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Yamareco

記録ID: 799343
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
アジア

ワンラからチリンへ(インド、ラダック)

2015年08月16日(日) 〜 2015年08月19日(水)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
67:53
距離
69.3km
登り
3,389m
下り
3,368m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:34
休憩
0:00
合計
3:34
10:16
214
Wanla
13:50
Hinju
2日目
山行
7:53
休憩
0:16
合計
8:09
3:41
235
Hinju
7:36
7:52
238
Konzke La
11:50
Sumdah Chenmo
3日目
山行
6:06
休憩
0:14
合計
6:20
4:25
138
Sumdah Chenmo
6:43
6:43
83
Lanak
8:06
8:20
145
Dungdunchen La
10:45
Chilling
4日目
山行
1:57
休憩
0:00
合計
1:57
4:12
117
Chilling
6:09
Sumdah Do
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
ラマユルのゴンパ。時間があれば、ここから歩きたかった。今回は、ゴンパだけ、ささっと見学して、ワンラへ移動。
ラマユルのゴンパ。時間があれば、ここから歩きたかった。今回は、ゴンパだけ、ささっと見学して、ワンラへ移動。
タクシーで一気にワンラまで移動。ここから、トレッキングスタート。
タクシーで一気にワンラまで移動。ここから、トレッキングスタート。
丘の上にワンラのゴンパが見えるが、今回は見学はせずに、そのまま素通り。
丘の上にワンラのゴンパが見えるが、今回は見学はせずに、そのまま素通り。
ワンラの村で。農作業をする人々。
ワンラの村で。農作業をする人々。
ワンラから少し行ったところ、道路が土砂で塞がれていた。
ワンラから少し行ったところ、道路が土砂で塞がれていた。
次の村までの距離を示す標識が、道中には沢山あり、自分の現在位置がわかりやすい。
次の村までの距離を示す標識が、道中には沢山あり、自分の現在位置がわかりやすい。
ファンジラに到着。
ファンジラに到着。
ファンジラ。人の気配があまりしない。
ファンジラ。人の気配があまりしない。
ファンジラ。
ファンジラでマニ車を発見。
ファンジラでマニ車を発見。
ファンジラを過ぎたところで、文字が書かれた石版が道端に置かれていた。何が書いてあるのか?
ファンジラを過ぎたところで、文字が書かれた石版が道端に置かれていた。何が書いてあるのか?
Urtsiの村はずれを通過。
Urtsiの村はずれを通過。
初日の目的地であるヒンジュを示す道標が現れた。
初日の目的地であるヒンジュを示す道標が現れた。
荷運びをするロバの群れとすれ違う。
荷運びをするロバの群れとすれ違う。
ヒンジュに向かう途中、土砂崩れで道が塞がれていた。歩行者は問題なく通過出来る模様。
ヒンジュに向かう途中、土砂崩れで道が塞がれていた。歩行者は問題なく通過出来る模様。
ヒンジュが見えてきた。とても雰囲気の良い集落だ。
ヒンジュが見えてきた。とても雰囲気の良い集落だ。
この日のホームステイ先。
この日のホームステイ先。
ホームステイの部屋。清潔感がある。
ホームステイの部屋。清潔感がある。
牛の乳搾りをするヒンジュの村人。
牛の乳搾りをするヒンジュの村人。
ヒンジュのホームステイでの夕食。優しい味のダルカレーが出てきた。
ヒンジュのホームステイでの夕食。優しい味のダルカレーが出てきた。
ヒンジュのホームステイでの朝食。チャパティとジャム。
ヒンジュのホームステイでの朝食。チャパティとジャム。
ヒンジュの集落にあるマニ車、右奥にはゴンパもある。
ヒンジュの集落にあるマニ車、右奥にはゴンパもある。
ヒンジュの村を出たところ。水路が道沿いに続く。
ヒンジュの村を出たところ。水路が道沿いに続く。
ヒンジュの村はずれの渡渉ポイント。
ヒンジュの村はずれの渡渉ポイント。
ヒンジュから30分ほど進んだところで、テントが張られていた。近くで放牧をする人達のものだろう。
ヒンジュから30分ほど進んだところで、テントが張られていた。近くで放牧をする人達のものだろう。
放牧をする人々。
放牧をする人々。
野生のヤクが現れた。身体が大きいので、迫力がある。
野生のヤクが現れた。身体が大きいので、迫力がある。
歩いてきた道を振り返る。
歩いてきた道を振り返る。
コンスキ・ラに到着。
コンスキ・ラに到着。
これから向かうスムダ・チェンモ方面を望む。
これから向かうスムダ・チェンモ方面を望む。
スムダ・チェンモの集落が見えてきた。
スムダ・チェンモの集落が見えてきた。
スムダ・チェンモの民家。結構立派な造り。
スムダ・チェンモの民家。結構立派な造り。
スムダ・チェンモの集落は川で、東西に分断されている。東側の集落から西側の集落を望む。
スムダ・チェンモの集落は川で、東西に分断されている。東側の集落から西側の集落を望む。
スムダ・チェンモのホームステイ先。子供は街に出ていき、老夫婦二人で暮らしているようだ。
スムダ・チェンモのホームステイ先。子供は街に出ていき、老夫婦二人で暮らしているようだ。
スムダ・チェンモのホームステイ先の建物。
スムダ・チェンモのホームステイ先の建物。
スムダ・チェンモを出たところ、タルチョがはためいている。
スムダ・チェンモを出たところ、タルチョがはためいている。
スムダ・チェンモを出た後は、急斜面のトラバースが続く。
スムダ・チェンモを出た後は、急斜面のトラバースが続く。
渡渉ポイントが見えてきた。
渡渉ポイントが見えてきた。
ラナックへようこそ。
ラナックへようこそ。
タルチョと石造りの小屋が見えてきた。ここがラナックか。
タルチョと石造りの小屋が見えてきた。ここがラナックか。
ラナックのおっちゃん。ここに宿泊することもできるようだ。
ラナックのおっちゃん。ここに宿泊することもできるようだ。
ラナック。
ドゥンドゥンチェン・ラ(Dungdunchen La、読み方あってるかな?)に到着。
ドゥンドゥンチェン・ラ(Dungdunchen La、読み方あってるかな?)に到着。
天空を駆け抜けるような気持ちの良いトレイルが続く。
天空を駆け抜けるような気持ちの良いトレイルが続く。
チリンに向かって、ひたすら高度を下げていく。
チリンに向かって、ひたすら高度を下げていく。
トカゲをハケーン。
トカゲをハケーン。
谷底まで下りてきた。チリンまでは、あと少し。
谷底まで下りてきた。チリンまでは、あと少し。
チリンに到着。なぞの人面。
チリンに到着。なぞの人面。
チリンには学校もある。
チリンには学校もある。
チリンのホームステイ先での夕食。ダルカレー続きだったのが、麺類に。
チリンのホームステイ先での夕食。ダルカレー続きだったのが、麺類に。
チリンのホームステイ先。
チリンのホームステイ先。
チリンの集落の様子。
チリンの集落の様子。
水車とマニ車のハイブリッド。
水車とマニ車のハイブリッド。
チリンから、スムダ・ドゥまでは川沿いの車道を歩く。
チリンから、スムダ・ドゥまでは川沿いの車道を歩く。
巨石が車道を塞ぐ。
巨石が車道を塞ぐ。
土砂崩れ、これじゃ車は通れないわ…
土砂崩れ、これじゃ車は通れないわ…
スムダ・ドゥに到着。
スムダ・ドゥに到着。

感想

ストックカンリ登頂(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-799327.html )後、時間があったので、トレッキングに行くことにした。色々と比較検討をしてみたが、ラマユルから、ワンラ、コンスキ・ラ、スムダ・チェンモ、ドゥンドゥンチェン・ラを経てチリンに抜けるコースを選んだ。本来であれば、レーからの往復を含めて6日間かかるコースのようだが、ラマユル→ワンラを車でショートカットすることで、4日間で踏破することにした。

今回のトレッキングはガイドをつけずに、独りで行きたかったので、レー市内でラダックのトレッキングマップ(495ルピー)を購入した。宿泊は道中の村でホームステイが可能で、また途中にアイゼンを必要とするような箇所もないため、かなり身軽な格好で出発することができた。

【1日目】
車をチャーターして、レーからラマユルを経由しワンラへ向かった。途中で、ムーンランドと呼ばれる月面のような風景の景勝地や、ラマユルゴンパに観光で立ち寄り、ワンラに到着したのは、13時過ぎ。食堂でインスタント麺を食べたあと、トレッキングに出発した。ワンラから少し歩くと、道が土砂崩れで塞がれていたが、歩行者は問題なく通過することができた。次の集落までの道標が整備されており、道は非常に分かりやすい。

1時間半ほど歩き、ファンジラに到着。この集落にホームステイすることも可能だが、この日の最終目的地はヒンジュであるため、休憩だけして先を急ぐ。

ヒンジュには17時過ぎに到着。ホームステイ先は簡単に見つかった。この日は出発したのが遅かったためか、道中他のトレッカーは全く見かけなかった。

【2日目】
ホームステイ先で、チャパティやゆで卵を弁当に持たせてもらう。この日はコンスキ・ラを越えて、スムダ・チェンモまでの道のりとなる。この日の景観は素晴らしかった。景観だけなら、ストックカンリよりもずっと良かった。(まあ、ストックカンリへは、ピークハントの喜びを体感しに行っているので、それはそれで良いのだが)

コンスキ・ラへは4時間弱で到着。標高も最終的に5000m弱まで上がったが、ストックカンリで標高6000mを体験した直後であるためか、息があがるようなことは全くなかった。

途中、ヤクの群れに道を塞がれるなどの小さなトラブルwはあったものの、危険箇所は特になった。

コンスキ・ラで休憩後は、スムダ・チェンモに向かった。トレイルは途中から並走する川を何回も横切りながら続いており、その度に渡渉をすることになった。スムダ・チェンモの集落が見えたとき、私はちょうど集落とは反対側の川岸にいたのだが、適切な渡渉ポイントが見つからずに非常に苦労した。これだけで30分以上はロスしてしまったと思う。最終的に、浅いところ(それでも膝くらいまで水に浸かったが)を靴を履いたまま無理矢理渡って、なんとかスムダ・チェンモの集落と同じ川岸に辿り着いた。この後、ホームステイ先で、ラダック人とオーストラリア人の二人組に出会ったのだが、彼らも渡渉ポイントを探すのに苦労して、最終的に浅いところを靴を脱いで、渡ったそうだ。

【3日目】
この日は、スムダ・チェンモからドゥンドゥンチェン・ラを経て、チリンへ向かった。実質的なトレッキング最終日。

ラダック人とオーストラリア人の二人組へは、チリンでの再会を約束し、先に出発することにした。前日の無理矢理な渡渉で靴がびしょ濡れになってしまったため、ゴアテックスの靴下を履いて、不快感を和らげる。

1時間程あるくと、渡渉ポイントに到着。ここでは、浅い場所を靴を脱いで渡った。水は氷水のように冷たく、長時間素足を浸しているのは辛いため、さっさと通過した。

渡渉ポイントから1時間ほど歩くと、ラナックのキャンプ地に到着。ゆっくり行くのならば、ここで1泊することもできるが、さっさと通過。

ラナックから1時間半程歩き、ドゥンドゥンチェン・ラに到着。ここからチリンへ向けては、ひたすら下るだけだが、ここの景色もまた素晴らしかった。トレラン装備で駆け下りられたら、どんなに気持ちが良いだろうかと思ったが、一眼レフが邪魔なので、あまり無茶はできなかった。

最終的に、チリンに到着したのは14時過ぎ。チリンに到着する直前、白人とラダック人の大きなグループに追いついた。彼らは、私がスムダ・チェンモを出発したのと同じくらいの時間に、ラナックを出発したらしく、ラダック人に「歩くの凄い速いね」と言われてしまった。

スムダ・チェンモで会ったラダック人とオーストラリア人の二人組とは、すれ違いがあって、結局この日は再会できずじまいだった。

【4日目】
本来であれば、この日はチリンから車に乗って、レーに戻るだけのはずだったが、チリンまでの車道が土砂崩れにより、いまだに通行止めで、車が来れるところまで歩くこととなった。

2時間程車道を歩いて、スムダ・ドゥに到着。少し待つと車が来たので、スムダ・チェンモであった二人組が乗っていた。私より少し後に、チリンを出発し、土砂崩れを超えた先で車を捕まえたらしい。私も、その車に同乗させてもらい、無事予定通りにトレッキングを終えることができた。

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