日光錫ヶ岳事故のその後


- GPS
- 08:28
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 763m
- 下り
- 764m
コースタイム
- 山行
- 8:23
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 8:28
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アイゼン・ピッケル不要 |
写真
装備
個人装備 |
スノーシュー
ストック
チェーンアイゼン
地図
コンパス
GPS
筆記用具
保険証
時計
携帯電話
カメラ
水筒
ゴミ袋
行動食
ロールペーパー
薬品セット
現金
ザック
サングラス
ゴアレインウエア
ズボン
山シャツ
登山靴
帽子
ゲーター
手袋
オーバー手袋
防寒着
タオル
テント
マット
シュラフ
コンロ
カートリッジ
コッフェル
食料
|
---|
感想
「自由な冒険」や「安全な冒険」は同意しかねますが、裏社会用語で良くないの意味の「ヤバイ」がTVでも良いの意味で頻繁に使われているくらいだから時代の変化と考えるべきかもしれません。ほとんどの国語辞書で「冒険」とはうまく行く見込みもないにもかかわらず許容できない危険な状況にあえて身を置くこととあります。「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の通りプロなら僅かな可能性でも冒険が必要でしょう。アマチュアには冒険は有ってはなりません。以前に投稿した事故報告を読んでいただいた方も有るのでこの記録も投稿することにしました。
実際にどのルートで自分が搬送されたかは不明ですが、下山予定だった滝上バス停から救助された地点までを確認してきました。
残雪期が最も安全で日帰りも可能と考えました。それでも公共交通機関で限られた時間で日帰り往復ができない可能性もあり一泊分の装備で出向きました。一応、スノーシューも持参しました。
収容は、ピックアップ地点からアザミ橋まではソリーに載せられて人力で搬送してくれたと思います。アザミ橋から小田代ヶ原までは警察車両、救急車に乗せ換えられて病院に収容されたと予想としています。古い林道はあるものの距離も長く荒れていて積雪も有ったはずなので谷筋を下りたと思います。
予想はしておりましたが、ツボ足で十分でスノーシューもチェーンアイゼンも使いませんでした。非常に短い距離ですが1529mと1710m地点で林道を歩いています。予想外にしっかりした道が残っていました。救助地点から林道までの沿面距離180m標高差40mほどは傾斜もきつくソリーの搬送はものすごく大変だったと思います。谷が完全に埋まっていれば良いのですが狭いところで水があると一筋縄ではいかなかったと思います。1700m以下では携帯電話圏外でした。1750mでギブアップしたのは運が良かったと思います。
無理をして搬送してくださった方々には感謝です。また、収容病院を探して有料道路を走ってくれた救急隊員や110番対応をしてくれた方も病院で処置してもらった方々も本当にありがたいと思います。
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