城と水のまち久留里：下郡駅～船塚山～飯綱神社～浅間神社古墳～久留里城～久留里神社

2025年03月20日(木) [日帰り]

• GPS: 06:55
• 距離: 16.7km
• 登り: 427m
• 下り: 411m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:02
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:42

距離 16.7km 登り 427m 下り 411m

7:58 スタート地点
7:59 下郡駅
8:51 船塚山
9:14 浅間山
10:15 壬申山
10:36 10:37 上新田浅間山
11:21 久留里駅
13:41 13:55 久留里城址
15:15 15:41 久留里駅
15:41 ゴール地点

天候

晴れ
ほぼ無風

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし
ただし、イノシシはよく見かけました。

写真

3/20 8:04

山本の「殿の下井戸」

3/20 8:11

山本の「殿の下井戸」

3/20 8:18

3/20 8:45

船塚神社

3/20 9:12

神秘的な巨木

3/20 9:54

飯縄神社へ

3/20 9:58

3/20 10:36

浅間神社
年代ものの狛犬

3/20 10:44

浅間神社古墳

3/20 10:46

浅間神社古墳の鳥居

3/20 10:50

浅間神社古墳を遠くから見た景色

3/20 11:24

手打ちそば藤美

3/20 11:49

ボリューム満点のランチセット

おにぎりは、おやつ用として持ち帰りました。

3/20 12:18

生きた水、久留里

3/20 12:24

新井白石居住跡地

3/20 12:24

新井白石は、青年期の数年間、久留里に住んでいた。

3/20 12:34

この先のバリエーションルートは、時間の関係と薮のため、断念しました。

3/20 12:44

田丸家の銘水

3/20 13:06

久留里城址資料館にて。

黒田直純公は久留里城主

3/20 13:32

「上総掘り」方式の井戸掘り櫓

動力なしに、2～3人の人力のみで数百メートルの井戸を掘削することができる。

この技術は、機械化に伴い、一旦は消失したが、アフリカなどの海外支援で復活した。

日本の優れた技術の一つ。

3/20 13:34

眺めが良い

3/20 13:35

新井白石像

3/20 13:39

この池の水で結婚式の際、夫婦の契りを交わしたとか。
昔は綺麗だったのかな。

3/20 13:45

久留里城と再建記念碑

3/20 14:49

生きた水、久留里

3/20 14:50

久留里神社

3/20 15:14

久留里観光交流センター

3/20 15:14

「酒ミュージアム」には千葉産の日本酒がいっぱい

3/20 15:16

雨城楊枝は、君津の特産物

クスノキ科の黒文字で作られた高級楊枝

3/20 15:19

房総産のウイスキーもありました。

3/20 15:21

久留里の水は、環境保全の状況が極めて良いため、「平成の名水百選」に選ばれた。

3/20 15:30

酒ミュージアム

3/20 15:45

久留里線
Suicaは使えません。

3/20 19:27

日本酒が好きな友人へのお土産。

地元を応援するつもりでしたが、優勝賞受賞の富津市のお酒を購入。でも、酒ミュージアムの売上貢献にはなったかな。

3/20 19:27

久留里城の御城印

撮影機器：

iPhone 15 Apple

感想

なほりん

下郡駅から山を歩いて久留里の町へ。

久留里には、「上総堀り」と云われる伝統的な工法で掘られた自噴井戸が町のあちこちにあります。


井戸からは水がこんこんと湧き出しており、飲んでみるとほんのり甘くて美味しいのです。


何故、久留里の水は豊かで美味しいのか❓


その秘密は、地下の地層と構造にありました。


君津の地下には、水を通しやすい砂礫層と水を通しにくい泥岩層から成る堆積層があり、それらの異なる層が交互に重なり合って、東京湾の地下に向かって緩く傾斜しています。


地下に蓄えられた雨水は、何千年もかけて、ゆっくりと地層を流れ、美味しい水になっていくのです。


砂礫層に満たされた雨水は、上下を泥岩層に挟まれているため、圧力がかかっています。


この砂礫層に孔を開ければ、圧力で水が噴き出してくる。ここで登場するのが「上総掘り」と呼ばれている深井戸掘削技法です。


上総の地質なら、2～3人の人力で、動力を使うことなく、数百メートルの井戸の掘削が可能だそうです。


この方法は、井戸水だけでなく、千葉に豊富にある天然ガスの掘削にも使用されてきました。


近代化に伴い、一旦は姿を消しましたが、昭和末期には、アフリカなどの海外支援の場で蘇りました。


城と水のまち久留里…
君津の魅力を知った1日でした。