ワンラからチリンへ(インド、ラダック)
- GPS
- 67:53
- 距離
- 69.3km
- 登り
- 3,389m
- 下り
- 3,368m
コースタイム
- 山行
- 3:34
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:34
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 8:09
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 6:20
- 山行
- 1:57
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:57
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
ストックカンリ登頂(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-799327.html )後、時間があったので、トレッキングに行くことにした。色々と比較検討をしてみたが、ラマユルから、ワンラ、コンスキ・ラ、スムダ・チェンモ、ドゥンドゥンチェン・ラを経てチリンに抜けるコースを選んだ。本来であれば、レーからの往復を含めて6日間かかるコースのようだが、ラマユル→ワンラを車でショートカットすることで、4日間で踏破することにした。
今回のトレッキングはガイドをつけずに、独りで行きたかったので、レー市内でラダックのトレッキングマップ(495ルピー)を購入した。宿泊は道中の村でホームステイが可能で、また途中にアイゼンを必要とするような箇所もないため、かなり身軽な格好で出発することができた。
【1日目】
車をチャーターして、レーからラマユルを経由しワンラへ向かった。途中で、ムーンランドと呼ばれる月面のような風景の景勝地や、ラマユルゴンパに観光で立ち寄り、ワンラに到着したのは、13時過ぎ。食堂でインスタント麺を食べたあと、トレッキングに出発した。ワンラから少し歩くと、道が土砂崩れで塞がれていたが、歩行者は問題なく通過することができた。次の集落までの道標が整備されており、道は非常に分かりやすい。
1時間半ほど歩き、ファンジラに到着。この集落にホームステイすることも可能だが、この日の最終目的地はヒンジュであるため、休憩だけして先を急ぐ。
ヒンジュには17時過ぎに到着。ホームステイ先は簡単に見つかった。この日は出発したのが遅かったためか、道中他のトレッカーは全く見かけなかった。
【2日目】
ホームステイ先で、チャパティやゆで卵を弁当に持たせてもらう。この日はコンスキ・ラを越えて、スムダ・チェンモまでの道のりとなる。この日の景観は素晴らしかった。景観だけなら、ストックカンリよりもずっと良かった。(まあ、ストックカンリへは、ピークハントの喜びを体感しに行っているので、それはそれで良いのだが)
コンスキ・ラへは4時間弱で到着。標高も最終的に5000m弱まで上がったが、ストックカンリで標高6000mを体験した直後であるためか、息があがるようなことは全くなかった。
途中、ヤクの群れに道を塞がれるなどの小さなトラブルwはあったものの、危険箇所は特になった。
コンスキ・ラで休憩後は、スムダ・チェンモに向かった。トレイルは途中から並走する川を何回も横切りながら続いており、その度に渡渉をすることになった。スムダ・チェンモの集落が見えたとき、私はちょうど集落とは反対側の川岸にいたのだが、適切な渡渉ポイントが見つからずに非常に苦労した。これだけで30分以上はロスしてしまったと思う。最終的に、浅いところ(それでも膝くらいまで水に浸かったが)を靴を履いたまま無理矢理渡って、なんとかスムダ・チェンモの集落と同じ川岸に辿り着いた。この後、ホームステイ先で、ラダック人とオーストラリア人の二人組に出会ったのだが、彼らも渡渉ポイントを探すのに苦労して、最終的に浅いところを靴を脱いで、渡ったそうだ。
【3日目】
この日は、スムダ・チェンモからドゥンドゥンチェン・ラを経て、チリンへ向かった。実質的なトレッキング最終日。
ラダック人とオーストラリア人の二人組へは、チリンでの再会を約束し、先に出発することにした。前日の無理矢理な渡渉で靴がびしょ濡れになってしまったため、ゴアテックスの靴下を履いて、不快感を和らげる。
1時間程あるくと、渡渉ポイントに到着。ここでは、浅い場所を靴を脱いで渡った。水は氷水のように冷たく、長時間素足を浸しているのは辛いため、さっさと通過した。
渡渉ポイントから1時間ほど歩くと、ラナックのキャンプ地に到着。ゆっくり行くのならば、ここで1泊することもできるが、さっさと通過。
ラナックから1時間半程歩き、ドゥンドゥンチェン・ラに到着。ここからチリンへ向けては、ひたすら下るだけだが、ここの景色もまた素晴らしかった。トレラン装備で駆け下りられたら、どんなに気持ちが良いだろうかと思ったが、一眼レフが邪魔なので、あまり無茶はできなかった。
最終的に、チリンに到着したのは14時過ぎ。チリンに到着する直前、白人とラダック人の大きなグループに追いついた。彼らは、私がスムダ・チェンモを出発したのと同じくらいの時間に、ラナックを出発したらしく、ラダック人に「歩くの凄い速いね」と言われてしまった。
スムダ・チェンモで会ったラダック人とオーストラリア人の二人組とは、すれ違いがあって、結局この日は再会できずじまいだった。
【4日目】
本来であれば、この日はチリンから車に乗って、レーに戻るだけのはずだったが、チリンまでの車道が土砂崩れにより、いまだに通行止めで、車が来れるところまで歩くこととなった。
2時間程車道を歩いて、スムダ・ドゥに到着。少し待つと車が来たので、スムダ・チェンモであった二人組が乗っていた。私より少し後に、チリンを出発し、土砂崩れを超えた先で車を捕まえたらしい。私も、その車に同乗させてもらい、無事予定通りにトレッキングを終えることができた。
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