便石山・象の背 (〜キャンプinn海山 幕営)



- GPS
- 02:50
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 624m
- 下り
- 628m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
写真
感想
去年はほとんど病床に伏していたため(?) ふくぞうとのキャンプは昨年4月1〜2日の鎌ヶ岳以来、約1年ぶり。
今回はいつものような山中幕営ではなく初のオートキャンプ場利用。1日目 便石山の象の背、2日目 車移動で 頂山〜オハイ (大配) と、尾鷲市の北と南の SNSで人気の地を巡る。
テントとマットはふくぞうが用意してくれるとのこと。重いザックを担がなくてよく、また便利であることの喜び。ただ冒険心をくすぐられないことへの物足りなさを少なからず感じていた。しかし前夜になってふくぞうから夜は焼肉するか? との連絡。いつもの通り軽さ重視の簡単な食事を予定していたが、確かにオートキャンプならばザックの軽さにこだわることもなかった。さらには焚火もどうかと。これこそオートキャンプの楽しみだと冒険心の物足りなさは消えた。
伊勢中川駅で落ち合って (11時40分頃)、近くのスーパーで買い出しをし、一路、キャンプinn海山 (みやま) へ。
キャンプinn海山は銚子川沿い、便石山の北の麓にある。紀北町町営で1998年オープンとのこと。13時半頃 着いたのだったか。林間オートサイトのスモール、ふたりで3600円也。トイレはきれいでシャワー室もあり、炊事場はお湯も使えるということで充実している。われらの他に客は2組3人だった。
テントを設営した後、サブザックを担いで便石山へ (14時半頃)。道端の花を愛でながらゆっくりと。
しかし登山道からはほとんど急登。片道2kmで標高550mを登るのだから当然と言えば当然だが 相当堪える。登り2kmにも関わらず2時間半という設定時間が納得できたが、ふくぞうのペースは速い。さすがこのところ山に行き倒しているだけはある。
それにしても後半に現れる丸太階段の辛さよ…。
1時間半で便石山山頂到着。
何の変哲もない山頂。“象の背” がなければ登られることはないだろう。ザックが置いてあり、象の背に人がいることを覚悟。
象の背に立つひとりの大柄な男性、半ズボン。外国人だった。象の背から下りてこられる時に会話を試みたが、残念ながらまったく通じなかった。
象の背という山形の巨岩からの熊野灘の景色を楽しむ。前方に馬越 (まごせ) 峠を挟んで天狗倉山、右手には尾鷲湾、尾鷲の町、八鬼山 (やきやま) の稜線。
芭蕉の「松島やああ松島や松島や」が口につく。
充分に堪能して下山。登りよりキツイ急下りをこなして、キャンプ場に戻ってきた (17時半頃)。
徐々に暗くなる中 焼肉☆ 山に登る前 テントを張っていた時には羽虫が飛んでいたが もういない。
フライパンなので限界はあるが充分うまい。いつもの山キャンプでは酒はほとんど飲まないが、今回は缶ビール。
暗くなり肌寒くなってきたが、焚火の火が美しく暖かい。
20時半頃 それぞれのテントに入る。眠れない私の退屈な長い夜が始まる。
ラジオで阪神戦を聞く。試合は終盤、才木 力投も1対0で劣勢。ウトウトしていて、いつの間にかそのまま負けてしまっていた。
3時半頃「五郎助奉公」というフクロウの鳴き声で目覚め トイレに行った。阪神の負けを知ってからすぐに眠ったことに驚き。いつも日付けが変わるまで眠れないのにこんなことは初めてだ。オートキャンプという安心感とビールが功を奏したのだろうか。その後 またすぐに眠り、5時過ぎ 夜明けとともに起きた。
以下「頂山〜オハイ」に続く。数日中にアップする予定。
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太平洋が一望できるこの辺りの山域は新鮮で気持ちよかった。家からだと北アルプス行くより遠いから大変やけど、十分その価値はあると思う。また計画立てておくよ。
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