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Yamareco

記録ID: 8007751
全員に公開
ハイキング
関東

宝木台地〜鬼怒川低地(結城街道小山宿〜結城宿)

2025年04月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:46
距離
17.7km
登り
7m
下り
6m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:46
休憩
0:00
合計
4:46
距離 17.7km 登り 7m 下り 6m
9:18
286
スタート地点
14:04
ゴール地点
天候 はれ
https://tenki.jp/past/2025/04/12/satellite/japan-near/
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:池袋駅🚉am754発〜赤羽駅🚉am801着、am810発rapid service "Rabbit🐇" for Utsunomiya〜小山駅🚉am905着

帰路:玉戸駅(suica可)🚉206pm発〜小山駅🚉224pm着、233pm発🚅(自1〜5号車、JPY1,000)〜大宮駅🚉251pm着(はっ、はやい)、256pm発〜池袋駅322pm着
コース状況/
危険箇所等
https://www.pref.tochigi.lg.jp/d03/eco/kankyou/hozen/documents/1265106424716.pdf
図-6に栃木県の地形区分図があります。栃木県の輪郭線の下(南側)の真ん中辺りで凹んで湾みたいに見えるところ、そこに、茨城県結城市(の北部、つまり、合併する前の結城城下町とその周辺)が食い込んでます。なので、今日歩いた道程は、宝木台地から鬼怒川台地へ西から東へ横断した、ということになるかと。なお、台地と低地といっても、たぶん洪積か沖積かという違いで、鬼怒川低地の標高は、必ずしも低いわけではなかったです(起点の小山駅と投了した玉戸駅との標高は、ほぼ同じ。)武蔵野台地から荒川低地とか中川低地に転がるように(比喩的表現ですが、比喩でないですw)急坂を下るのとは、違いました

●小山駅🚉〜中久喜城跡
宿やら街道やらを偲ばせるものはありません。「駅前上町」から二つ目の信号交差点を右折して、県道264号を東進します。退屈だけど、救いは、歩車分離の立派な歩道が続くこと。なお、起伏が欲しくなったら、愛宕神社に登拝するのがいいかも。比高10mの塚上の祠に畏み畏み拝礼します。

犬塚を過ぎて、ゆるゆる台地を下って、登り返したら、県道右に「中久喜城跡」への道標が佇むので、神妙に横断します。両側民家の一本道(ここは既に城内だそうな)を突き当りまで歩いて、その辺りに設置された解説板をほう、と読んだら、道なりに東南東に向かい、水戸線の踏切を渡ります

●中久喜城跡 "小山市文化財調査報告 中久喜城跡"でぐぐると、平成6年発行第32集のpdfが見れます。

踏切を渡ると、「→順路」標識がぽつぽつと現れて、最高標高圏へ導いてくれます。写真1は、歩く向きが西南から西北へ変わった地点で撮影したものですが、左右の土塁の間の空堀が「順路」として歩いてる道だそうな。そうそう、解説版から先、未舗装です。遊歩道とかではありません。

「→順路」に従って右の櫓台を巻くように上がると、広い平坦地に出ます。戦国時代の大規模な城なら、天守🏯でも築かれていそうな広さです(写真2を参照。)平坦地の奥に道標らしきものが見えるので、近づくと、はたして「→順路」が佇みます。比高8mゆるゆる下って、右へ向かうと、踏切が見えます。要は、右回りに周回したわけです。

踏切を渡って、右へ、畑を抜ける道を北進する(ここも城内だそうな)と、やがて県道264号に復帰できます、

という道程ですが、これから生い茂る夏草をどなたか刈払いしてくれるのか、不明です

●中久喜城跡〜結城城下町
すぐに小川を渡ります(写真3を参照。)何気に、それが県境です

県道264号を東進することに変わりはないけど、県境を越えると、歩道がちょとしょぼくなります。が、🚙の往来も減るので、ゆるゆる歩けます

●結城城下町
https://www.city.yuki.lg.jp/data/doc/1666949828_doc_174_0.pdf
https://www.city.yuki.lg.jp/data/doc/1666949836_doc_174_0.pdf
https://www.city.yuki.lg.jp/data/doc/1666949994_doc_174_0.pdf
武勇(保坂家主屋は、写真7) https://buyu.jp/
秋葉糀味噌醸造(写真8) https://www.tsumugi-miso.co.jp/
喫茶カヂノキ(写真9) https://www.instagram.com/kajinoki397/
奥順(写真10) https://okujun.co.jp/

🚙は基本、駅南口側の県道15号か、さらに南のバイパス、国道50号を走るので、ご城下の通りは狭いままですが、のんびり散策できます

●結城城下町〜新川島橋
県道264号をゆるゆる下って(つまり、台地から田川低地、鬼怒川低地へと下って)、水戸線の踏切を渡って、「続橋」からは県道15号を東進して、田川を渡ります。その先、川島橋(トラス橋、写真14)は通行不可なので、南から接近してくるバイパスの国道50号に上がって、新川島橋の歩道を渡ります(貸し切りでしたw)

なお、結城機業の地域的集積 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography1889/70/1/70_1_38/_pdf
65年前の調査報告ですが、「鬼怒川よりの離川度と機業浸潤度」という視点は、ろくに地理を学ばなかった者にとって、新鮮でした

●新川島橋〜玉戸駅🚉
橋を降り立ったら、「下川島」を左折、「川島」の次の交差点を右折して、道なりに玉戸駅🚉に向かいます。終盤は、車道歩きに飽きて、水戸線沿いの麦畑(写真16を参照)の畦道とかを突っ切って、駅南口に辿り着きましたが、大人しく車道を歩くのが無難かも
その他周辺情報 🍞ムムス http://www.panya-mums.com/
こちらも古商家転じて、です。胡桃🍞買って、富士峰の草餅ともども、かみさんの土産😋にしました
おはよーございます、県道歩きを中断して、中久喜城跡の空堀をゆるゆる登ります。思いがけず、山桜に迎えられました
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おはよーございます、県道歩きを中断して、中久喜城跡の空堀をゆるゆる登ります。思いがけず、山桜に迎えられました
櫓台を巻いて、ちょと登ると、ソフトボールができそうな平坦地が広がります。郭の中核となる館があったのかしら
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櫓台を巻いて、ちょと登ると、ソフトボールができそうな平坦地が広がります。郭の中核となる館があったのかしら
県道264号に戻って、こんもりした城跡を小川に架かる橋から振り返ります。西仁連川、何気に県境だったりします
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県道264号に戻って、こんもりした城跡を小川に架かる橋から振り返ります。西仁連川、何気に県境だったりします
結城城下町に入って、煉瓦煙突に誘われて県道を逸れると、散り敷いた🌸の奥に何やら立派な堂宇が見えます
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結城城下町に入って、煉瓦煙突に誘われて県道を逸れると、散り敷いた🌸の奥に何やら立派な堂宇が見えます
家康の次男、結城秀康開基の寿亀山松寿院弘経寺だそうな。どうりで、という佇まい。与謝蕪村もしばし逗留したとのこと
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家康の次男、結城秀康開基の寿亀山松寿院弘経寺だそうな。どうりで、という佇まい。与謝蕪村もしばし逗留したとのこと
徳川家の菩提寺、増上寺から17世紀に移築したという山門を振り返りつつ、商家の立ち並ぶ町に向かいます
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徳川家の菩提寺、増上寺から17世紀に移築したという山門を振り返りつつ、商家の立ち並ぶ町に向かいます
向かいに「武勇」の醸造元を構える保坂家の主屋、大正年間に建てられたそうな
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向かいに「武勇」の醸造元を構える保坂家の主屋、大正年間に建てられたそうな
ご城下の区割りのままの町を歩きます。こちらは、秋葉糀味噌醸造、土休で残念
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ご城下の区割りのままの町を歩きます。こちらは、秋葉糀味噌醸造、土休で残念
明治時代の見世蔵住宅転じて、喫茶カヂノキ、おぢさん一人では、入りにくいかもw
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明治時代の見世蔵住宅転じて、喫茶カヂノキ、おぢさん一人では、入りにくいかもw
富士峰菓子舗の主人が草餅に餡をつめてくれるのを待つ間、向かいの奥順ほか三連古商家を、ほう、と眺めます
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富士峰菓子舗の主人が草餅に餡をつめてくれるのを待つ間、向かいの奥順ほか三連古商家を、ほう、と眺めます
女将さん推しの小学校に足を伸ばしたら、築地塀をぐるりと巡らした学舎が。これだけの構えで、裏門⁈
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女将さん推しの小学校に足を伸ばしたら、築地塀をぐるりと巡らした学舎が。これだけの構えで、裏門⁈
正門に回ると、なんじゃこりゃ😳、結城小、貫禄あり過ぎ(卒業生は、自慢できるでしょうね)
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正門に回ると、なんじゃこりゃ😳、結城小、貫禄あり過ぎ(卒業生は、自慢できるでしょうね)
さて、嘗ての結城養蚕・機業の中核地域を抜けて、鬼怒川を渡ります。午前中よりも、筑波嶺がちょと大きくなった気がする^^
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さて、嘗ての結城養蚕・機業の中核地域を抜けて、鬼怒川を渡ります。午前中よりも、筑波嶺がちょと大きくなった気がする^^
撤去前に見れてよかった三連トラスの川島橋、桜堤の奥の山並は、燕〜加波山かと。
こちらを「代表写真」にします
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撤去前に見れてよかった三連トラスの川島橋、桜堤の奥の山並は、燕〜加波山かと。
こちらを「代表写真」にします
水戸線鬼怒川鉄橋を結城駅🚉115pm発のE531系が駆け抜けます。帰巣本能が掻き立てられたwので、玉戸駅🚉で投了します
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水戸線鬼怒川鉄橋を結城駅🚉115pm発のE531系が駆け抜けます。帰巣本能が掻き立てられたwので、玉戸駅🚉で投了します
麦畑の奥に、燕〜きのこの全山が勢揃い^^ 左端の🌸の辺りが玉戸駅🚉と見込んで、麦畑の畦道に進入します。お疲れさまでした
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麦畑の奥に、燕〜きのこの全山が勢揃い^^ 左端の🌸の辺りが玉戸駅🚉と見込んで、麦畑の畦道に進入します。お疲れさまでした

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 日よけ帽子 ザック 筆記用具 携帯 ナイフ カメラ

感想

5日に小山市に到達したので、今日は、twin citiesの相方、結城市を訪ねました。歩いて楽しい町でした^^

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