引き込み線ロープの連結部分、つまり半分までロープを回収しました。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ(軍手)
ザック
サブザック
昼ご飯
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ヘルメット
沢靴
チェストハーネス
シットハーネス
スリングロープ120cm×２
スリングロープ180cm×２
カラビナ×6
グリグリ+(下降器)
マイクロトラクション(登高器)
懸垂ロープ20m
引き込み線ロープ20m
|
|---|
感想
今回は赤滝直登練習ルート 引き込み線付き懸垂下降編ということで、赤滝で前回できなかった引き込み線付き懸垂下降とトップロープソロで直登に挑戦してみました。
引き込み線付き懸垂下降は、20mの懸垂ロープと同じ20mの引き込み線ロープを使いました。
赤滝自体の高さが15m弱ぐらいなので、ロープの長さはほぼちょうどでした。
また、懸垂ロープと引き込み線ロープの連結は、時間がかかる面倒な二重結びは使用せずロープ付属の小型のカラビナで連結しました。
赤滝の引き込み線付き懸垂下降とトップロープソロでの登攀に成功したので、目的が達成できて本当に良かったです。
ただ、今回は懸垂下降の支点をどこで安全に構築するのかで少し悩み手間取ってしまいました。
結局、危険な木の上の巻き道から支点構築したのですが、安全な木の下からスローイングノットを使って支点構築した方が良かったかなと思います。
スローイングノットは木にロープを引っ掛ける時に使われる投げ縄結びの事です。
この結び方を覚えていると、支点構築の時だけではなく木のある所なら安全に登攀できるので、ぜひとも覚えたい技術です。
次回の沢登りまでに覚えて使いたいと思います♪
また、赤滝直登練習ルート 巻き道編ということで取り付きの細い鉄橋を渡らずに前回に発見した巻き道で赤滝へ行ってみました。
巻き道で行くと、楽にというか安全に赤滝へ行くことができました。
やったー！
もうこれで赤滝の直登練習にするのに何回も橋からの転落の恐怖と戦わずに済みます♪
次回は赤滝を直登せず巻き道で赤滝谷ルートの完登に挑戦します！
赤滝谷ルートの全体がまだどんなルートか分からないので本当に楽しみです♪
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