残雪の寒風から赤坂山へ☆冠雪の大塚山に寄り道👍


- GPS
- 07:04
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 903m
- 下り
- 904m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 7:04
天候 | 晴れのち薄曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・大谷山登山道は展望所から上は古道に雪が詰まっている。以降積雪増えるが締まった雪。チェーンスパイク使用。 ・稜線は大塚山の前後では数十cmの残雪がある。時々踏み抜きあり。大塚山への吊り尾根は50〜100cm積雪あるがよく締まっている。 ・赤坂山山頂部は雪なし。粟柄峠から堰堤下まで古道の凹部に残雪が詰まっている。チェンスパがベターだが無くても可。 ※ワカンは使用せず。 |
写真
装備
個人装備 |
チェーンスパイク
ワカン(未使用)
ダブルストック
|
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感想
今回は気合を入れて早朝に家を出る。それでも7時ですが(笑)。マキノ高原の登山者用駐車場に8時に着くとまだ2台しか停められていない。行く道中から赤坂山の稜線には残雪が見えていたので迷わずワカンとチェンスパを携行する。大谷山登山口から枯れ草原の旧ゲレンデを登り詰める。明るい二次林の灌木樹林帯を通り抜けると堀割れた古道が始まる。冬枯れで見通しは良いが芽吹きは未だといった感じである。
展望ベンチを過ぎる頃、抉れた古道には残雪が詰まっている。時々踏み抜くが我慢してツボ足で登って行く。ブナ林に突入すると尾根一面に残雪が目立ち始める。体力を削がれるのでチェンスパを履く。標高700mからは完全に雪山と化す。ご夫婦らしきカップルに追い抜かれる。寒風に着いたらおにぎりを頬張ってひと休み。眼下の琵琶湖は霞が酷く伊吹山もボンヤリとしている。
雪びっしりの寒風のブナ林を抜け赤坂山へ向かう。縦走路を見渡すと稜線には雪が残っていない。次のピークからは残雪があるのでチェンスパのまま歩いて行く。今回は大塚山に立ち寄ることにする。夏季は樹林帯が邪魔してスルーしてしまうのだがこの時期はアプローチしやすい。雪の樹林帯では家族連れとスレ違う。厄介な残雪で意気消沈したのか心配そうにコース状況を訊かれる。残雪はここと寒風のみ、寒風から下も残雪あるが滑り止め着ければ大丈夫とお伝えする。
大塚山への吊り尾根はブナ林となっていて意外にも1mぐらいの積雪がある。よく締まっていてツボ足でも労せずして歩ける。ほどなくして樹林帯を抜けると真っ白な小ピークが姿を現す。細長いピークには10m長の崩れかけた雪庇が残っている。ひと息ついて周りを見渡すと本当に静かで雰囲気のいいところだ。縦走路から外れているので誰にも邪魔されることなく、後でここでランチにしてもよかったと大いに後悔する。
このピークからは割谷の右岸尾根となって、折戸谷の赤坂山登山口近くに繋がっている。ブナの巨樹があるバリルートなので歩いてみたいところである。
さてトレイルに復帰したらチェンスパを外して赤坂山に向かう。ソロの男性とスレ違って粟柄越に差し掛かるとまたもや家族連れから声を掛けられる。寒風までのコース状況をお尋ねなので稜線上は1/3は残雪があること、寒風からは古道に雪が詰まっていることをお伝えする。
数人のハイカーとすれ違って赤坂山に上がるともう誰も居ない。山頂台地は雪が無い。北方面の白い江越美国境を眺めると上谷山の左に薄ピンク色の白山と別山が見えている。その姿はボンヤリなのだが見えるだけでもよし。風の当たらない西斜面でカップラーメンを食べたら下山の途に就く。こちらの道も古道なので残雪がギッシリ詰まっている。堰堤の先まで雪が残っていた。この先は勾配が激緩なので高度が一向に下がらず余計に時間を長く感じる。マキノ高原には30数張りのテントがあって賑わっていた。
当方もしばらく山から遠ざかっていたので体力回復に努めています。
近年は寡雪が続いていましたが、今冬の寒波は10年ぶりに強烈。若狭湾にJPCZが居座り、若狭〜湖北ラインで雪雲が停滞して大雪に見舞われました。なので湖西や湖北は未だ山に残雪があります。
タムシバは高木なので中々手に取るような個体は少ないのでしょうね。西方ヶ岳に低木が多いのかは分かりません。春の訪れを知らせてくれる清楚な花ですね。直ぐ傷むので花期のタイミングが難しい。若狭は早春の花が少ないです。
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