葛尾山・五里ヶ峯 (村上義清公ゆかりの地で植物観察)
長野県
宮寺光生
体力度について
- GPS
- 05:40
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 829m
- 下り
- 831m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:40
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
ヒメオドリコソウ。よくホトケノザと見間違えと言うが、逆にどこが似ているのかが分からん(ーー;)？咲く時期・場所が同じだからかな？
2
ホトケノザ。唇持ちで、おいでおいでマークが点三つ。オシベは上側についているから、虫の頭に花粉を付けて運ぶのか��(゜Д゜)クワッ 開いてない子は閉鎖花で、自家和合性。
1
感想
旅行気分で遠出する事が多く、思えば長野に住んで2年、近場の山に全然登っていません。地元離れたら地元の山が恋しいので、第二の故郷とも言えるこの場所も、離れたら恋しくなのるかも知れませんね。
という事で、近くの山を積極的に攻めてみる事に！
今日は、戦国大名・村上義清公の城があったと言われる『葛尾山』に行って来ました。キーワードは『村上義清公』と『北国街道・坂木宿』。
無料の駐車場があるので、そこを起点に出来そうなのが良。
車を停めて登り始めると、やがてアカマツ林に。
これはおそらく松茸山なのだろうと思っていると、やはり侵入禁止の立札が沢山。松茸山って、そんなに植生が豊かなイメージがない。それでも低木や草を写真に納めていると、ハイカーの方に出会いました。
私の様子を見ていたようで「植物観察ですか？」と声をかけられました。
ここに植物観察に来る人は珍しいとの事でした。確かにww「歴史散策と両方を兼ねて」と伝えると、地元の方のようで色々と教えてくれました。
・1947年に電車から捨てたタバコで山火事があった事。
・その後にアカマツが(おそらく実生で)入ってきた事。
・アカマツは100年くらいしか生きない事。
・6月には五里ヶ峰への道筋にユウスゲやスズカイコが咲く事。
・堀切を作ったが、岩盤に当たってしまいそこから先掘り進めなかった様子が見れる事。
などなど。
これはメチャクチャラッキーな出会いでした。
特に村上義清公の話については、事前にネット(主にWikipedia)で調べておいたのとは全然違くて面白かった。やっぱりネットの情報だけだと当てにならないんですねww 地元の人に話を聞かないと。
葛尾山山頂で別れて、私はそのまま五里ヶ峰へ。
途中、カラマツ林、ヒノキ林(いずれも植林)と山容が変わっていき、山頂直下では雪道になりました。
五里ヶ峰から北の斜面を見るとやはり雪。今日の装備(スニーカーww)で降りるのは無理そうです。本来、戸倉駅に下山しようと思っていたのですが、早々に諦め撤退。五里ヶ峰山頂で景色を堪能して帰りました。千曲川がグネグネ曲がっていて、まさに千曲がりなのが分かって面白い場所です。
途中、南の方角に和合城が見えており、以前あそこまであるいたので、そこまで行けば、道が繋がると思い立ち、下山後は上田の手前まで千曲川沿いを歩きました。
最後に坂城駅に戻って『ふるさと歴史館』で、村上一族と北国街道・坂木宿について勉強して、今日の山行は終わり。
とても、充実した一日になりました。
やはり近くに良い山たくさんあるんですよね。
リベンジも兼ねて、また来たいと思います！
アカマツ
カシワ
コナラ
スダジイ
ススキ
ヤツデ
ヒノキ
カラマツ
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