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記録ID: 794367
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ハイキング
日光・那須・筑波

【早梅作戦】風神山〜高鈴山〜御岩山〜神峯山【戊31.8*】

2016年01月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:50
距離
27.0km
登り
1,225m
下り
996m

コースタイム

日帰り
山行
5:45
休憩
1:06
合計
6:51
8:31
12
JR大甕駅
8:43
8:52
24
大甕神社
9:16
9:22
4
風神山自然公園
9:26
9:26
25
9:51
9:53
14
見晴台
10:07
10:07
20
10:27
10:27
16
10:43
10:44
64
見晴台
11:48
12:04
57
日立高鈴ゴルフ倶楽部
13:01
13:10
20
13:57
13:59
43
かびれ神宮
14:42
14:51
16
15:07
15:07
15
神峯神社参道入口
15:22
石灰山口バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:JR常磐線大甕駅
復路:石灰山口バス停
乗降客の多い大甕(おおみか)駅を出発。
2016年01月09日 08:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 8:34
乗降客の多い大甕(おおみか)駅を出発。
途中にある大きな社は大甕神社。
2016年01月09日 08:46撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 8:46
途中にある大きな社は大甕神社。
ん?え、え?神社の境内に鎖場が。大甕神社参拝の折は是非本殿まで。
2016年01月09日 08:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 8:49
ん?え、え?神社の境内に鎖場が。大甕神社参拝の折は是非本殿まで。
奉納された錨越しに海を望む。
2016年01月09日 08:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 8:54
奉納された錨越しに海を望む。
急な階段を上り、
2016年01月09日 08:58撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 8:58
急な階段を上り、
常陸野を横目にした後、
2016年01月09日 09:09撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 9:09
常陸野を横目にした後、
日立研究所の合間を抜けて歩いて行くと、
2016年01月09日 09:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 9:10
日立研究所の合間を抜けて歩いて行くと、
風神山自然公園に到達する。ここまで車道。
2016年01月09日 09:19撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 9:19
風神山自然公園に到達する。ここまで車道。
公園から日立港方面
2016年01月09日 09:21撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 9:21
公園から日立港方面
北東方面
2016年01月09日 09:21撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 9:21
北東方面
見晴台のようだが、木が伸びて展望はもう得られないようだ。
2016年01月09日 09:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 9:25
見晴台のようだが、木が伸びて展望はもう得られないようだ。
風神山
2016年01月09日 09:29撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 9:29
風神山
山頂にある風神の碑
2016年01月09日 09:29撮影 by  DSC-WX200, SONY
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山頂にある風神の碑
風神山から山道となる。
2016年01月09日 09:32撮影 by  DSC-WX200, SONY
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風神山から山道となる。
「日立アルプス」という案内はどこにも無し。
2016年01月09日 09:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
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「日立アルプス」という案内はどこにも無し。
常磐自動車道
2016年01月09日 09:36撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 9:36
常磐自動車道
道はほぼ平坦。
2016年01月09日 09:47撮影 by  DSC-WX200, SONY
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道はほぼ平坦。
ん?二輪車も通るのか。気をつけないと、、、
2016年01月09日 09:50撮影 by  DSC-WX200, SONY
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ん?二輪車も通るのか。気をつけないと、、、
と思ったら・・・。
2016年01月09日 09:51撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 9:51
と思ったら・・・。
ほほう、これは立ち寄らねば。
2016年01月09日 09:51撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 9:51
ほほう、これは立ち寄らねば。
確かに筑波山がよく見える。
2016年01月09日 09:55撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 9:55
確かに筑波山がよく見える。
むむ、分岐が。案内は何も無い。
2016年01月09日 10:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 10:01
むむ、分岐が。案内は何も無い。
左手に進むと傾斜が増した。
2016年01月09日 10:02撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 10:02
左手に進むと傾斜が増した。
木漏れ日の中、フカフカの地面を歩く。
2016年01月09日 10:05撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 10:05
木漏れ日の中、フカフカの地面を歩く。
恐らくさっき別れた道と再合流。要するに巻くか否かの分岐でしかないようだ。
2016年01月09日 10:06撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 10:06
恐らくさっき別れた道と再合流。要するに巻くか否かの分岐でしかないようだ。
肝心な分岐にはしっかりと案内があり、
2016年01月09日 10:16撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 10:16
肝心な分岐にはしっかりと案内があり、
何も無い分岐はすぐに再合流する。
2016年01月09日 10:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 10:17
何も無い分岐はすぐに再合流する。
通称ダンプ通りに出る。地面が白くて陽の当たるところでは眩しい。
2016年01月09日 10:21撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 10:21
通称ダンプ通りに出る。地面が白くて陽の当たるところでは眩しい。
真弓神社
2016年01月09日 10:30撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 10:30
真弓神社
真弓神社から筑波山
2016年01月09日 10:30撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 10:30
真弓神社から筑波山
ここでもか。何でこんなことするかね。
2016年01月09日 10:32撮影 by  DSC-WX200, SONY
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ここでもか。何でこんなことするかね。
写真に収まり切らない爺杉。婆杉の方は残念ながら落雷で焼失。
2016年01月09日 10:35撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 10:35
写真に収まり切らない爺杉。婆杉の方は残念ながら落雷で焼失。
ああどうしよう。本線から外れること往復1.1kmかあ。
2016年01月09日 10:39撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 10:39
ああどうしよう。本線から外れること往復1.1kmかあ。
願掛けのしめ縄。榊を結ぶと願い事が叶うという。
2016年01月09日 10:43撮影 by  DSC-WX200, SONY
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願掛けのしめ縄。榊を結ぶと願い事が叶うという。
見晴台まで来た甲斐があった。
2016年01月09日 10:47撮影 by  DSC-WX200, SONY
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見晴台まで来た甲斐があった。
あとは一路高鈴山へ。
2016年01月09日 10:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
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あとは一路高鈴山へ。
明の森と暗の森
2016年01月09日 11:19撮影 by  DSC-WX200, SONY
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明の森と暗の森
落葉が結構積もっている。
2016年01月09日 11:32撮影 by  DSC-WX200, SONY
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落葉が結構積もっている。
うーむむ、標識の無い十字路が。標識が無いんなら曲がらず真っ直ぐだ。
2016年01月09日 11:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 11:34
うーむむ、標識の無い十字路が。標識が無いんなら曲がらず真っ直ぐだ。
正解。ゴルフ場に行き当たる。
2016年01月09日 11:51撮影 by  DSC-WX200, SONY
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正解。ゴルフ場に行き当たる。
ゴルフ場周辺は電気柵で囲ってある。
2016年01月09日 11:55撮影 by  DSC-WX200, SONY
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ゴルフ場周辺は電気柵で囲ってある。
ゴルフ場の外縁を回る。
2016年01月09日 11:56撮影 by  DSC-WX200, SONY
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ゴルフ場の外縁を回る。
いろいろと有難いことだ。結局、ゴルフ場周辺の道はさほど分かりにくいということは無かった。
2016年01月09日 12:00撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 12:00
いろいろと有難いことだ。結局、ゴルフ場周辺の道はさほど分かりにくいということは無かった。
山に復帰する。
2016年01月09日 12:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
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山に復帰する。
2016年01月09日 12:11撮影 by  DSC-WX200, SONY
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行き交う人もいなくなった。
2016年01月09日 12:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
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行き交う人もいなくなった。
久し振りの海。日立アルプスはずっと海を見ながら歩くのかと思っていたが、そんなこともなかった。
2016年01月09日 12:35撮影 by  DSC-WX200, SONY
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久し振りの海。日立アルプスはずっと海を見ながら歩くのかと思っていたが、そんなこともなかった。
2016年01月09日 12:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
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直前のやや急な登りを経て、
2016年01月09日 12:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
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直前のやや急な登りを経て、
高鈴山の山頂に到る。
2016年01月09日 13:05撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
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高鈴山の山頂に到る。
高鈴山山頂から北側の展望ゲット。
2016年01月09日 13:08撮影 by  DSC-WX200, SONY
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高鈴山山頂から北側の展望ゲット。
南側は無線中継所
2016年01月09日 13:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
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南側は無線中継所
続く神峯山へは向陽台方面へ進む。
2016年01月09日 13:15撮影 by  DSC-WX200, SONY
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続く神峯山へは向陽台方面へ進む。
何の遺構かな?
2016年01月09日 13:29撮影 by  DSC-WX200, SONY
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何の遺構かな?
片側がきれ落ちている。
2016年01月09日 13:30撮影 by  DSC-WX200, SONY
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片側がきれ落ちている。
大きな岩が出てきたなと思ったら、
2016年01月09日 13:32撮影 by  DSC-WX200, SONY
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大きな岩が出てきたなと思ったら、
御岩山山頂
2016年01月09日 13:33撮影 by  DSC-WX200, SONY
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御岩山山頂
御岩山の岩の上からの眺望
2016年01月09日 13:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
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御岩山の岩の上からの眺望
岩から下りての眺め
2016年01月09日 13:39撮影 by  DSC-WX200, SONY
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岩から下りての眺め
また別の岩に上ってからの展望
2016年01月09日 13:44撮影 by  DSC-WX200, SONY
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また別の岩に上ってからの展望
御岩山斜面の岩場は立入禁止となっているが、多くの人が登攀していた。
2016年01月09日 13:45撮影 by  DSC-WX200, SONY
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御岩山斜面の岩場は立入禁止となっているが、多くの人が登攀していた。
ああ、どうしよう。せっかくだから立ち寄ろうか・・・。しかし、片道1kmはあるぞ。
2016年01月09日 13:53撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 13:53
ああ、どうしよう。せっかくだから立ち寄ろうか・・・。しかし、片道1kmはあるぞ。
ぐぬぬ、右と左、どちらに行けば良いんだろうか。
2016年01月09日 13:58撮影 by  DSC-WX200, SONY
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ぐぬぬ、右と左、どちらに行けば良いんだろうか。
途中にあったかびれ神宮でお茶を濁す。か(賀)・び(田へんに比)・れ(礼)
2016年01月09日 14:00撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 14:00
途中にあったかびれ神宮でお茶を濁す。か(賀)・び(田へんに比)・れ(礼)
見落としていた。どちらの道をとっても御岩神社に行くのだ。時間も押してきたので深追いはすまい。
2016年01月09日 14:05撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 14:05
見落としていた。どちらの道をとっても御岩神社に行くのだ。時間も押してきたので深追いはすまい。
高鈴山から下って今度は神峯山へ。
2016年01月09日 14:18撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 14:18
高鈴山から下って今度は神峯山へ。
前半では見られなかった傾斜。後半にかけて高度が上がっていくというのはしんどい。
2016年01月09日 14:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 14:31
前半では見られなかった傾斜。後半にかけて高度が上がっていくというのはしんどい。
かみね公園方面分岐。この冗長な標識設置は何なんでしょうな。
2016年01月09日 14:42撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 14:42
かみね公園方面分岐。この冗長な標識設置は何なんでしょうな。
神峯山
2016年01月09日 14:45撮影 by  DSC-WX200, SONY
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神峯山
山側の展望
2016年01月09日 14:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
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山側の展望
神峯神社
2016年01月09日 14:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 14:54
神峯神社
神峯神社からあまり歩かれていなそうな参道を下る。ある違和感を抱きながら。
2016年01月09日 15:05撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 15:05
神峯神社からあまり歩かれていなそうな参道を下る。ある違和感を抱きながら。
神峯神社参道入口まで下りて違和感の正体見たり。日立アルプスのルートから外れた。
2016年01月09日 15:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 15:10
神峯神社参道入口まで下りて違和感の正体見たり。日立アルプスのルートから外れた。
日立アルプスは神峯山から一旦かみね公園分岐まで戻らないといけないようだ。
2016年01月09日 15:18撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 15:18
日立アルプスは神峯山から一旦かみね公園分岐まで戻らないといけないようだ。
日没まで80分。戻るわけにも行かないので、車道を下りながら軌道修正を図る。
2016年01月09日 15:24撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 15:24
日没まで80分。戻るわけにも行かないので、車道を下りながら軌道修正を図る。
天の助けか、すぐにバス停あり。しかもバスが10分以内に来る。よし、ここで終わろう(あっさり)。
2016年01月09日 15:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 15:25
天の助けか、すぐにバス停あり。しかもバスが10分以内に来る。よし、ここで終わろう(あっさり)。
日立駅から夕暮れなずむ海をあのカフェから眺めたい。
2016年01月09日 16:38撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/9 16:38
日立駅から夕暮れなずむ海をあのカフェから眺めたい。
翌日、千波湖にて。黒鳥が餌を求めてずっと付いて来る。
2016年01月10日 08:50撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/10 8:50
翌日、千波湖にて。黒鳥が餌を求めてずっと付いて来る。
梅も早くに咲き始め。
2016年01月10日 09:21撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/10 9:21
梅も早くに咲き始め。
こちらは紅梅。
2016年01月10日 09:21撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/10 9:21
こちらは紅梅。
ツバキ
2016年01月10日 09:43撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/10 9:43
ツバキ
弘道館のロウバイ
2016年01月10日 12:00撮影 by  DSC-WX200, SONY
1/10 12:00
弘道館のロウバイ

感想

「しまった。リサーチ不足だった。」と思ったのは始めの段階、大甕駅である。「日立アルプス→」という道標が彼方此方にあると思っていたが、全く無い。地図を確認しながら風神山まで行くことになる。地図を見ながら歩いた結果、標識のポールにぶつかって頭を打つ。車社会の茨城だから駅に案内が無いのだろう、風神山から先はあるに違いない、という淡い期待もあっさりと裏切られる。「日立アルプス」というのはまだ日立市公認といったところまではいっていないようである。

【目的】
日立アルプスを踏破し、今後の常州方面における山行展開の嚆矢とする。
開花した梅を愛で、迎春の心構えをいよいよ整える。

【経緯】
今冬は暖冬。水戸では早くも梅が開花とのこと。私の散策は季節とともにある。三連休でもあるし、水戸まで歩くこととしよう。さて、茨城県の山と言えば、まずは筑波山、それから加波山とあるが、他には・・・?ふむ、日立アルプスなる山域があるのか。では、ちょうど海を見ながら歩きたいと思っていたところ。足を伸ばしてみよう。

【概要】
 茨城県のICU,茨城キリスト教大学のある大甕駅に降り立つ。案内板や案内図を期待していたが皆無。地図を確認しつつ風神山を目指す。途中、大甕神社に寄ったが、なかなか貴重な体験をした。その後、風神山までは車も通る舗装路歩き。山頂部の展望は無いが、途中の風神山公園からは太平洋を始めとして東側の展望が広がる。
 この後、海を眺めながらのトレイルになると思っていたのだが、暫くの間、展望は平野側がメインになる。道はほぼ平坦で歩きやすい。その中で所々分岐がある。特に何の案内も無いので最初は「どっちに行けば良いんだ?」と戸惑ったが、すぐに別れてもすぐに合流すると分かる。
 メインルートから展望の大きく開けているところへは若干外れなければならないのだが、今回は日立アルプスがどんなトレイルかということを満喫していきたく、なるべく立ち寄るようにした。あっちへ立ち寄り、こっちへ立ち寄りとフラフラしていたわりには道がわかりにくいと聞いていたゴルフ場周辺も難無くクリアして最高峰の高鈴山へ。ここに至って道の傾斜が増してくる。
 高鈴山の直前から再度海が見えてくる。山頂からは主に北方の展望。ここまででようやく半分と言うところか。最初がなだらかな道だっただけに後半高度が上がりアップダウンも大きくなってくると息が上がる。
 次のピークが御岩山。やたらと人が増えた。どこから湧いてくるんだろうと思うと、下の御岩神社から登ってくるようである。せっかくだから自分も参拝しようと思ったが、距離的には片道1kmはあると思われた。それでもと一旦スルーしかけた脚を伸ばして下りてみると右へ行っても左へ行っても御岩神社とある。これはどうしたことだと遂に進退窮まって近くにあったかびれ神宮でお茶を濁す。結局、両方とも表参道、裏参道で御岩神社に通じていた。これだけ人が来るということは趣のある神社なのだろう。今度くる時は是非立ち寄ってみたい。
なお、御岩山手前の岩場は立入禁止とされているが、多くの人が立ち入って登攀しているようである。ルールは守るべきであるが、個人的には、といっても個人の立場以外の立場も特に無いのだが、行政の過保護、市民のお上への甘えに嫌気がさしているので、何とも言えない気持ちである。要するに自分も登攀したかったということだ。
 一旦下ってから神峯山へのやや急坂を登る。途中、かみね公園への分岐があり、それから間もなくして神峯神社を戴く神峯山に出る。まだまだ長丁場が続くので時間が徐々に気になり始めた。先に進もうと道を探すと、神社の前に道が伸びていたので、そちらに歩を進める。神社の参道らしいが、どうもあまり歩かれていないように感じる。果たしてこの道であっているのだろうか、という疑問を持ちながら歩く。途中、鳥居が建っているので道としてはおかしくはない。しかし、こうも下り続けるというのも今まで歩いてきた道と比較すると何だか変だ。もしかしたら下った先に何か案内があるのではないかと、まだ案内に期待していたが、参道を出て完全に下山してしまったことで、違う道を進んだことを悟る。あとで確認したところでは、神峯山から一旦戻り、かみね公園方面に進まねばならなかったとのことである。これは完全に調査不足だった。というよりも、先達のヤマレコを参照しながら歩いていたところが、肝心のところで電波の具合もあり参照しなかったというのが悔やまれる。本当はあの尾根上を歩いているはずだと山々を見上げて嘆息。さて、どうするか。
1、神峯山に戻り、軌道修正する。
2、このまま進みながら軌道修正する。
日がまだ高ければ1でも良いだろうが、この時は日没まで残り80分。2、の選択しかない。はあ、やれやれと県道に出てとぼとぼと歩き出す。
と、そこに飛び込むバス停の姿。時間はどうせ2時間くらい待つんだろう。いや、10分後?よし、ここで終わろう。このままダラダラ歩くよりはここで終わった方がキリが良い。
というわけで、トレイルから外れるという失態にもかかわらず、これもまた天佑神助で、うまくまとまった形で完了。まことに有難し。

【戦果・講評】
日立アルプスの概ね6割程度を踏破し、トレイルの概況を把握。
遠からず第二次作戦を決行し、御岩神社巡りも含めて完踏を期す。

〜おしまい〜

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