別狩岳(北) 五番川林道北口から


- GPS
- 08:47
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 786m
- 下り
- 788m
コースタイム
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 8:48
五番川 0802
金鉱の沢 0813
無名沢 0818
尾根取付点 0839-44
高度計読み500m付近 0931-41
偽ピーク 1015
別狩岳(北) 1038-52
・610 1132
Co.670P 1155-57
標高600m付近 1206-16
別狩岳(北) 1325-30
五番川河床 1435-46
五番川乗越林道入口北 1608
天候 | 晴れ。稜線上は風がかなり強い。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
谷底は厚めモナカ主体の為スノーシュー必要。午後の戻りはスノーシューでも足が沈み辛い。スノーブリッジは、どちらも渡る場所が一目で見つかる程度。 五番川:林道の橋は落ちている。スノーブリッジというより、まだ大部分埋まっている。林道すぐ下の中州状の所が特にしっかりでしばらく持ちそう。なお、金鉱の沢合流点以下ではスノーブリッジはなかったと思う。 金鉱の沢:林道の橋利用。 無名沢:スノーブリッジあり。もうすぐ沢が開くかもだが、水量少ないから何とでもできそう。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
フリース
グローブ(+予備)
オーバーミトン
スノーシュー
ロングスパッツ
防寒着兼雨具
日よけ帽子
防寒帽
行動食
非常食
飲料
飲料(保温)
地形図
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
携帯(GPS&コンパス兼)
時計(高度計兼)
タオル
カメラ(コンパス兼)
ストック
軽アイゼン(使用せず)
サングラス
|
---|
感想
別狩岳(北)は一般には五番川下流側から登られているが、北口(上流側)からのほうが距離はわずかに短いし、渡渉も楽そうだ。だいぶ前からこちらに目をつけていたものの、もたもたしているうちに、YAMAPだと思うが、昨年記録が出ていた。
前週も計画したが、増毛山塊方面の天気が当日朝になっても絶望的なので、別方面に転進した。その計画の再興だが、起きて顔洗ってる時「ぐぎっ」と、ぎっくり腰。
まあ、自分としては軽いほうだし、その後数日天気悪そうだし、と気にしないでそのまま行くことにする。(大丈夫か?)
当別の街ではマイナス3℃前後でまずまず。昨年駐車スペースのあった五番川乗越林道入口は今年は除雪なく、150m程北の沢形の所に広いスペースあり駐車。
国道沿いはツボで良かったが乗越林道へ上がると途端に厚めモナカになってしまい、スノーシュー着用。30分ほどで乗越終わって五番川上流の広い平地に出る。右手は湿原で連休頃にはミズバショウの群生が見られるところだ。
不明瞭な林道を見つけて橋を渡ろうとしたら、落ちている。(あるいはスノーモービル対策で落としたかも) 幸い、広い平地の雪がこの辺に吹きだまるのか、沢はまだスノーブリッジを云々するまでもないほど雪で埋まっていて問題ない。
渡ってなお林道跡を進む。昨日のものであろう下ってきた熊さんの足跡を見ながら、金鉱の沢。橋が健在。次、無名沢のSBはそろそろ心もとないが、水量が少ないのでなんとでもなりそう。この先で2頭目の足跡。
その次の幅広の沢形から取付いて、通常ルートの一つ北の尾根(・701へ出る)を行く予定だったが、通り過ぎてしまった。100mかそこらなので戻っても良かったが、そちらは帰りにまわすことにして、通常ルートに取付く。まもなくスキーの跡が出て来る。樹林が少なくてスキー向きの尾根。見晴らしも大変良い。視界は今までで一番クリアなのではないかと思うほど澄んでいる。
腰も幸いにもここまで問題ないが、偽ピークに着くと、南からの爆風に曝される。これだけ風強いんだもの、クリアなわけだ。偽ピークから本物の山頂まで20分以上かかった。展望は文句なしだが、樺戸方面だけは雲がまとわりついている。
さて、ここからは稜線を南下してみることにする。この山も別狩岳(南)ほどではないが、山頂稜線が長い。南に行くに従い雪庇が巨大になっていて、南端付近でその根元を大きく踏み抜く。そういう時にはやっぱり腰痛が効いた。
・671を過ぎて大きく下り、3頭目の熊さんの足跡を横切って登山届の目的地の・610まで来たが、その前方の稜線屈曲点Co.670のピークが高く見えて呼んでいる。時間も早いし、行ってみる。
このピークは風が強く、何分も居られなかったが、ここからだと丁度クリアになったピンネシリ山頂部が神居尻山に重なって一つに見えるのが面白い。本当は、ある意図があって、もう一つ先の稜線屈曲点Co.510のピークまで行きかったが、さすがに無理だ。
戻って、風当たりの弱いところで一回休みを入れて別狩岳(北)へ戻る。帰りは通常ルートの一つ北の尾根(・701から)を行くはずだが、見ると、通常ルートよりだいぶ低くて、風当たりは弱いにしろ樹木も混んでいて面白くなさそうだ。
疲れも出てきたし、あっさりと往路を戻ることにした。斜度が適当なのでスノーシュー脱いで走るか立ちグリしたいところだが、惜しくも雪が柔らかすぎるのでそのまま下って、河床まで1ピッチ。河床はスノーシューでも10cmもぐる腐れ雪に嫌気がさしたが、何とか頑張って車着16時過ぎ。
下山してからのほうが腰のダメージは強く、3日ほどは起き上がるのに難儀した。
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