北摂の山々を周回(三草山・滝王山・牛ノ子山・向山)


- GPS
- 04:31
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 637m
- 下り
- 642m
コースタイム
- 山行
- 3:38
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 4:31
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
民家の庭先です。予約は不要で、ポストに500円を入れるシステムです 大きく案内されていませんので、気を付けていないと通り過ぎると思います |
コース状況/ 危険箇所等 |
●三草山への登山道は、ゼフィルスの森へのアクセス道を兼ねていますからよく整備されています。案内表示も充実しています。ゼフィルスの森を抜けずに進みましたが、森の中を抜けていくこともできたようです。三草山付近は、少し傾斜が急ですが、ロープや木段が設置されていますので、安心です。 ●滝王山へは、才の神峠からしばらく林道を進みます。山道には入ってすぐに、わかりにくい分岐が右手にあります。気を付けないと直進してしまいます。滝王山の山頂付近は大きな岩の間を抜けて進みますが、危険ではありません。長谷三角点周辺は特に問題ありません。 ●牛ノ子峠の直前が少し荒れていて、ルートが解りにくいと感じました。谷に沿って下りていくだけですが、気を付けないと違う方向に行きそうになりました。牛の子山への分岐には目印がありますが、案内表示はありません。山頂を巻くように明瞭な山道が続いていますので、気を付けていないと、山頂への分岐を見落とすでしょう。気を付けていると、目印がありますし、うっすらですが山頂まで踏み跡があります。 ●牛ノ子峠から林道が長谷の集落に続いているようですが、向山に向けた尾根を進みました。尾根には、林道の折り返し地点から直登しましたが、もう少し手前から尾根を進む道があったかもしれません。尾根に乗ってしまうと、明瞭な山道が続いています。多少荒れている所もあったり、やや幅の狭いトラバースがありますが、それほど危険ではありません。向山に近付いてくると、地形図に記載されて道と異なった所に道があったりと解りにくくなっています。GPSを頼りに進めば良いのですが、判断に迷うでしょう。山頂直前も、尾根の少し左側を進んでいくことになります。 ●牛ノ子の山頂からは、車のタイヤに導かれて下っていきました。途中で、地形図記載の林道が横切っています。この林道を進んでいった方がよいのかと迷った末に、そのまま直進して下りていきました。動物除けの電気柵などがあったりと、最短距離で車道まで下りることができません。なんとか左手に抜けていきましたが、あまりお勧めできません。 |
その他周辺情報 | ●道の駅 能勢(くりの郷)にトイレや自動販売機があります。 ●三草山周辺にはトイレがありません。ゼフィルスの森にもないようです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
1年前に剣尾山を訪れたときに、周辺の山として興味を持った三草山に行ってきました。
三草山は「森の宝石」とも呼ばれるミドリシジミ類のチョウの総称であるゼフィルスで有名なようですが、春が来たということで待ちきれず訪れました。
ゼフィルスには会えなかったものの、よく整備されたハイキングコースと、広々とした山頂からの眺めもよく充分に楽しめました。ついでに、3箇所の三角点も訪れることができたのも満足でした。
今回の山行き中に、鉄塔が山頂付近に見えた高岳にも興味が湧いてきたので、いつか訪れてみたいものです。
開口一番、「ミドリムシ」とsayup18が言った。きょうはミドリム
シのいる場所へ行くのだという。それは田んぼ? 田植えの水田に
浮かんでいるもの? 時季がまったく合致しないが……。
聞けば剣尾山の近くの三草山へ行くとか。調べると、どうもゼフィ
ルスというミドリシジミ類の蝶が生息しているらしい。それなら、
ミドリムシではなくアオムシでは……? 確かに、緑信号を青信号
というように、日本語ではどちらかというと緑色の幼虫をアオムシ
と呼ぶきらいがあり、その関連の言い換えに抵抗したものか。
しかしながら、ゼフィルスは成虫の羽の色からミドリシジミと呼ば
れているのだ。そもそもいまの春花がまだ蕾という時季に、蝶が羽
化はしていても飛び交う景色は見られないはず。
案の定、ゼフィルスの森ではゼフィルスに出会えるはずもなく、そ
のゾーンに入ってみたが、苔の生えた大きな石がゴロゴロ転がって
いた。ミドリムシというよりミドリイシ。
三草山でちょっと背伸びをしながら広い眺望を楽しみ、もぐもぐ休
憩のあと才ノ神峠へ。椎茸栽培を横目で見ながら滝王山に着く頃、
ヒキガエルの水たまりなどもあった。
滝王山は周囲に大きな岩がゴロゴロ転がっていたので、なんとなく
龍の気配がある。牛の子峠や牛の子山は特に何があるというもので
もなく、向山へ。すると「とら」と書かれた白テープを発見。干支
の順序が違ううえにそのような山もなく、謎のままだ。
ただ、境界杭を確認しながら向山へ向かう途中でいきなり牧草地の
ようなところに出た。牛は見かけない。
境界杭を追って向山に着くと、山の名として向山、生いけ山、ちん
じんさんと書かれたプレートが落ちていた。三角点の名前は「向所」
なのだけれども。
最後は棚田の春の遠景を眺めながら駐車場へ。名前に戸惑いながら
歩く姿を見て、山々は笑いをこらえているに違いない。山が笑えば
春。
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