記録ID: 7966359
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ハイキング
九州・沖縄
烏帽子岳・天神山(佐世保軍港の展望台巡り）
2025年03月29日(土) [日帰り]
長崎県
tanno1967
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 686m
- 下り
- 686m
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日帰り
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:10
7:40
25分
スタート地点
11:50
ゴール地点
佐世保駅から山祇登山口までは少し分かりにくいが、地図を見ながら行けば問題ない。烏帽子岳は標高400mくらいの台地の上に帽子がのっかったような形をしており、登山口から400mくらいまでは比較的急な登りが続く。そこからは緩やかな台地を上がり、最後急坂を登りきるとよく開けた頂上に出る。
頂上は岩塊が露出してとても気持ちの良い場所で、眺望は四方に開けていて、とくに佐世保港から九十九島や西彼杵半島方面の海と山の入り組んだ風景が素晴らしい。
天神山は136mの小山に過ぎないが、佐世保港の展望台として優れている。
頂上は岩塊が露出してとても気持ちの良い場所で、眺望は四方に開けていて、とくに佐世保港から九十九島や西彼杵半島方面の海と山の入り組んだ風景が素晴らしい。
天神山は136mの小山に過ぎないが、佐世保港の展望台として優れている。
| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年03月の天気図 |
| アクセス | 佐世保駅前から歩いて登った。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険個所なし |
写真
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30分ほどで登山道の入口についた。ここから道は墓地を見下ろす箇所を経て登っていく。
佐世保駅前から1時間半ほどで明るく開けた烏帽子岳頂上に着いた。眺めは全方向開けている。
さらに南に目を向けると、海に富士山を浮かべたような高島(128m）が目立つ。その奥には針尾島や西彼杵半島が見えた。
烏帽子岳からの佐世保軍港の拡大写真。正面に見える富士山型の赤崎岳(240m）の手前に、解像度は悪いが米海軍の強襲揚陸艦や海上自衛隊のイージス艦、ヘリコプター搭載型護衛艦が停泊している。
烏帽子岳からの佐世保軍港の拡大写真。正面に見える富士山型の赤崎岳(240m）の手前に、解像度は悪いが米海軍の強襲揚陸艦や海上自衛隊のイージス艦、ヘリコプター搭載型護衛艦が停泊している。
烏帽子岳から降りて南西方向に歩き、天神山の山腹にある海軍墓地の入口までやってきた。
佐世保の海軍墓地はきれいに整備され、日清戦争から太平洋戦争、また海上自衛隊の殉職者を含めて多くの将兵が整然と区画された墓地にまつられている。沈没艦船の戦没者を祀る大きな石碑も多数ある。
佐世保の海軍墓地はきれいに整備され、日清戦争から太平洋戦争、また海上自衛隊の殉職者を含めて多くの将兵が整然と区画された墓地にまつられている。沈没艦船の戦没者を祀る大きな石碑も多数ある。
東郷平八郎元帥の大きな銅像もあった。日露戦争時は連合艦隊司令長官として大きな働きをしたが、その後ワシントン海軍軍縮会議やロンドン軍縮会議での役割には批判もある。
東郷平八郎元帥の大きな銅像もあった。
日露戦争時は連合艦隊司令長官として大きな働きをしたが、その後ワシントン海軍軍縮会議やロンドン軍縮会議での役割には批判もある。
日露戦争時は連合艦隊司令長官として大きな働きをしたが、その後ワシントン海軍軍縮会議やロンドン軍縮会議での役割には批判もある。
天神山は烏帽子岳の4分の1の標高だが、市街に近いせいか軍港はずっとよく見える。左手前には海上自衛隊の護衛艦3隻と掃海艇、奥には左端に海自のイージス艦「ちょうかい」と「こんごう」が重なり、米海軍の強襲揚陸艦「アメリカ」と、ドック型揚陸艦「サン・アントニオ」が並んでいる。
天神山は烏帽子岳の4分の1の標高だが、市街に近いせいか軍港はずっとよく見える。左手前には海上自衛隊の護衛艦3隻と掃海艇、奥には左端に海自のイージス艦「ちょうかい」と「こんごう」が重なり、米海軍の強襲揚陸艦「アメリカ」と、ドック型揚陸艦「サン・アントニオ」が並んでいる。
感想
佐世保と長崎に用事がありましたが、佐世保での用事は午後だったので、午前中に佐世保港を見下ろす展望台の山を二つめぐってみました。翌日の長崎での用事の後、雲仙岳へ向かう予定にしていたので、その足慣らしも兼ねていました。
朝の空気はピリッと少し寒いくらいでしたが、晴れて佐世保軍港はもとより周辺一帯がよく見え、素晴らしいハイキングでした。ただ、途中から寒気のせいか雲がかかり、烏帽子岳を降りたくらいのタイミングで小雨が降り、午後3時頃からは曇って寒い午後になりました。
烏帽子岳はかつては噴火口をもっていた火山なのだそうで、火山岩の露出した頂上からの眺めがよいこともあって昔も今も佐世保市民に親しまれた山です。日露戦争の記録を読むと、開戦直前の1904年1月、連合艦隊が佐世保に集結していた折も、将兵が烏帽子岳に登山して英気を養った、などと書かれています。昔は「九州百名山」にも選定されていたのだとか。
そんな山が「分県登山ガイド」にも載っていないのは不思議です。山頂近くまで車道があり、駐車場もあったりするので選に漏れたのかもしれませんが、佐世保駅方面から登るコースを選べばそんなことを気にせず楽しめます。簡単に登れるので、佐世保を訪れた方は登ってみてはいかがでしょうか。
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