日光例幣使街道を歩く 4日目（合戦場〜楡木追分）（完結）

2025年04月12日(土) [日帰り]

• GPS: 03:45
• 距離: 14.6km
• 登り: 50m
• 下り: 1m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:46
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:46

距離 14.6km 登り 50m 下り 1m

6:20 スタート地点
10:06 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

　自宅5:00==6:05新栃木駅6:14=（東武日光線157円）=6:16合戦場駅6:20--6:40六基子育延命地蔵尊--7:40史跡良仙院宝筐院--8:32琴平神社--8:50金崎宿本陣跡--9:13磐裂根裂神社（いわさくねさく）--9:57楡木追分--10:06楡木駅10:30==(東武日光線 261円)==10:45新栃木駅

写真

4/12 6:22

合戦場駅周辺に駐車場が見つからなかったので新栃木駅前のコインパーキング（終日350円)に車を止め、合戦場駅まで一駅東武日光線に乗る

4/12 6:27

郵便局手前に本陣跡の秋田家、脇本陣跡の若林家がある

4/12 6:27

本陣跡の秋田家

4/12 6:27

脇本陣跡の若林家

4/12 6:29

合戦場駅東信号手前に小洒落た建物、玄関先に「日光例幣使街道　合戦場宿」の表示。案内板の少ない例幣使街道だが、個人（米屋さん）で歴史街道を大切にしている様だ。調べたら「新生栃木市10周年記念景観賞」を受賞している建築物

4/12 6:34

「よりよい自分になる学校」合戦場小学校

4/12 6:38

六基子育延命地蔵尊 　

4/12 6:39

一つの石に六体の地蔵が彫られている
個人宅の入口にあり、当家の先祖が廃仏毀釈で捨てられていたものを祀ったら御利益があった

4/12 6:44

升塚
合戦場の由来になった川原田の合戦で両方の戦死者を集めて葬った塚

4/12 6:47

升塚の隣にある普門地藏堂と石仏群

4/12 6:59

延命地藏堂　境内に十九夜塔等の石仏

4/12 7:01

十九夜信仰は旧暦19日の夜に女性達が集まり念仏を唱え飲食し歓談する女人講
二十三夜講が多いが十九夜講は北関東に多いようだ

4/12 7:20

旧都賀町（栃木市）のマンホール、木八幡宮例祭の獅子舞と町の花「キキョウ」のデザイン

4/12 7:46

猿田彦神社　7:40　合戦場駅より4.6km
社殿は天明六年（1786）・昭和30年・平成20年の再建

4/12 7:40

猿田彦神社境内にある「良仙院跡宝筺印塔」元文四年（1739）建立

4/12 8:02

神明神社　周囲に林が無いのが寂しい

4/12 8:05

豊年神社
コンクリ製の鳥居にプレハブの様な神社で味気ないと思ったが意外に古い神社らしい　
拝殿左手に文化十年（1813）建立の「觀音經誦讀碑」がありこのころの創建？

4/12 8:18

薬師堂　
薬師堂内に建治三年（1277）鋳造の天明鋳物薬師如来坐像（国重要文化財）があるが見ることはできない

4/12 8:19

薬師堂境内の十九夜塔等

4/12 8:32

琴平神社　こちらも簡素な神社

4/12 8:42

【金崎宿　下野國】
この辺りから金崎宿　　8:42 合戦場駅から9.0km

4/12 8:44

街道沿いに古い屋敷門、「川嶋」とい表札は新しい

4/12 8:46

立派な古民家があり本陣跡かと思ったが違うらしい

4/12 8:50

電柱に手作りだがかすれてしまった「例幣使街道」の標識

4/12 8:50

金崎宿の本陣跡

4/12 8:51

4/12 9:00

思川（おもいがわ）に架かる小倉橋

4/12 9:02

下流には桜堤が続く

4/12 9:04

【鹿沼市】
思川を渡ると鹿沼市

4/12 9:06

上流左岸の桜堤を歩く

4/12 9:07

「散る桜　残る桜も　散る桜」（良寛）

4/12 9:13

磐裂根裂（いわさくねさく）神社
例幣使は参拝を常とし、幣帛を奉納した

4/12 9:16

神社の裏に「十九夜塔」
平成に造立した新しいものもあり十九夜講は続いている様だ

4/12 9:31

安産地蔵　右手前に二十三夜塔　こちらは二十三夜講

4/12 9:36

クスノキだろうかヤドリギが沢山付いている

4/12 9:40

塀の角に平成28年再建の「馬力神」

4/12 9:44

勝善神
勝善神は馬力神とも呼ばれ、仏教系の馬頭観音と同じで神道系の呼び方。栃木・茨城県から東北地方に及ぶ信仰圏を持ってる。

4/12 9:50

壬生城移築城門
民家の門となっているが、明治維新後の廃城・城地払い下げによって移設されたものだろうか？

4/12 9:56

先の信号は壬生通との合流点「壬生追分」

4/12 9:57

合流点に追分道標「左 江戸道　右 中山道」

4/12 9:57

壬生追分　壬生通り（青→）　例幣使道（黄色→）
本日はここまで、例幣使道終点

4/12 10:06

楡木駅から帰宅

撮影機器：

Canon EOS KISS M Canon

感想

noyama141

例幣使道は日帰りを4回で完歩
相変わらず無駄に先を急いでしまいましたが
足利市では八木節の発祥の地であり元唄の木崎節の悲しい歴史
佐野市では国宝もある天明鋳物、真田親子別れの地
栃木市では天台宗の高僧円仁（慈覚大師）の出生地、一時味噌の生産量日本一など
近くにいても知らないことを多く知ることができ、改めて歴史街道歩きの楽しさを味わいました