記録ID: 7924949
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雪山ハイキング
東海
2002年12月の能郷白山
2002年12月01日(日) [日帰り]


- GPS
- 05:20
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 900m
- 下り
- 900m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2002年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
能郷谷からの前山(下山時に撮影)。
能郷谷の林道を進んで行き、橋を渡って左岸に移り登山口までもう少しのところで道は半ば崩れていてこれ以上進むのはとても無理な状態だった。仕方なくそこに車を止めて明るくなった6時10分に出発した。
能郷谷の林道を進んで行き、橋を渡って左岸に移り登山口までもう少しのところで道は半ば崩れていてこれ以上進むのはとても無理な状態だった。仕方なくそこに車を止めて明るくなった6時10分に出発した。
道が崩れて車が通れないのは少しの間だったが、それ以降の道もかなり荒れており、また雪に覆われていて車で登山口まで行くのは無理なのがはっきりした。
気温はあまり低くなく雪も凍っていない。舗装された道を20分ほど歩いて登山口には6時30分に着く。
気温はあまり低くなく雪も凍っていない。舗装された道を20分ほど歩いて登山口には6時30分に着く。
沢を渡ると郡界尾根から派生する小さな尾根の登りが始まる。道は雪に覆われており、その下には枯れ葉が積もっているので非常に滑りやすい。
一箇所一息つけるところがあるがそれ以外は急登が続く。そのうち傾斜も緩くなり7時に一合目に着いた。
一箇所一息つけるところがあるがそれ以外は急登が続く。そのうち傾斜も緩くなり7時に一合目に着いた。
林道から再び登山道に入るとこれまでにも増した急登が始まる。しかし急坂の間はまだ雪の深さはそれほど気にならないが、郡界尾根に近づいて傾斜が緩くなってくると雪の量も多くなってきて、足を踏み出すごとに潜り込み体力の消耗を強いられる。
二合目の道標のある郡界尾根には7時50分に到着した。
二合目の道標のある郡界尾根には7時50分に到着した。
郡界尾根の取り付きは平坦で雪も少なく夏道が露出しているところもあったが、少し下ったあとは完全な雪山の登りとなる。
春山と違って雪が柔らかく、どうしても足が潜り込んでしまって進むのが遅くなる。歩くリズムも狂うので体力の消耗も大きい。少なくとも前山までは辿り着かなくてはと思いながら一歩一歩重い足取りで進み、ようやく三合目に着いた。
春山と違って雪が柔らかく、どうしても足が潜り込んでしまって進むのが遅くなる。歩くリズムも狂うので体力の消耗も大きい。少なくとも前山までは辿り着かなくてはと思いながら一歩一歩重い足取りで進み、ようやく三合目に着いた。
三合目から一登りすると小さなピークに出て南側の展望が開けた。
相変わらず雲が多いが、雲海が残る揖斐川源流の谷間の彼方には特徴のある蕎麦粒山が認められた。また、登ってきた郡界尾根の彼方には小津権現山や花房山などの未踏の山々が幽かに望まれた。
相変わらず雲が多いが、雲海が残る揖斐川源流の谷間の彼方には特徴のある蕎麦粒山が認められた。また、登ってきた郡界尾根の彼方には小津権現山や花房山などの未踏の山々が幽かに望まれた。
前山からは目の前に真っ白な能郷白山と磯倉山が拝めた。拝むと言う言葉が自然に出てくるはど、本当にそれは崇高な姿だった。
今日は予想以上の積雪で予定外の時間がかかり、能郷白山の山頂まで行く気力は無くなってしまった。
今日は予想以上の積雪で予定外の時間がかかり、能郷白山の山頂まで行く気力は無くなってしまった。
感想
この年の11月は真冬のような寒さの日々が続き、22日の早朝新幹線から眺めた能郷白山は早くも純白の衣を纏った冬の姿に変わってしまっていた。10月の皇海山以来しばらく山から遠ざかっていたが、こういう景色を眺めると矢も盾もたまらなくなり、天候の具合を見計らってこの週末に出掛けることとした。
深夜の2時前に家を出発し能郷の集落に着いたのは5時20分頃だった。能郷谷の林道へ入って進んで行き、橋を渡って左岸に移りもう少しで登山口というところで道が崩れていてこれ以上進めなくなった。仕方なく道の脇の広場に車を止める。時刻は5時40分で日の出までには少し時間がある。
車の外に出て空を見上げると満天の星だった。予報どおりの天気となってまず一安心。まわりには所々に雪が積もっており寒々とした感じがする。能郷谷の奥の方には雪を戴いた山もばんやりと見える。多分前山だろう。
寒いので車の中に入って定番の朝食をとっている間にあたりも薄明るくなって来てランプの灯りも不要になった。靴を履き替え、支度をして6時10分に山頂目指して出発した。
そして結果は、予想の甘さや準備不足で前山で撤退する結果となった。またいつの日か雪に覆われた能郷白山の山頂に立つことを夢見て家路につきました。
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