山行記録: 小秀山《日本二百名山》

記録ID: 7889879

全員に公開

無雪期ピークハント／縦走

東海

小秀山《日本二百名山》

2006年09月24日(日) [日帰り]

長野県岐阜県

山キチどん

GPS: 03:01
距離: 12.3km
登り: 1,220m
下り: 1,224m

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コースタイム

日帰り

山行: 5:09
休憩: 1:18
合計: 6:27

5:53

28分

乙女渓谷キャンプ場

6:21

86分

三の谷登山口

7:47

7:49

16分

二ノ谷三ノ谷ルート分岐

8:05

8:10

4分

兜岩

8:14

8:16

11分

第一高原

8:27

8:28

15分

第二高原

8:43

8:44

10分

第三高原

8:54

9:50

7分

小秀山

9:57

13分

第三高原

10:10

9分

第二高原

10:19

3分

第一高原

10:22

13分

兜岩

10:35

10:37

58分

二ノ谷三ノ谷ルート分岐

11:35

11:42

22分

夫婦滝

12:04

12:06

14分

和合の滝

12:20

乙女渓谷キャンプ場

天候	晴れ
過去天気図（気象庁）	2006年09月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車中津川市加鹿子母の乙女渓谷キャンプ場に駐車アクセスを調べる my出発地登録
その他周辺情報	付知峡温泉おんぽいの湯\600

写真

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鶏岩(1,826m) 三ノ谷林道より

2006年09月24日 07:29撮影 by E990, NIKON

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9/24 7:29

鶏岩(1,826m) 三ノ谷林道より

兜岩(1,810m)

2006年09月24日 08:00撮影 by E990, NIKON

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9/24 8:00

兜岩(1,810m)

小秀山第2高原の向こうに御嶽山(3,067m)
兜岩より

2006年09月24日 08:04撮影 by E990, NIKON

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9/24 8:04

小秀山第2高原の向こうに御嶽山(3,067m)
兜岩より

小秀山(1,982m)
第3高原より

2006年09月24日 08:42撮影 by E990, NIKON

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9/24 8:42

小秀山(1,982m)
第3高原より

御嶽山(3,067m)
小秀山山頂より

2006年09月24日 08:55撮影 by E990, NIKON

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9/24 8:55

御嶽山(3,067m)
小秀山山頂より

第1高原、兜岩(1,810m)
小秀山山頂より

2006年09月24日 08:56撮影 by E990, NIKON

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9/24 8:56

第1高原、兜岩(1,810m)
小秀山山頂より

白山（2,702m)
小秀山山頂より

2006年09月24日 08:57撮影 by E990, NIKON

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9/24 8:57

白山（2,702m)
小秀山山頂より

孫滝

2006年09月24日 11:14撮影 by E990, NIKON

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9/24 11:14

孫滝

夫婦滝上の滝

2006年09月24日 11:24撮影 by E990, NIKON

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9/24 11:24

夫婦滝上の滝

2006年09月24日 11:26撮影 by E990, NIKON

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9/24 11:26

夫婦滝上の滝

夫婦滝

2006年09月24日 11:34撮影 by E990, NIKON

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9/24 11:34

夫婦滝

和合の滝

2006年09月24日 12:04撮影 by E990, NIKON

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9/24 12:04

和合の滝

撮影機器：

E990 NIKON

感想

山キチどん

　昨夜乙女渓谷の駐車場に車を止めると先客が1台、丁度夕食中でご挨拶に伺うと千葉県の木更津から来たと云うKさん、暫しお話しすると百名山はあと幌尻のみで、今は二百名山を目指しており、今回は位山と小秀山に来たそうだ。朝食を済ませ出発準備が整うが、Kさんは起きた気配も無く先発することにした。キャンプ場で登山届けとトイレを済ませ、5:53に登山を開始した。
　林道歩きで三ノ谷登山口へと進んだ。2.1㎞歩き標高差160mを登ると、三ノ谷登山口で登山届のBOXと荒れ果てたトイレだけがあり通過した。登山道は急斜面を右に左にターンして緩やかに登り続けた。林業の作業道が随所に分岐しているが指導標が必ずあり道を間違えることはない。何の変哲も無い樹林帯を700m登り続けると標高1,730mで二ノ谷分岐点に到った。二ノ谷ルートは閉鎖中と思っていたが、通行止めの看板は引っこ抜かれ打ち捨てられている。そして真新しい看板に二ノ谷ルート3.6㎞の表示もあり、復活しているようだ。帰りは二ノ谷に下りよう!
　登山道は険しくなり兜岩直下に「最大の難所」と表示のある岩場を通過した。直登ルートと巻き道があるが、直登ルートを登った。それ程の危険も無く兜岩(1,910m)の上に到達すると御嶽山が近い。加賀の白山もバッチリ見える。なだらかな小秀山は御嶽の右肩に見えるがまだ遠い。ここからはなだらかな稜線歩きとなり、300mほど先に第1高原と標識のある展望地、小秀山がこれから歩くルートの先に見えた。第2高原、第3高原と展望地を通り最後のひと登りで小秀山(1,982m)山頂に達した。
　山頂からの展望は素晴らしく御嶽山は正しく目の前だ。中央アルプスの稜線も一望の下、南に目を移すと一昨日登った奥三界岳、その右には恵那山と素晴らしい眺め。写真を取まくっていると人が登ってきた。なんとKさんだった。早い！6時に出発したとのことで、コースタイム4時間45分を3時間で登っている。私とほぼ同じペースだ。フルーツを頂いたりして、約1時間ゆっくりと過ごした。そのうちに名古屋から来たという男性が登頂してきた。夜明け前に駐車場に到着し5時30分頃歩き始めた人で二ノ谷を登ってきたという。特に問題は無いそうで、Kさんと意気投合し帰りは二ノ谷を二人して行くことになった。
　下り始めると登山届けを記入しているとき一緒だったグループにすれ違った。この人たちが普通のペースなのだろう。兜岩まで来ると早くも雲が上がってき始め展望は失われつつある。帰りは巻き道を通るが直登ルートより危険かもしれない。二ノ谷分岐からいよいよ“かもしか渡り”の急坂が始まった。休憩していたグループは滝が良かったと口々に言うので期待は高まった。二ノ谷ルートは今年再開したばかりらしい。
　最初は緩やかだったが谷に落ち込む尾根を真直ぐ下りるのでかなり際どい箇所に遭遇する。その直下で男性1人、女性10人ほどのグループとすれ違った。軈て滝音が近づいてくるといよいよ孫滝の登場だ。三ノ谷に入り沢沿いに下り二番目に現れた滝は滝壺の手前に壊れそうなハシゴ状の橋があり感じがいい。“滝上”と表示があり違和感を覚えるが実は夫婦滝の上部で、すぐ先が100m近い落差を流れ落ちる滝口だった。左岸を迂回して滝壺に下りて見上げると凄い迫力、この落差はそうあるものではない。夫婦滝（男滝）とあった。そうすると上部の滝は“女滝”ということになるのか。
　展望台が設けられこの先は登山道の整備が整っているようだ。振り返ると今下ってきた道には「このさきは軽装では登れません」との看板があった。下り始めると登山道の整備が完璧に整い狭い急な渓谷に蜀の桟道のような朽ちた木橋やそれを吊っていたらしいワイヤーの残骸の上に幅2m近い立派な木道が付けられていた。和合の滝など次々に現れる滝を楽しみながら下り12:20、乙女渓谷駐車場に帰着した。二ノ谷ルートが開いていることを事前に知っていたら登りに使った方が断然よかっただろう。
　登山の後の楽しみは温泉、Kさんに導かれ付知峡温泉おんぽいの湯へ立寄った。真新しい立派な日帰り施設だ。ここでKさんと東西に分かれ、国道257・41号線を走り関ICから高速に乗り帰京した。

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