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Yamareco

記録ID: 7920301
全員に公開
雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

硫黄岳(撤退) 人生初ラッセル

2025年03月20日(木) 〜 2025年03月21日(金)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
16:20
距離
24.4km
登り
1,775m
下り
1,778m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:56
休憩
3:21
合計
9:17
距離 11.5km 登り 1,079m 下り 353m
7:00
1
スタート地点
7:01
7:02
16
7:18
7:19
54
8:13
10
8:23
8:36
5
8:41
3
8:44
8:45
61
9:46
9:47
76
11:03
14:03
6
14:15
21
15:57
16:00
3
16:17
2日目
山行
5:41
休憩
4:07
合計
9:48
距離 12.8km 登り 696m 下り 1,425m
4:39
5
4:59
5:01
123
7:04
10:34
47
11:21
5
11:43
11:54
1
12:07
12:19
34
12:53
38
13:31
13:33
4
13:37
7
13:44
43
天候 1日目:晴れ 2日目:曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口に駐車。赤岳山荘まではチェーン無いとスタック可能性大。
コース状況/
危険箇所等
降雪直後かつ気温が高いため稜線付近は雪崩リスク有。
美濃戸口の駐車場も降雪直後は阿鼻叫喚です。2WD車のスタックや、地上高が低い車は除雪しないと駐車スペースが無いのを助けていたら出発がちょっと遅くなりました。
2025年03月20日 07:16撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
1
3/20 7:16
美濃戸口の駐車場も降雪直後は阿鼻叫喚です。2WD車のスタックや、地上高が低い車は除雪しないと駐車スペースが無いのを助けていたら出発がちょっと遅くなりました。
この辺りは2日目の帰りには融雪してドロドロでした。今はきれいです。
2025年03月20日 07:16撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
1
3/20 7:16
この辺りは2日目の帰りには融雪してドロドロでした。今はきれいです。
御馴染みの橋ですが雪景色は初めてです。
2025年03月20日 07:24撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
3/20 7:24
御馴染みの橋ですが雪景色は初めてです。
車の轍のおかげで歩きやすいです。
2025年03月20日 08:05撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
3/20 8:05
車の轍のおかげで歩きやすいです。
ここまで車で来られる方は皆さんチェーンをされており、4WD車でも無チェーンだとスタックしていました。
2025年03月20日 08:08撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
3/20 8:08
ここまで車で来られる方は皆さんチェーンをされており、4WD車でも無チェーンだとスタックしていました。
赤岳山荘以降も轍がありましたが、その立役者。かっこいい。
2025年03月20日 09:38撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
3/20 9:38
赤岳山荘以降も轍がありましたが、その立役者。かっこいい。
マムート号を過ぎると以降はトレース頼りです。
2025年03月20日 09:38撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
3/20 9:38
マムート号を過ぎると以降はトレース頼りです。
赤岳鉱泉着。アイスウォール初めて見た!
2025年03月20日 11:00撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
3/20 11:00
赤岳鉱泉着。アイスウォール初めて見た!
2日目。2500m付近。ここまではトレースも有り、天気も良かったです。
2025年03月21日 06:32撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
3/21 6:32
2日目。2500m付近。ここまではトレースも有り、天気も良かったです。
ラッセルの中、天気も悪くなって踏んだり蹴ったりです。
その上ちょっと急坂で怖い。
2025年03月21日 07:38撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
3/21 7:38
ラッセルの中、天気も悪くなって踏んだり蹴ったりです。
その上ちょっと急坂で怖い。
天気は回復して来ましたが、あと少しで赤岩ノ頭までルートを取れずしょぼくれながら一枚。この後お助けマン到着。
2025年03月21日 09:24撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
2
3/21 9:24
天気は回復して来ましたが、あと少しで赤岩ノ頭までルートを取れずしょぼくれながら一枚。この後お助けマン到着。
ステップを作ってくれた方のおかげで稜線に到着!
2025年03月21日 09:35撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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3/21 9:35
ステップを作ってくれた方のおかげで稜線に到着!
今回はここをピークとします。硫黄岳まで行く体力が残ってない…。
2025年03月21日 09:42撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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3/21 9:42
今回はここをピークとします。硫黄岳まで行く体力が残ってない…。
鉱泉にはたくさん人がいましたが、来られる方はまばら。
2025年03月21日 09:41撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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3/21 9:41
鉱泉にはたくさん人がいましたが、来られる方はまばら。
硫黄岳頂上を下から。かなり強風だったそうです。
2025年03月21日 09:37撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
1
3/21 9:37
硫黄岳頂上を下から。かなり強風だったそうです。
赤岩ノ頭の先。
2025年03月21日 09:41撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
3/21 9:41
赤岩ノ頭の先。
きれいで広々しており景色を楽しめる良い稜線。
2025年03月21日 09:52撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
3/21 9:52
きれいで広々しており景色を楽しめる良い稜線。
硫黄岳手前のケルン。
2025年03月21日 09:57撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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3/21 9:57
硫黄岳手前のケルン。
日差しが強くて光り輝く大同心〜赤岳
2025年03月21日 10:02撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
1
3/21 10:02
日差しが強くて光り輝く大同心〜赤岳
カッチョイイ
2025年03月21日 10:07撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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3/21 10:07
カッチョイイ
このスケール感。
2025年03月21日 10:16撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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3/21 10:16
このスケール感。
降りながらもう一枚。
2025年03月21日 10:28撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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3/21 10:28
降りながらもう一枚。
ステップを付けてもらった稜線直前部分。降りる時は中々高度感があります。
2025年03月21日 10:28撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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3/21 10:28
ステップを付けてもらった稜線直前部分。降りる時は中々高度感があります。
帰り路はマムート号がランクルに代わっていました。今日もありがとうございます。
2025年03月21日 12:52撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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3/21 12:52
帰り路はマムート号がランクルに代わっていました。今日もありがとうございます。
撮影機器:

感想

3月下旬にもなって日本各地で降雪が見られたとのことで、里帰りの道中に通り過ぎる長野で硫黄岳でも登ってみようと立ち寄りました。

冬は蓼科や北横しか行ったことが無かった八ヶ岳、雪姿はどんなだろうとワクワクしながら赤岳鉱泉に到着すると山小屋の方から「降雪以降はここからだと誰も上に行っていない」とのご報告をいただくことに。
1日目はとりあえず道の状態を確認しようと向かってみると、確かにジョウゴ沢を過ぎて2300m付近の急坂からトレース無し…。後から来られた方がトラバースで巻くように道を付けて下さったので、次の日に安全に渡れるよう、危なそうに思うところを何往復かして踏み固めてその日は撤収しました。先に行かれた方はその日の内に上まで目指して進まれていたようで、体力が羨ましい…。

2日目は4:30頃に出発。
昨日先に行かれた方もいて、更に当日も何組か先に出られていたように見えたのですが、行く先が違ったのか私がルートを間違えたのか標高2500m地点でトレースが消滅。そこからは人生初ラッセルで猛烈に体力を消耗。膝上くらいまでの雪でしたが、中々進みません。

ルートも分からないので、とりあえず夏道に近く、かつ雪崩そうにない所を通って何とか赤岩ノ頭まで後30mくらいまで接近。しかしそこからがどこを通っても雪崩そうな斜面ばかりになり、リスクが拭えず一度Uターンして下ります。
するといつの間にか別のルートでトレースが出来ていたので追いかけてみましたが、最終的に私のトレースと合流。そのトレースを付けてくれた方々も私と同じところで危険を感じてUターンされ、撤収されるとのことでお見送り。

その後、私自身はラッセルと登り返しで疲れてたいたので休憩していました。その内に何組か来られ、やはり引き返す方もいましたが何人かは中々帰ってこない。
「もしかして進めた?」と思いもう一度登ってみると、どなたかが急坂にうまくステップを付けて下さっていたのでご相伴に預かり稜線へ出ることができました。

硫黄岳へは岩場がある上、頂上から帰って来られた方からかなりの強風と伺ったので、もうヘトヘトな自分は赤岩ノ頭と硫黄手前のケルンからの景色だけ堪能して帰ることを決意。それでも好天の中で迫力ある八ヶ岳の威容を眺めることができ満足です。

赤岳鉱泉から硫黄岳へのルートは易しいと思っていたのですが、雪が付くと印象がかなり違いますね。もっと簡単に登れるところがあったのかも知れないのですが、降雪で覆われてしまうと何も分かりません。
トレースを付けて下さる方の偉大さが分かる山行でした。もっと感謝します…。



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積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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